ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

六甲山上、『 ヴォーリズ六甲山荘 』 を訪ねてみた。

2014-04-27 08:12:43 | 阪神間の風景

この記事は、前記事「久々の裏六甲ヒルクライムも登六庵閉鎖にショックを受ける」の続きです。 登六庵の閉店には少なからず動揺しましたが、気を取り直して今回の目的地であった「ヴォーリズ六甲山荘」へと向かいました。

この門は、六甲全山縦走路のコースの道にあるので、10年ほど前、六甲縦走にハマっていた時にこの門の前を通る度に「何だろう?」と気にはなっていましたが、それ以上の関心を持ちませんでした。しかし、このヴォーリズというのが、阪神間モダニズムを代表する建築家、ウィリアム.メレル.ヴォーリスのことであると知った何年か前からずっと気になりだしていたところ、今回初めての訪問とする機会を得ました。ネットで色々と調べたらすぐにどんなものか概要を知ることができますが、今回はあえてそうした予備知識を持たず、とりあえず公開期間であることだけを確かめて行ってみることに。

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場所はここです。この周辺一帯はいかにも高原の避暑地(標高は高いけど)といった風情で気持ちの良い場所です。



門からバイクを押して、木立の中の小道を歩いて行きますが、建物の姿がはっきりと見えません。


と思っていたら、大きい平屋建ての建物の屋根が見えてきました。どうやらあれが目指してるヴォーリズ六甲山荘のようです。


これが玄関か?・・・・。とりあえずバイクを壁に立てかけてと。


屋内に通づる扉が開いていて、スリッパが見えているので、一応ウェルカムな構えになっている様子。「すみませ~ん」と声を掛けて入ってみた。


屋内はこんな風になっていて、思わず「おおぉ」と感嘆の声を上げた。壁の半分がガラス張りになっていて、明るい木立の庭がよく見える。部屋には古めかしい雰囲気の調度品、重厚な暖炉、そして年月を感じさせる床や梁の木材の質感。これは相当気合いの入った建物であると実感。

そして、屋内には、この山荘の案内をしてくださる女性がお2人いらっしゃいました。この建物を管理している団体のメンバーでボランティアで案内や建物の整理をされているようです。とても丁寧で暖かい歓待と建物の案内をしていただきました<m(__)m>。その節はどうもありがとうございます(^^)/


で、この山荘は一体何なのか、というところに話を戻します。この写真の小寺敬一さん(故人)、甘いマスクの相当なイケメンですね。実業家の一族のお生まれでご本人は関西学院大学の教授(経済学)をされていた方です。この小寺さんが、ヴォーリズ建築事務所に設計を依頼して昭和9年(1934年)に完成した山荘がこのヴォーリズ六甲山荘の由来です。実は小寺さんはこの山荘を建てる前にも、ヴォーリズ設計の邸宅を御影に建てていました。しかし、この旧小寺敬一邸は2011年に入ってから不動産業者によって取り壊されてしまったとのこと。ヴォーリズ設計の個人用邸宅となれば貴重な文化遺産であったはずですが、壊してしまったものは二度と甦ることはない。色々な事情があってのことでしょうが、実に残念でなりません。


こちらが、かのウィリアム.メレル.ヴォーリスさん。先日記事もした神戸女学院の学舎をはじめ、明治末から昭和中頃にかけて阪神間、関西地方で様々な西洋建築を手がけた著名な建築家です。六甲山荘を建てた頃のヴォーリスといえば、日本各地の大学の学舎や礼拝堂、教会や病院といった大建築を数多く手がけ、すでにその名声を確立していた筈です。そんなヴォーリズに一介の個人用山荘の設計を依頼するとは、富豪というのは実に凄いものです。


