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ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

佐々里峠 

2012-11-22 06:16:05 | 峠 ・ ヒルクライムコース
佐々里峠

2012年の秋に三田市の自宅から美山町を経て京都大原に向かうツーリングの際にこの「佐々里峠」を越えて行きました。寂しげながらもどこか風情が漂う奥京都の味わいを楽しめる峠でした。なかなか行く機会もないと思うので、そのツーリング記録の中から「佐々里峠」を取り上げてみました。


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佐々里峠は京都市中心地からおよそ30㌔北方にあって、京都市左京区の鞍馬から花脊峠を越えて南丹市の美山町に至る道のりで越えなければいけない標高730㍍の峠です。峠周辺は豪雪地帯でもあるので冬季は通行不可となります。

ルートラボから


距離
5.6km
( 上り:5.4km / 下り:0m )
最大標高差
353m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.3%
下り:0%
獲得標高
上り:336m
下り:0m




美山町側からの出発地点、府道370号線との分岐です。佐々里峠へは府道38号広川原美山線の道を行きます。“ヤマメの里”という触れ込みにあるように集落に流れる由良川の源流は川魚の宝庫です。




佐々里の集落の外れからゆっくりと深い山の中へと入っていきます。




この地域は豪雪地帯であるため、冬季は積雪のため通行不可となります。交通規制が敷かれると、美山町佐々里へ行くには大きく迂回路を取る必要があります。




登り初め。杉林の中の緩斜面を軽く登って行きます。雨が降った後なので路面がやや濡れています。整備はしっかりとされているようで杉の枯れ枝や落ち葉は端に避けられています。




杉などの針葉樹の中に広葉樹も混ざって黄色がかった紅葉が綺麗でした。




峠道は前半から中盤にかけて(大きなヘアピンカーブの手前くらいまで)は斜度6%前後の緩やかな登り道が続くので、ゆっくりと景色を楽しみながら登って行くことができます。




道は鬱蒼とした広葉樹に囲まれているので見晴し利く場所はほとんどありません。写真は生い茂る木と木の間から少しだけ見る事のできた景色です。僅かに登ってきた道路が見えますね。遠くを見ても山しか見えません。やはり京都市北部は杉で有名なだけあって、緑色に生い茂った杉の木が優勢なようです。




峠道の中盤以降は勾配もやや急になってきます。しかし、それでも平均斜度10%前後、ほとんど10%を越えないので、そんなに急な激坂が続くという感じではありません。




峠のピークに近づいてくると、勾配は一旦緩くなります。路肩の落ち葉の量が凄いですね。




ピーク手前の平坦路。車線も2車線に増えています。木々の紅葉が艶やかです。




峠までは最後の登り。距離も短く、激坂という程でもないので焦らずにゆっくり登っていきます。ピークには車が止まってます。




佐々里峠です。京都市と南丹市の市境になっています。道の向こうに観光バス!?それにしても車は止まっているのに人っ子一人気配もありません。みんなどこへ行っているのでしょうか。観光バスで乗り付けるような観光地があるのかなぁ・・・。登山?松茸狩り?まさか。




峠にある石壁のお堂。お地蔵さんが祀られてありました。このお堂も冬には雪に埋もれてしまうのでしょうね。


コース概要

コース名 佐々里峠

距離
5.6km
( 上り:5.4km / 下り:0m )
最大標高差
353m
平均斜度
全体:6.3%
上り:6.3%
下り:0%
獲得標高
上り:336m
下り:0m



交通量

人里離れた奥京都という環境もあり、自動車の交通量はまばら。今回のピークハントでは一台の車ともスレ違わなかった。ただ、かやぶきの郷で有名な美山町へのルートにあたるために、シーズンや時間帯によっては交通量は増えるのかもしれない。


路面状況

アスファルト自体は綺麗に整備されている道路である。しかし、今回は降雨後に登ったという事もあり路面がウエットであった。ただし、この場所が基本的に降水量や降雪量が多く、山中に水気が満ちている雰囲気があり、もしかしたら降雨後直後ではなくても、ウエットな時が多いような予感がする。


安全性

交通量も少なく、路面も基本的に良いので問題ないが、路面がウエットで滑り易いのでダウンヒルは特に要注意。


信号機

信号機はゼロです。


エイド

佐々里の集落に自動販売機くらいはあるかもしれないので(未確認)そこで最低限の補給を整えないと、峠に入ってからは補給ポイントは皆無である。


景観

奥京都の木々の美しさや風情を楽しめる峠道であるが、登りに入ってしまうとほとんど展望が効かなくなるので、風景的には単調。登り口の佐々里の集落の物寂しさと由良川の優雅な流れの方が景観的には見どころがある。


