川根先生より速報
資料を作りました。ご覧下さい。
『【速報】福島の小児甲状腺がん183名 茨城県北茨城市3名 宮城県丸森町2名 神奈川県3名 群馬1名 千葉1名 埼玉1名 新潟1名 長野1名 2016年12月27日公表分まで 』
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/7035
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なにも、小児甲状腺がんが見つかっているのは、福島県だけではありません。
すでに福島県の南部と北部でも小児甲状腺がんの子どもたちが出ています。
茨城県北茨城市 小児甲状腺がん 3名
(2015年8月25日公表 福島原発事故当時0~18歳を検査 検査実施4777人)
宮城県丸森町 小児甲状腺がん 2名
(2016年6月2日公表 福島原発事故当時0~18歳を検査 検査実施1564人)
また、2016年9月17日設立された、3.11甲状腺がん子ども基金は、甲状腺がんに罹った子ども1人に対して10万円の「手のひらサポート」を開始しました。2016年12月1日から受付を開始し、12月26日から給付を開始しました。電話だけでも約60件の申請についての問い合わせがありました。今回、35人に給付が行われました。
その内訳は、福島県26人のほか、神奈川県3人、宮城県、群馬県、千葉県、埼玉県、長野県、新潟県が各1人。年齢は現在10歳から25歳までで、男性14人に対し、女性は21人。すでに手術を終えていたり、手術が決定している患者について分析したところ、福島県内の患者は8割が半摘でしたが、福島県外では、がんが進行してから見つかっている患者が多く、8割が全摘でした。またリンパ節転移についても、県外では90%近くに転移がありました。
また、福島県26人のうち、今回、福島県の県民健康調査検討委員会による検査で見逃され、自覚症状などによって、個別に健診し、甲状腺がんと診断された患者が3人いました。つまり、福島県が発表している183人は全数ではありません。小児甲状腺がんに罹っている子どもたちの実数はもっと多いのです。
また、大人の甲状腺がんのリスクが心配です。
原発事故から8年後、ベラルーシでは大人の甲状腺がんが3倍になりまし た。甲状腺がんは本来、大人が罹るものです。原発事故の影響があるので すから、すべての診断と治療、手術後のケア、就業保障等を国の責任で行
うべきです。原発は国家政策であったのですから。
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