施主、小寺敬一、設計はヴォーリズということで1934年に建てられてこの山荘ですが、その後、どういった紆余曲折があったのか・・・この山荘は甲南女子大学のセミナーハウスだった時期もあったそうです。しかし、六甲山上での維持管理は難しく、手付かずのままに荒れ果てた状態となっていたところ、「アメニティ2000協会」という団体が、文化財としてのこの山荘の価値を再発見し、市民からの寄付で集めた資金を元に甲南女子大学から買い取り維持管理にあっている、というのがその歴史だそうです。ということを始めて案内人の方からお聞きしました。まさに人に歴史あり、その人の魂を宿したモノにも歴史と物語があるのですね。


玄関からすぐの大きな部屋はリビング兼応接間であった場所です。籐の椅子を初め部屋の調度品は小寺家が山荘として使用していた当時のものがほとんど残っているそうです。暖炉ももちろん現役です。


洋館と言えば、暖炉が象徴的な存在ですが、この暖炉も様々な工夫とこだわりの建材が使用されています。御影石のタイルを貼られた暖炉、ヒノキ板で作られたベンチ。山荘らしく野趣を味わうために節のある板を使っていますが、硬い節の部分もツルツルの平面仕立てにするのは手の折れる大工仕事だそうです。しかし、様々な木材の中でもヒノキは温かみと柔らかさを感じますね。このベンチに座ってみましたが、背筋がシャンと伸びないと座れないのですけど木の肌触りがなんとも心地良かったです。


食堂です。確か小寺さんは4人のお子さんにご夫婦の6人家族。主に夏場の避暑のためにこの山荘で過ごしていたと思いますが、家族全員が必ずこの食堂に揃って食事をされていたそうです。


このヴォーリス六甲山荘では食事を戴くこともできます。今日のランチはドライカレー(700円)でした。食堂からリビングを見るとこんな感じ。他の訪問客も2組来られていました。


ケーキセット(500円)も戴きました。六甲山上の山荘で庭を眺めながら食べる手作りのチョコケーキと珈琲はまた格別ですね。


こちらはご夫婦の寝室です。社交の場でもある応接間兼リビングや食堂は重厚な作りですが、普段の生活の場である夫婦や子どもたちの寝室や厨房、使用人の部屋は軽やかな雰囲気で過ごしやすさを重視したようです。エメラルドグリーンの壁と明るい日光で爽やかな雰囲気となっています。


なんとお風呂は五右衛門風呂。今ではお湯が出るので薪で火を焚く必要はありませんが、往時は2人常駐していたという使用人さんが薪を焚いてお風呂を沸かしたのでしょうね。なんだか時代を感じますね。


こちらは使用人たちが過ごす部屋。和室になっていますね。壁に備え付けの収納式アイロン台。ヴォーリズ設計の特徴でもあるそうです。確かに便利だわコレ。家にも欲しいな。


今度は庭に出て山荘の外観を見て回りました。応接間の白い窓枠、ドア枠は全て木製で建築当時のものが使われていますが、ガタつきもなくスムーズに開閉します。当時の大工の丁寧な仕事があってこそ、築80年の今でも使用に耐えうるのでしょうね。

ちなみに、六甲山上に別荘を持つ・・・なんてのは憧れの一つではありましょうけど、維持管理が物凄く大変と、今回案内してくださった方がおっしゃっていました。標高の高い山の上に建っているということで家屋はまさに湿気との闘いになるという感じです。ヴォーリス六甲山荘は風通りの良い小さな丘に建てられていること、湿気対策のためにしっかりと予算を割いて設計されたこと、等々の事情で築後80年の現在でもほとんど改修することなく使用できているそうです。小寺家の別荘であった頃には夏季以外にも常駐の使用人さんを置いて家屋の維持管理に当っていたそうです。こういうのをブルジョワと言うんでしょうね~。

ともかく、風通しの良くない谷間に建てられたものや、予算を切り詰めて建てられたものは直ぐに湿気でダメになってしまうそうです。別荘って怖いですね。


山荘をぐるっと周ってみました。




ちなみに、この六甲山荘は宿泊もできるそうです。食事は持ち込みなんですけど、結構安いお値段で泊まれます。アメニティ2000という団体の会員になると、家族や友人などの利用もしやすくなります。BBQやピザ釜もありますよ。ここを拠点に六甲山の観光やトレッキング、MTBやロードで遊び尽くすなんてのは阪神間ならではの愉しみじゃありませんか。やってみようかな。