用途 ツーリング・ヒルクライム

美山や鞍馬、花背といった京都郊外へのツーリングの際にルート的に必然的に登ることになるという峠である。市街地から離れているので、この峠のヒルクライムがメインの目的で来るというロード乗りはあまりいなさそう。

東六甲ヒルクライムコース

2012-08-09 07:14:59 | 峠 ・ ヒルクライムコース
東六甲ヒルクライムコース

今回紹介するのは、阪神間におけるヒルクライムコースの金字塔、東六甲ヒルクライムコース(阪急逆瀬川駅前踏切から六甲最高峰直下の一軒茶屋まで)。阪神間在住のヒルクライム好きローディなら一度は訪れた事のある、もしくは、いつかは登ってみたいと目標にする鉄板コースではないかと思います。

ところで、幼少期からずっと伊丹市で過ごしてきたfumitaroにとって六甲山は格別な思いのある山です。

幼い頃からずっと六甲山を遠方に眺めながら毎日を過ごしていました。なんと言っても、小・中・高、どの学校の教室や運動場からも六甲の山並みが見えたので、いつも一緒に過ごしてきたというような親しみを感じていたのだと思います。

高校生になって登山部に入ってからは、六甲山には幾度となく登山で登りました。それ以前の遠く眺める対象だった山から、登山で直接的に関わる山に変わりました。六甲山系の色々な山を多くのアプローチから登り、その空気に触れながら、六甲山の自然や歴史に関する知識を色々と吸収してきました。

20代前半から30代初めまでは、車で登って摩耶山の掬星台からの夜景や観光を楽しんだり、須磨から宝塚までの50㌔の道のりを歩く六甲山全縦登山を楽しんだりと、楽しみ方の幅ができてきました。登山の対象としてだけでなく、阪神間有数のレジャースポットとしての楽しみ方もするようになり、そして、現在はロードバイクで六甲山上まで登ったり、山上の道を走るという新な楽しみを覚えました。

六甲山は阪神間という人口密集地のすぐ背後にあるという立地条件から、登山や観光のため様々な施設が整っており、かつ、阪神間という地域における景観や各種の文化醸成に色濃く影響を与えてきました。その親しみ易さと奥深さに多くの人が魅了されているのではないでしょうか。


さて、前置きが長くなりましたが、ヒルクライムコースの紹介です。  

山麓の街から六甲山上に至るルート(一般道)は大きく分けて5つ(東六甲、西六甲、表六甲DW、裏六甲DW、奥再度DW)ありますが、その中でも今回紹介する、「東六甲ヒルクライムコース」は、六甲山ヒルクライムを代表するコースです。

登坂路の距離の長さと、平均斜度と獲得標高の高さから難易度が最も高く、かつ、登坂によって得られる阪神間の眺望の素晴らしさは随一であり、他のコースを圧倒しています。

コース概略




コース全体は、六甲山東端にあたる宝塚市の阪急逆瀬川駅前踏切から六甲最高峰直下の一軒茶屋前までの11.4㎞ですが、メインのヒルクライムコースと、そこに至るまでのアプローチコースの2つに分けて見ていきたいと思います。


 アプローチコースMAP(阪急逆瀬川駅前踏切から盤滝トンネル東交差点)


コースの起点は、六甲山系東端に位置する宝塚市内にある阪急逆瀬川駅前の踏切。

そこから逆瀬川沿いの住宅地を行き、ゴルフ場の横の道を登っていくと、西宮市街地に至る分岐(甲寿橋交差点)を経て、盤滝トンネルとの分岐にあたる「盤滝トンネル東交差点」に至ってアプローチは完了。

盤滝トンネルは、三田方面を繋ぐ裏道として利用されるために、トンネルと逆瀬川駅を結ぶこの区間は交通量が多いです。




スタート地点は逆瀬川駅前の踏切を越えて直ぐの場所。ここから真っ直ぐのびる逆瀬川を遡上して行きます。逆瀬川を挟んで向かいの道は県道16号線なので交通量が多く、しばらく交通量の少ない川の左側の道を行きます。


      

閑静な住宅街の中、逆瀬川沿いの道を行きます。上がり勾配は僅かなので快適に進んでいきます。正面に見えるポッコリとした山は、阪神間東部のランドマーク的存在である甲山(かぶとやま)です。

     
     

