佐々里峠
2012年の秋に三田市の自宅から美山町を経て京都大原に向かうツーリングの際にこの「佐々里峠」を越えて行きました。寂しげながらもどこか風情が漂う奥京都の味わいを楽しめる峠でした。なかなか行く機会もないと思うので、そのツーリング記録の中から「佐々里峠」を取り上げてみました。
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佐々里峠は京都市中心地からおよそ30㌔北方にあって、京都市左京区の鞍馬から花脊峠を越えて南丹市の美山町に至る道のりで越えなければいけない標高730㍍の峠です。峠周辺は豪雪地帯でもあるので冬季は通行不可となります。
ルートラボから

距離
5.6km
( 上り:5.4km / 下り:0m )
最大標高差
353m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.3%
下り:0%
獲得標高
上り:336m
下り:0m

美山町側からの出発地点、府道370号線との分岐です。佐々里峠へは府道38号広川原美山線の道を行きます。“ヤマメの里”という触れ込みにあるように集落に流れる由良川の源流は川魚の宝庫です。

佐々里の集落の外れからゆっくりと深い山の中へと入っていきます。

この地域は豪雪地帯であるため、冬季は積雪のため通行不可となります。交通規制が敷かれると、美山町佐々里へ行くには大きく迂回路を取る必要があります。

登り初め。杉林の中の緩斜面を軽く登って行きます。雨が降った後なので路面がやや濡れています。整備はしっかりとされているようで杉の枯れ枝や落ち葉は端に避けられています。

杉などの針葉樹の中に広葉樹も混ざって黄色がかった紅葉が綺麗でした。

峠道は前半から中盤にかけて(大きなヘアピンカーブの手前くらいまで)は斜度6%前後の緩やかな登り道が続くので、ゆっくりと景色を楽しみながら登って行くことができます。

道は鬱蒼とした広葉樹に囲まれているので見晴し利く場所はほとんどありません。写真は生い茂る木と木の間から少しだけ見る事のできた景色です。僅かに登ってきた道路が見えますね。遠くを見ても山しか見えません。やはり京都市北部は杉で有名なだけあって、緑色に生い茂った杉の木が優勢なようです。

峠道の中盤以降は勾配もやや急になってきます。しかし、それでも平均斜度10%前後、ほとんど10%を越えないので、そんなに急な激坂が続くという感じではありません。

峠のピークに近づいてくると、勾配は一旦緩くなります。路肩の落ち葉の量が凄いですね。

ピーク手前の平坦路。車線も2車線に増えています。木々の紅葉が艶やかです。

峠までは最後の登り。距離も短く、激坂という程でもないので焦らずにゆっくり登っていきます。ピークには車が止まってます。

佐々里峠です。京都市と南丹市の市境になっています。道の向こうに観光バス!?それにしても車は止まっているのに人っ子一人気配もありません。みんなどこへ行っているのでしょうか。観光バスで乗り付けるような観光地があるのかなぁ・・・。登山?松茸狩り?まさか。

峠にある石壁のお堂。お地蔵さんが祀られてありました。このお堂も冬には雪に埋もれてしまうのでしょうね。
コース概要
コース名 佐々里峠
距離
5.6km
( 上り:5.4km / 下り:0m )
最大標高差
353m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.3%
下り:0%
獲得標高
上り:336m
下り:0m

交通量 A
人里離れた奥京都という環境もあり、自動車の交通量はまばら。今回のピークハントでは一台の車ともスレ違わなかった。ただ、かやぶきの郷で有名な美山町へのルートにあたるために、シーズンや時間帯によっては交通量は増えるのかもしれない。
路面状況 B
アスファルト自体は綺麗に整備されている道路である。しかし、今回は降雨後に登ったという事もあり路面がウエットであった。ただし、この場所が基本的に降水量や降雪量が多く、山中に水気が満ちている雰囲気があり、もしかしたら降雨後直後ではなくても、ウエットな時が多いような予感がする。
安全性 B
交通量も少なく、路面も基本的に良いので問題ないが、路面がウエットで滑り易いのでダウンヒルは特に要注意。
信号機 S
信号機はゼロです。
エイド E
佐々里の集落に自動販売機くらいはあるかもしれないので(未確認)そこで最低限の補給を整えないと、峠に入ってからは補給ポイントは皆無である。
景観 B
奥京都の木々の美しさや風情を楽しめる峠道であるが、登りに入ってしまうとほとんど展望が効かなくなるので、風景的には単調。登り口の佐々里の集落の物寂しさと由良川の優雅な流れの方が景観的には見どころがある。
用途 ツーリング・ヒルクライム
美山や鞍馬、花背といった京都郊外へのツーリングの際にルート的に必然的に登ることになるという峠である。市街地から離れているので、この峠のヒルクライムがメインの目的で来るというロード乗りはあまりいなさそう。
2012年の秋に三田市の自宅から美山町を経て京都大原に向かうツーリングの際にこの「佐々里峠」を越えて行きました。寂しげながらもどこか風情が漂う奥京都の味わいを楽しめる峠でした。なかなか行く機会もないと思うので、そのツーリング記録の中から「佐々里峠」を取り上げてみました。
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ルートラボから
距離
5.6km
( 上り:5.4km / 下り:0m )
最大標高差
353m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.3%
下り:0%
獲得標高
上り:336m
下り:0m