秘密の花園・・・神戸女学院大学の麗しの学舎を巡り歩く(*^_^*)

2014-04-23 07:34:32 | 阪神間の風景

阪急電車今津線、門戸厄神駅前に到着。今日はかねてからの念願をついに果たせると思うと胸がどきどき。


駅から西の方角へ、住宅街の中を向こうに見える緑の山の方に向かって進んでいきます。同じ進行方向に何人もの女学生さん。自転車でウロウロ、立ち止まって周囲の風景を写真に撮ったりしている私の姿は不審に見えていることだろうと思うとなんか居心地が悪い感じ。


しかし、それでもめげずに写真を撮る。この住宅街のすぐ後ろに緑に覆われた山が迫ってきています。この地域一帯は平野部なのに、ここだけこんもりとした山があってその風景は何とも不思議に思う。そして、その不思議の山の上には赤い瓦の瀟洒な建物。


あの山の上に見える一群の建物は、神戸女学院大学。通称「しんじょ」。いわずと知れた阪神間に名だたるお嬢様大学ですね。あ、もちろん、女子大に来たからといって麗しいご令嬢の美脚にドキドキしてる訳ではありませんよ。

これまでに何度もこの大学に仕事の関係で入らせてもらうことがありましたけど、この学校の校舎はアメリカ人牧師でもあり、建築家でもあったウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)の手になるもので、「スパニッシュミッションスタイル」と呼ばれる建築様式で建てられました。この学舎をつぶさに見学できる滅多にない幸運にドキドキと胸を昂まらせている訳なのです。以前にもこの学校の事を記事にしたことがありました。

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路地から正門までのアプローチ。門戸厄神前の、門前町らしい雑然とした住宅地の雰囲気とは一線を画す緑豊かな直線的な佇まい。ここが神戸女学院の正門前ですね。阪急門戸厄神駅を出た女学生さんたちのほとんどがこの門を通り、岡田山と呼ばれる小さな丘のような山を登って神戸女学院大学の学舎へと向かうわけです。

正門・門衛舎

スパニッシュ・ミッション・スタイルとは、 「スペインの 宣教師が、布教を進めていく中で、自国のバロックやルネッサンス建築をもとに作ったスタイルで、特徴としては、赤い屋根瓦と白い壁、そして窓や入り口、アーケードなどでアーチが使われている事などです」 (出典西宮ブログ) ということで、深い緑に覆われた学び舎へのゲートとして厳かな印象を受けます。もし確たる要件もなくこのゲートを通ろうとすれば、門衛さんにあっけなく追い返されてしまうような・・・・。


山上の校舎群までは桜の若葉が織りなす緑光を浴びながら坂道を登って行きます。厳かな正門に緑に包まれた通り道、で、女子大。この場に厳然としてある厳かにして秘めやかな雰囲気の根底にあるものは女性への憧憬、そういうものを感じずにはいられない気がします。

音楽館とジョージ・オルチン記念音楽館

深い緑の坂道を抜けると最初に現れるのがこの建物。もういきなりノックアウト。クリーム色の外壁に赤色を基調とした鮮やかな屋根瓦、そして様々な意匠を凝らした紋様やデザインに目を惹きつけられます。しかも、この建物を眺めているだけでも飽きないのに、この音楽館からピアノの音色がこぼれてくるではありませんか。


春の穏やかな日を浴びながら憩う女学生たち。なんともまぁ麗らかであることか。


学舎に入り、アーチの扉が並ぶ回廊を歩きます。


ギリシャ宮殿のような華麗な柱が並ぶロビー。とても大学の構内とは思えないような雰囲気。


ロビーから階段を上がって行くと図書館を見下ろす場所にギャラリーがあり、アンティーク調の色々な椅子が置いてあります。独りでゆったりと読書を楽しむのにぴったりな屋根裏のような場所です。こんな場所で美味しい珈琲を飲みながら好きな本を読む時間を持てたら最高だろうな。