逆瀬川沿いの道から、ゴルフ場と逆瀬台の団地・マンション群に挟まれた県道16号線の2車線道路を登って行きます。路肩も狭く走りやすい道ではありませんが、まだ勾配は緩やかです。


     

勾配は緩く5%から10%未満ですが、直線コースなので脚と心を疲労させます。まだまだ序盤なので、焦らず進みましょう。右写真の妙なコンクリートのモニュメントのある公園を過ぎると住宅地域を抜けて、山間の道らしくなってきます。


     

ゴルフボール落下防止のネットに囲まれた道を進んで行きます。この辺りは下り勾配の区間もあるので僅かに脚を休めることができます。

 


ゴルフ場の合間の道を抜け切ると、県道82号大沢西宮線との分岐「甲寿橋交差点」に辿り着きます。左折すると鷲林寺町、甲陽園を経て西宮市街地に至ります。この交差点を直進すると、高架を走る本道と合流します。


     

甲寿橋交差点を過ぎると勾配が一気に急になり、斜度10%前後の道を登ります。


     

後ろを振り返ると、阪神間東部から生駒の山並みまで眺望することができます。結構な高度まで上がってきているのですね。




長く厳しい登坂路の登り切ると「盤滝トンネル東交差点」に到着します。右折すると盤滝トンネルを抜けて西宮市船坂町へ。看板の通り、六甲山へはこの交差点を左折して進んで行きます。

ここで、ようやく東六甲ヒルクライムコースの前半であるアプローチコースが終了です。ここまででコース全長の約半分をクリアしました。平均斜度は5.3%ですが、甲寿橋交差点からは常に10%前後の斜度の登坂路なのでアプローチとは言いながらもけっこう厳しいコースです。


メインのヒルクライムコースMAP(盤滝トンネル東交差点から一軒茶屋)


盤滝トンネル東交差点を過ぎてからが、東六甲ヒルクライムコースのメインコースです。盤滝トンネル東交差点から、芦有道路の宝殿ICに至る区間がこのコースのハイライトとなります。距離は3.3㎞、平均斜度10.4%、最大斜度16.1%の区間です。

宝殿ICを過ぎて、もうひと登りすると、それまでの谷筋の急勾配のルートから、六甲山の尾根筋に乗るルートになるので勾配が多少緩やかになります。タイムトライアルをする場合、ここから残った脚をフル回転させてゴール地点を目指すことが肝要です。 


      

盤滝トンネル東交差点を過ぎて、いきなり急勾配のスタート。県道82号線(小笠峠越え)との分岐を越えて、ぐいぐい登っていきます。


      

東六甲ヒルクライムのメインコースの急勾配の区間は、六甲の谷筋を流れる逆瀬川を遡って高度を高めて行きます。谷筋を行くので、幾度となく橋を越えることになります。急勾配の途中のごく短い「橋」たちなので、普段はそれに気を留める余裕はありませんが、今回はせっかくなので、この橋たちにも着目していきたいと思います。

まず最初は「びしゃもん橋」。この橋たちは石で出来た欄干にネームプレートが埋め込まれていることが特徴です。減速帯が敷かれた急勾配の直線路を登っていきますが、減速帯を越える時のガタガタは十分にタイヤの転がり抵抗になってしまいます。


      

2つ目の橋「清渓橋」を越えてしばらく行くと、斜度12%の看板と、先の連続カーブを示す看板が出てきます。12%が一定区間続く道というのはやはり厳しいです。クランクの回転と速度が落ちてしまいますが、ひと踏ん張り。汗がポタポタと流れ落ちます。


      

「見返橋」。川の流れる谷を越えて折り返すヘアピンカーブに架かる橋です。なるほど、自然と後ろを見返す事ができる橋という訳ですね。


      

見返橋のヘアピンカーブを越えてからの直線路が、最も急勾配な区間となります。最高斜度16.1%を記録するのは、この区間です。写真の道の先がより一層の急勾配となっているのが分かります。


      

「翠流橋」ですかね。プレートが傷んでいるのでよく分かりません。高度もずいぶん高くなってきたようで、道から見える空がずいぶんと低くなってきました。


      

「くじゅうくおればし」。宝殿ICまでの直前の区間は大小のカーブが連続する、いわゆる「九十九折(つづらおれ)」の区間です。この「くじゅうくおればし」から、宝殿ICに至るまでの区間は、平均斜度が15~13%ともなり、このヒルクライムコースの文句なしの最難関区間です。この区間をなんとか登り切ると、急坂区間の目安となる宝殿ICに到着します。


      

