福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査 - 47NEWS(よんななニュース)
福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、対象者の約8割の結果がまとまり、がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。
県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。
チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がん増加が確認された。このため県は、今後がんが増えるかどうかなど、放射線の影響を調べる。
がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に
とうとう89人になりましたか・・・。
(「がんの疑い」というのは80%くらいの確率でがんになるという意味。)
美味しんぼの鼻血問題なんてかわいいものですね。
これでも「チェルノブイリは4~5年後から発生してるので原発事故とは関係ない」と言いたげなのが恐ろしいですね。
「100万人に1人しか出ない」はずの甲状腺がんが、これだけ多く出ているなら考えをあらためるべきなのに。
た。
安倍晋三首相は福島県立医大を視察した後、東京電力福島第一原発事故の影響に関し、
「放射性物質に起因する直接的な健康被害の例は確認されていないという事だ」
と記者団に強調した。
同時に
「根拠のない風評には国として全力を上げて対応する必要がある。
払拭するために正確な情報を分かりやすく提供する。
今までの伝えかたでよかったのか全省的に検証する」と述べた。