ギャラリーから屋上に続く鉄製の螺旋階段。随所に打ち込まれたリベットが良い。この学舎にはこの螺旋階段のように「これはどこに行くのだ??」という仕掛けがいたる所に見られる。


ギャラリーから見下ろすと図書館がありますが、この天井模様の斬新なこと。書籍という人知の宇宙と天井の星々。無限の広がりをイメージしているかのようです。


アーチの窓から入る僅かな光が図書の海に落ち着きを与えていますね。この仄かに暗い感じがなんとも言えない。西洋建築はこの「暗さ」もしっかりデザインの一部として取り入れられている気がします。


中庭に出ます。女学院中等部の女学生さんたちが写生大会中。描き甲斐のある風景です。日傘を差して歩いているのが美術の先生の模様。

文学館

なんて長閑な風景なんだ。

総務館

建物の存在感は強いのに、しっかり周囲の風景に溶け込んでしまっている。

理学館

正面の扉から外に出ました。写生大会の女学生さんは皆日よけ対策ばっちりですね。


タイルや重厚な木製扉の上部のデザインもまた萌えますね。1つ1つに立ち止まるからなかなか先に進めない。


学舎の中はどこもが緑で溢れています。


ミッションスクールの敷地の中になぜかお社。これは岡田神社と言って、もともとこのお山にあった神社で、この敷地は神戸女学院の敷地ではないそうです。和式、洋式を問わず、平野部のなかにこんもりと鬱蒼をした森を抱える小山に神聖さを感じるのは同じですね。


シェークスピアガーデン。学舎の敷地の一角にこのようなイングリッシュスタイルのガーデンがありました。


とても爽やかな、飾り気は少なく気品のある庭園です。吹く風の仄かな薫りが清々しい。


たくさんの種類の野草、野の花とハーブ。ここにも写生に興じる方がいらっしゃいました。


岡田山の山中、山上にある神戸女学院の学舎をたっぷりと堪能してきましたが、時間も限られており、そろそろ後にしなければなりません。山中の登山道のような道を歩き山を降りて行きます。


正門が見えてきました。この学舎を作ったウィリアム・メレル・ヴォーリズは牧師でありましたが、この学校の中の講堂とチャペルという、彼の意匠がふんだんに施されたであろう両施設を今日は見学することは敵いませんでした。それにまだまだ知らぬ魅力がこの学舎群にはあるに違いありません。またの再来を誓いつつ、この学舎をあとにしました。

自転車通勤、乗り過ごしたので新名神高速の工事を見に行く。

2014-01-21 06:46:34 | 阪神間の風景


冬の寒い朝、出足が鈍ってしまい、いつもの電車に乗り遅れてしまいました。次の電車は20分後なので、JR道場駅から自転車で少し走って新名神高速道路の工事現場を見に行ってきました。転んではタダで起きませんね(^^)/

あ、でもいつもギリギリ始業までに間に合う1本前の電車に乗るようにしているので、1本乗り遅れても次のに乗れば遅刻はしませんよ・・・って何も誇らしげに言うことでも何でもありませんけど(+_+)


前に橋梁を見た時に比べて、橋梁の土台の上に道路の骨組みが組み込まれ出したような気がします。新名神高速道路・高槻~神戸間は2018年の完成予定ですが、これが開通すると、三田から京都までの道のりがかなり楽になります。これまでのように無駄に淀川沿いまで出る必要がありませんから。ただ、北摂地域を走る高速道路は写真の場所のように山と山を繋ぐ高い橋が多くなりそうなので、高速道路の側道を自転車で長距離を走るのは難しいかな・・・。部分的にはそういう道も増えそうですけどね。