宝殿ICまで、あと100㍍です。いよいよ宝殿ICが見えてきました。タイムトライアルをされる方は一目もくれず、登って行く事でしょう。登坂に疲れた方はここで一息入れていくと良いでしょう。


          

芦有道路の料金所の脇にある休憩所。自販機で炭酸ジュースをゴキュゴキュと一気の飲み干すのは最高ですね。


      

宝殿ICを越えると、六甲の谷筋を外れて尾根まで一気に登って行きます。西宮市と芦屋市の市境です。


  

この付近から、六甲山から東の地域を一望できます。六甲山上の県道15号線上からは南方、あるいは南東方面、南西方面への展望はよく見られますが、東方面への展望はなかなか得にくいと思います。六甲山系の東端の尾根の高みに位置する、この付近が最もよく見えるポイントかもしれません。

手前右の松影の向こうに見える山は「甲山」、手前左に見える緑の広場は「阪神競馬場」、写真中央部やや左に見える緑の細長い広場は「大阪空港」です。さらにその奥の北摂地域とその山並みがぼんやりと映し出されています。


      

尾根の南側から、北側へ回り込みながら、道路は西へ向いて進んで行きます。この付近は、これまでの急坂区間のような斜度10%を大幅に超えるような区間はないものの、普通に考えると十分な勾配ですので、以外と脚が回りません。西宮市境の看板を越え、東六甲縦走路とかち当たる区間に来ると、短いながらも下り勾配に入るので、ここからラストスパートです。


       

鉢伏山トンネルを越えると六甲最高峰まで残り僅かの距離です。山頂のアンテナが見えてくると、いよいよゴール直前。奥のカーブを左に曲がっていくと目的地に到着します。




ゴール!! 六甲山最高峰直下にある「一軒茶屋」です。ここの自販機でレモンサイダーなどの炭酸飲料を買って、ごくごくと一気に飲み干すのがお約束ですね。汗を大量にかいて多くの水分を失っているので、最高に美味しいです。


おまけ。一軒茶屋付近からの眺望1


東南東方面の眺望でしょう。高くから見下ろし過ぎて、建築物や場所の同定が難しいです。


一軒茶屋付近からの眺望2


西宮や尼崎、大阪北港の湾岸が見事に見下ろせますね。


東六甲ヒルクライムコースの概要




東六甲ヒルクライムコースの評価



交通量 [B]

阪急逆瀬川駅から盤滝トンネル東交差点までの区間は六甲裏の神戸市北区や西宮市山口町、三田市から阪神間都市部に至る抜け道として利用されるルートなので交通量は比較的多めです。特に、逆瀬台のマンション群とゴルフ場のネットに挟まれた区間が路肩も狭く走り難い区間になっています。盤滝トンネル東から一軒茶屋までは、山上のドライブコースなので、交通量はそれほど多くはありませんが、休日の夕方は観光帰りの自動車が集中します。

路面状況 [B]

アプローチコースの一部(逆瀬台付近)は交通量が多く、トラックやバスが走っているのに路肩も狭く走り難いので減点です。六甲山上への道は、交通量もしれているので、路肩の狭さは気にはなりません。しかし何箇所もある減速帯のせいで転がり抵抗が増えてしまうので少々やっかいに感じます。安全性 [A]

ヒルクライムは基本、スピードが上がらないので自動車との接触以外の危険性は低いです(熱中症などの身体の変調は別として)が、逆瀬台付近はバスやトラックも通る狭い道なので要注意です。たまに、下りを飛ばしてくる車やローディがいるので、道の左側を走ること、キープレフトを守る事が鉄則です。

信号機 [A]

アプローチコースには数か所信号機がありますが、盤滝トンネル東交差点から一軒茶屋まで信号機はありません。

エイド [C]

出発地点の阪急逆瀬川駅近辺には、コンビニやスーパーが揃っているものの、ヒルクライムコース上には補給地点は僅かしかありません。逆瀬台付近は住宅地沿いの道ですが、沿道に商店はありません。メインのヒルクライムコースには、宝殿ICの休憩所か一軒茶屋の自販機しかないので、補給食をが必要ならコースをスタートする前に揃えるしかないでしょう。

景観 [S]

阪急逆瀬川駅前の踏切をスタートして逆瀬川を真っ直ぐに遡上するルートでは、いかにも宝塚らしい閑静な佇まいを見せる住宅街を走ります。盤滝トンネル東交差点以降の道は、六甲山の谷筋に沿って山を登っていくので、開かれた展望は得にくいものの鬱蒼とした木立の中を分け入るという程でもないので、適度に季節による山肌の景色の変化を楽しめます。高度が上がり尾根筋に道が載ると、阪神間随一の展望が開けます。昔、一軒茶屋のご主人から聞いた話では、阪神間から大阪平野、紀伊半島にかけての眺望はもとより、奈良県の大峰山(山上ヶ岳)や条件が整えば、富士山も見えることがあるそうです。

