ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

三田ポタ 乙原公民館まつりと二郎のイチゴ

2014-03-24 19:48:03 | 三田ポタリング

三連休最後の日曜日も折り畳み小径車KHSでのんびりと三田ポタ。今日は先日、乙原の早瀬野菜研究所の奥様に誘われた、「乙原公民館まつり」 にちょこっと顔を出してから、神戸市北区の二郎(にろ)という所まで行って名産のイチゴを買って家に帰ろ。そんなプランで午前9時半頃出発しました。外はポカポカと春の陽気。千丈寺湖畔の道を行くのも気持ちが良いですね。

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草野球を正座で観戦する少年。なんだかほのぼのとした感じで春めいてきましたね~。


黒川沿いの集落、小野の大日堂。傍に生える大木が存在感ありますね。大日堂は小野の歴史スポットのようです。


なるほど。こういう由来があるのですね。

花山院の詠んだ歌、「有馬富士 ふもとの霧は 海に似て 波かとかと聞けば 小野の松風」 素朴だけと良い歌ですね。この小野の地を謳ったいわゆるご当地ソングですね。往時は波音のように聞こえる見事な松原が小野に広がっていたのでしょう。

昨日、早瀬野菜研究所の5歳のボクちゃんと話をしていたのですが、彼は地域の野球チームに入っているとのことで、<チームの名前は何ての?>訊くと『松風』と云いました。野球チームの名前が『松風』とは渋すぎるネーミングセンスだと思いましたが、この小野では『松風』というのは由来ある言葉だったのですね。なるほど、納得です。そういえば地元で有名な鶏肉屋さんも「松風地鶏」でした。 

小野と言えば「松風」、小野の松風、覚えとこ。 


そんな訳で、小野から北に県道をゆったりと走ると乙原地区に辿り着きます。山に囲まれた細長い平野ですが、こういう土地は自転車で走ると気持ち良いですね。このまま真っ直ぐ進んで行くと、凶悪な勾配を誇る永沢寺ヒルクライムコースになりますよ。


乙原を流れる黒川には、あの特別天然記念物、オオサンショウウオが棲んでいるそうです。そりゃ、川は綺麗にせんとね。この川は6月になるとホタルも出るそうです。


ということで、乙原の公民館で開かれている、「乙原公民館まつり」にやって来ました。子ども連れのファミリー、中高生、シニア世代、老若男女たくさんの人で賑わっていました。地域の人たちのお祭りという感じです。そんな場所へ部外者ながら堂々と入っていきました。


猟師さんのような風貌のPTA会長さんに振る舞ってもらった「鹿カレー」。豚とも牛とも違う、野趣たっぷりの濃厚な味わいでした。


4本100円の焼き鳥。飛ぶように売れていました。200円の生ビールも合わせて飲みたかったけど自転車なので我慢しました。


こちらは無料で振る舞われた豚汁、ではなくイノシシ汁。猪肉の味は濃厚で病みつきになりますね。旨かった。


早瀬野菜研究所も出店されていたので、今回は購入させていただきました。三田のピュア苺ジャムは大瓶サイズです。パンに塗ったりヨーグルトに入れて楽しもうと思います。


乙原公民館はこれで失礼して、道場方面にある二郎に向かいます。地道を走るとより身近に土地の雰囲気に触れられるような気がします。


小野交差点から千丈寺湖に向かう峠の途中で、久しぶりにポタポタさんに出会いました。今回は、びっくりするようなド派手なジャージを着ておられました。この先5時間、近隣を走り詰める予定だそうです。またの再開を約束してお別れしました。


国道176号線、日下部交差点から分岐する県道15線沿い、二郎(にろ)はイチゴ栽培で有名です。ロードサイドにイチゴ栽培のビニルハウスが広がり、イチゴ直売所が何軒もあります。今の季節はまさにイチゴが旬ですね。


宝交という種類のイチゴで、柔らい果肉とほのかな甘味が特徴のイチゴですね。もちろん買って帰りましたが、美味しかったです(^O^)/