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通勤時の風景その6 ~JR道場駅付近から眺める不動岩~

2013-09-20 23:10:15 | 阪神間の風景

最近は職場のある宝塚市への出勤は、自宅から小径車のKHS・F20RCに乗って、JR道場駅まで約9キロの道のりを武庫川サイクリングロードを走って行くことが多いです。そして、そこから輪行で電車に乗り込んで、時間があれば宝塚駅ではなく、名塩駅や生瀬駅で下車、自転車を走らせて宝塚を目指す行程を楽しみます。

今日は次の電車まで時間があるので、道場駅から少しに入った道から見える立派な岩山を撮影しました。以前にもこの岩山を撮影して記事にしましたが、その時はこの岩山を「烏帽子岩」と表記しましたが、それは誤りで、「不動岩」という名前でロッククライマーから慕われている岩山でした。

この岩山を見て、登ってみようと思った人も、いや既に登ったことがあるという人も、
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下から見ても凄い迫力のある岩山です。


こんなゴツイ岩山に貼り付いて頂上まで登っていくのですから凄いですね。誰か登攀中の人はいないかとズームアップしましたが、流石に平日の朝からは誰もいませんでした。



三田市、ウッディタウンの夕景

2013-09-05 18:38:10 | 阪神間の風景

今日、久しぶりに気持ちの良い青空が広がりました。仕事が終わり帰宅してから、久しぶりの太陽と夕景を眺めにブラリとMTBに乗って家を出ました。夕陽にすっかりと秋めいた重た気な雲が照らされてたくさんの色の混ざり合わさった幻想的な夕景となりました。


ウッディタウンは三田の住宅街。池の畔の住宅の背後に夕闇迫る秋の空が広がっています。


三田ホテルの窓にも夕景が映し出されていました。


ウッディタウンのシンボルの一つ「センチュリー大橋」。壁面に青い樹が描かれていますが、蔦植物が内壁に伸びてきてこの壁画に絡みついてきています。旧甲子園球場が蔦に建物を覆われていたように、この橋も蔦に覆われてしまう日が来るのでしょうか。その前に伐採されそうな気もします。蔦に覆われた橋というのもウッディタウンらしくて良いとは思いますが、色々と現実的な問題もありそうですね。

最近は雨続きのため、自転車にも乗れなかったのですが、少し肌寒い感じで物寂しい雰囲気でした。

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長谷の棚田にまた行ってきました。

2013-08-30 06:44:41 | 阪神間の風景


つい先日、夏のお盆休み中に能勢町の才ノ谷峠を訪れた際に長谷の棚田の道を登っていきました。その時はまだ稲穂も青々とした感じだったのですが、Medakaさん情報によると9月に入ってすぐ稲刈りが始まるそうで、稲穂が実り始めたこの時期にもう一度見に行こうということで出掛けてきました。家を出発した時は太陽が出ていましたが、現地に着いた頃は厚い雲に覆われて太陽は隠れてしまいました。まぁしょうがない。

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棚田の中の農道を登って行きました。最大斜度16%。前輪にしっかり荷重しないと前輪が浮いてしまいます。


ぐいぐいと坂道を登って標高が上がってくるにつて、棚田らしい風景が見られるようになりました。


稲穂はまだ青さが残っています。黄金色に輝いてくるのはもう少しあとになるかなという感じ。


民家の石垣の傍でコスモスが咲いていました。日本の秋を象徴する花ですよね。季節は確実に秋に向かっています。


棚田巡りをしている最中に雲が薄れて日が差しこんできました。もう一度、稲穂が垂れて棚田が黄金色に染まる風景を見にくることができるかな。

黄昏の六甲山上サイクリング

2013-08-25 21:25:21 | 阪神間の風景
丁字が辻交差点にある標識

いや~この土曜と日曜よう雨が降りましたね。この雨で日本の水不足もかなり解消されたことでしょう。そして日曜日に予定されていたMedakaさん主催の林道ツーリングがこの雨のために中止になったのは残念でした。