美山町側からの出発地点、府道370号線との分岐です。佐々里峠へは府道38号広川原美山線の道を行きます。“ヤマメの里”という触れ込みにあるように集落に流れる由良川の源流は川魚の宝庫です。

佐々里の集落の外れからゆっくりと深い山の中へと入っていきます。

この地域は豪雪地帯であるため、冬季は積雪のため通行不可となります。交通規制が敷かれると、美山町佐々里へ行くには大きく迂回路を取る必要があります。

登り初め。杉林の中の緩斜面を軽く登って行きます。雨が降った後なので路面がやや濡れています。整備はしっかりとされているようで杉の枯れ枝や落ち葉は端に避けられています。

杉などの針葉樹の中に広葉樹も混ざって黄色がかった紅葉が綺麗でした。

峠道は前半から中盤にかけて(大きなヘアピンカーブの手前くらいまで)は斜度6%前後の緩やかな登り道が続くので、ゆっくりと景色を楽しみながら登って行くことができます。

道は鬱蒼とした広葉樹に囲まれているので見晴し利く場所はほとんどありません。写真は生い茂る木と木の間から少しだけ見る事のできた景色です。僅かに登ってきた道路が見えますね。遠くを見ても山しか見えません。やはり京都市北部は杉で有名なだけあって、緑色に生い茂った杉の木が優勢なようです。

峠道の中盤以降は勾配もやや急になってきます。しかし、それでも平均斜度10%前後、ほとんど10%を越えないので、そんなに急な激坂が続くという感じではありません。

峠のピークに近づいてくると、勾配は一旦緩くなります。路肩の落ち葉の量が凄いですね。

ピーク手前の平坦路。車線も2車線に増えています。木々の紅葉が艶やかです。

峠までは最後の登り。距離も短く、激坂という程でもないので焦らずにゆっくり登っていきます。ピークには車が止まってます。

佐々里峠です。京都市と南丹市の市境になっています。道の向こうに観光バス!?それにしても車は止まっているのに人っ子一人気配もありません。みんなどこへ行っているのでしょうか。観光バスで乗り付けるような観光地があるのかなぁ・・・。登山?松茸狩り?まさか。

峠にある石壁のお堂。お地蔵さんが祀られてありました。このお堂も冬には雪に埋もれてしまうのでしょうね。
コース概要
コース名 佐々里峠
距離
5.6km
( 上り:5.4km / 下り:0m )
最大標高差
353m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.3%
下り:0%
獲得標高
上り:336m
下り:0m

交通量 A
人里離れた奥京都という環境もあり、自動車の交通量はまばら。今回のピークハントでは一台の車ともスレ違わなかった。ただ、かやぶきの郷で有名な美山町へのルートにあたるために、シーズンや時間帯によっては交通量は増えるのかもしれない。
路面状況 B
アスファルト自体は綺麗に整備されている道路である。しかし、今回は降雨後に登ったという事もあり路面がウエットであった。ただし、この場所が基本的に降水量や降雪量が多く、山中に水気が満ちている雰囲気があり、もしかしたら降雨後直後ではなくても、ウエットな時が多いような予感がする。
安全性 B
交通量も少なく、路面も基本的に良いので問題ないが、路面がウエットで滑り易いのでダウンヒルは特に要注意。
信号機 S
信号機はゼロです。
エイド E
佐々里の集落に自動販売機くらいはあるかもしれないので(未確認)そこで最低限の補給を整えないと、峠に入ってからは補給ポイントは皆無である。
景観 B
奥京都の木々の美しさや風情を楽しめる峠道であるが、登りに入ってしまうとほとんど展望が効かなくなるので、風景的には単調。登り口の佐々里の集落の物寂しさと由良川の優雅な流れの方が景観的には見どころがある。
用途 ツーリング・ヒルクライム
美山や鞍馬、花背といった京都郊外へのツーリングの際にルート的に必然的に登ることになるという峠である。市街地から離れているので、この峠のヒルクライムがメインの目的で来るというロード乗りはあまりいなさそう。