しかし、日曜日の15時頃かな、雨も上がったようだったので近所の千丈寺湖を軽く走った時に、雨上がりの遠景がとてもクリアにすっきり見えました。この空気の澄み具合だったら、六甲山に上がって綺麗な夜景が見えるに違いない!という想いでクルマにバイクを詰め込んで六甲山まで上がって、六甲山上サイクリングと洒落込んでみました。

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丁字が辻から六甲山上を西へ。摩耶山の菊掬台を目指して走りました。途中、木々の切れ目から強烈な西日が差しこんできました。この分だと綺麗な夕焼けが見られるかも知れないと思ってテンションが上がりました。


山上道路ですが、眺望も途切れ途切れに見えるのでもどかしいです。六甲山から西の方角で綺麗な夕焼けが広がっていそうな感じです。


六甲山上からの夕陽を撮影成功。秋の夕陽はつるべ落としと言いますが、夕陽はあっという間に雲間に沈んでいってしまいました。


まだ明るさが残る時間帯に摩耶山・菊掬台に到着しました。キラキラとした光でライトアップされている摩耶山ロープウェイから菊掬台からの夜景を楽しもうと多くの観光客が下りてきました。


うわ~カップルで展望台が占拠されてる~~(@_@。 ちょっと居ずらいけど頑張って写真撮影(笑)。日本三大夜景と言われている菊掬台からの眺望ですが、もう少し早かったら夕陽が差しこんで綺麗に見えていたでしょうけど、ちょうど夕景と夜景の間ですっきりと見えない時間帯でした。しかし、ここで日が暮れるまで待っていても仕方ないので六甲最高峰方面に戻ることにしました。


西六甲ドライブウェイを東へ走っているうちにすっかり日も暮れて良い感じに暗くなってきまた。そこで表六甲ドライブウェイを少し下って、鉢伏山展望台に行ってみました。こちらはカップルだけでなくて家族連れや、夜景撮影をしようとスタンバイしているお独り様のお兄さんもいたりしてロードバイクの私もなんとか潜り込めそうな雰囲気でした。それにしても、大都市群の光に映し出された空がすっかり群青色に染まっていて綺麗ですね~。


鉢伏山からの眺望。綺麗ですね(*^_^*)。雨上がりの澄んだ空気で今日は夜景が綺麗に見られるに違いないと思った私の勘は大当たり。六甲山はヒルクライムも良いですけど、六甲山上道路でトレーニングに励むというのもいかにも阪神間在住ローディっぽくって良いですね~

宝塚・宝来橋から武庫川を望む

2013-07-10 02:10:09 | 阪神間の風景
気分一新、テンプレートを変更しました♪


朝焼け映える武庫川と宝塚の街。阪急宝塚駅からすぐ近く、武庫川を渡る宝来橋から見えた朝焼けの風景。思いがけず綺麗な写真が撮れたのでつい記事にUPしてみました。あまりに気に入ったのでPCの壁紙にしています。

さて、拙ブログも開設より1年と4ヶ月が過ぎ、幸いにも多くの方にお立ち寄りいただけるブログとなりました。また、自転車を通じて多くの方と知り合うことができ、様々な場所でのツーリングやレース参戦など、まさに自転車ライフを謳歌しているfumitaroではありますが、これも多くの契機を与えてくださった皆さまのおかげによるものと感謝していますm(_ _)m 

なお、今後もますます自転車生活を充実させて、皆さまに興味を持っていただけるような記事を書き綴っていきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

梅雨が明け、夏真っ盛りというような猛烈な暑さの日々を迎えていますが、皆さまも健やかに、気分かろやかに自転車ライフを満喫できますよう、心より祈願しております。平成25年盛夏。



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桜満開、花曇りの宝塚・花乃みち

2013-04-06 06:44:43 | 阪神間の風景


しばらくぶりのブログ更新となりましたが、先日走った「加古川右岸自転車道」の記事がアップ直前で消えてなくなってしまいました。時間をかけて書いていただけに大ショック!!しばらくPCの前でボー然としてしまいました。しばらくはこの記事はかく気になりません。また書く気が起こった時に書くことにします。

気を取り直して、新たな記事をUPします。通勤時に通る宝塚市「花乃みち」の桜が満開を迎えました(数日前のことです。今日4月6日の大雨によってかなり散ってしまうでしょう)。この日は花曇りの一日でしたが、ちょうど桜の満開のタイミングだったので家をいつもより早く出て、出勤前に撮影してきました。


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「花乃みち」ってこんなところにあります。いわゆる「宝塚歌劇場」の真ん前を通る小道です。JRと阪急宝塚駅の近くです。昔、宝塚ファミリーランドがあった敷地のすぐ横です。なお、MAPの右下にある「宝塚歌劇場前」交差点の近くに、いつもお世話になっているプロショップ・一条アルチメイトファクトリー宝塚店がありますよ。




天気はいまいちだけど桜は満開ですね。写真撮影には曇り空がちょうどいいのかも。日が出ていると、ちょうど正面に太陽がくる場所なっていて写真が上手く撮れないのでね。通勤用カレラ号もしさしぶりにブログに登場しました。




歩道橋にも鮮やかな花のペイントがなされています。気分を盛り上げてくれますね。




この写真の右手に宝塚大劇場のゲートがあります。銅像は阪急電車ならびに、宝塚大劇場の創始者・小林一三氏。




まさに桜の回廊といった雰囲気ですね。




この銅像はタカラヅカの大ヒット作品「ベルサイユのばら」のワンシーン。オスカルとアンドレ?ってよく知らないけど。




陽気に軽やかにダンスする銅像は「燕尾服の紳士」。脚が長くてカッコイイですね。




この写真は別の日に撮ったものです。今度は晴天、桜も散り気味でしたけど、綺麗に撮れました。出勤前にちょっとした寄り道をするだけで気分もずいぶんと晴れやかになるものです。これからの季節は新緑も始まるし、朝を楽しめますね。

阪神間の風景 その① 夕陽の神戸女学院

2012-12-27 20:18:01 | 阪神間の風景
ポタリング中に出会った風景の中で、とりわけ印象に残る写真の一枚を記事にしてアップすることにしました。記事のカテゴリーの中にも「阪神間の風景」という項目を新たに作って、気に入った写真があればUPしていきたいと思います。

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山の上に連なる瀟洒な建物の一群は、阪神間のみならず、関西一円で有数のお嬢様大学として名を馳せている 「神戸女学院大学」 の校舎群です。西宮市街(阪急西宮北口駅から北、数㎞の距離。最寄駅は阪急門戸厄神)に突如現れる丘陵地帯、岡田山の稜線上にその敷地が置かれています。

写真右の都市群の風景とこの岡田山の位置関係から察することができるように、古代、この岡田山は海に突き出た岬でした。今は市街地となっている平野部はまさに海だった訳です。今は「山」と表現されている岡田山も往時は岬でした。そう思って、この写真を見ると、さながら岬の突端に建てられた修道院のような雰囲気を醸し出しています。この神戸女学院は、仕事の関係上、阪神間の色々な大学を訪れてきたfumitaroにとって、最も大好きな大学の校舎です。その大好きな校舎の良い写真が偶然にも撮れたので、感激のあまり記事にした次第。

もちろん、大学の雰囲気も素晴らしいもので、鬱蒼をした緑の生い茂る岡田山の坂道を登ると、そこにはかのW・M ヴォーリズの手になる西洋建築の校舎群が出迎えてくれます。その大正モダンを体現化したようなデザインの校舎に接するだけで幸せな気分になってしまいます。都市部にあって、ほんの少しだけど下界と隔絶されたロケーションというのがまた、モノを学ぶにあたって特別なエナジーを与えてくれそうな気配が濃厚です。例えば、ハリーポッターに出てくる「ホグワーツ魔法魔術学校」のような雰囲気です。

ここは厳粛な女子大なので、学生にはなれませんが、もし職員になることができれば、この学校に身近に接する事ができます。毎日、この学校で過ごす事ができて、しかも給料がもらえる。。。それは、生涯をかけての憧れでもありますね。