六甲山上の道は極上の天井散歩のようなもので、山上が長距離に渡って平坦基調であること、山の観光開発が進み、舗装路がしっかりと整備されている事等の条件が揃わない限り実現し得なかった事です。幸いにも、この山の近くで暮らす私たちはこの山を楽しみつつ、今後とも大事にしていきたいですね。

用途 [ヒルクライム・ポタリング] 

阪神間を代表するヒルクライムコースです。都市部にほど近い場所からスタートできる事、コースの距離の長さと勾配の厳しさのバランスは群を抜いています。ヒルクライマーを自認する多くのローディがこのコースでタイムトライアルを行っているようです。速い人は平均時速17㎞/hで駆け上がり、40分を切るタイムで到達するそうです。全く信じられないスピードですね。また、タイムトライアルではなくとも、登りを楽しめるコースです。景色を楽しみながら、休みながら登って行くのも良いですね。苦労して登った後に得られる眺望の良さも六甲山ヒルクライムの特徴の一つでしょう。おすすめ度は文句なしの満点、七つ星です。
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兵庫県川辺郡猪名川町・大野山(おおやさん)ヒルクライム

2012-07-21 07:58:45 | 峠 ・ ヒルクライムコース
大野山ヒルクライム

大野山(おおやさん)は、兵庫県川辺郡猪名川町にある標高753.5mの山です。山頂付近には「大野山アルプスランド」という名称で、キャンプ場が整備されていたり、口径50センチの反射式望遠鏡を備える猪名川天文台アストロピアがあります。山頂付近まで車道が通り、登山道も整備されているので、六甲山上とは言わないまでも、山頂付近が整備されレジャーランド化された観光スポットとなっています。

標高753.5mの大野山は山頂からはほぼ360度の視界が見渡すことが可能で、北摂山系をはじめ六甲山、篠山や京都方面の丹波の山脈、遠くは瀬戸内海や大阪市街も望むことができます。山上には三等三角点が存在し、方位盤も設けられています。


大野山周辺MAP


コース全体概略

 始点   : 兵庫県道12号川西篠山線、杉生交差点(標高198㍍)
 終点   : 大野山山頂天文台坂道前(標高718㍍)
 距離   : 7㎞
平均斜度 : 7.6%
獲得標高 : 522㍍


大野山ヒルクライム・アプローチMAP



アプローチ概略

 始点   : 兵庫県道12号川西篠山線、杉生交差点(標高198㍍)
 終点   : 大野山登山口(標高386㍍)
 距離   : 4㎞
平均斜度 : 5%
獲得標高 : 183㍍


大野山頂までのアプローチは、兵庫県道12号川西篠山線の杉生交差点から分岐している兵庫県道507号島川原線で、大野山登山口まで向かうのが分かりやすいルートでしょう。アプローチとはいっても緩やかな傾斜が続く道なので、大野山ヒルクライムコースに含めています。本番の登山道を走るための準備運動に丁度いいと思います。


       

スタート直後はほぼ平坦か微妙にゆるやかな傾斜の道です。アプローチの平均斜度は5%ですが、序盤は2~3%といったところでしょう。右の写真では大野山頂が望めます。


       

川に遡上する形で坂道を登って行きます。川沿いには、斜面を生かした棚田が続いています。アプローチ中盤以降は、ほどほど(斜度5%前後)の坂道が続きます。

       

ペンションきのこ園。カナダ産の大木300本を使ったログハウスのペンションがあります。この付近から大野山頂のNTTの中継回線用の電波塔が見えます。この付近から登山口への傾斜は厳しくなり、平均斜度は7.6%にもなります。あと一息で登山口です。




県道を登り切った場所にある大野山登山口。分かりやすい看板が出ているので目印になりますね。この先、急傾斜がいきなり始まります。




大野山アルプスランドMAPの看板です。現在地は看板中央やや左下です。山頂はちょうどここから北東にありますね。


大野山ヒルクライム(登山コース)MAP


大野山登山道コース概略

 始点   : 大野山登山口(標高386㍍)
 終点   : 大野山頂天文台前(標高718㍍)
 距離   : 2.9㎞
平均斜度 : 11.3%
獲得標高 : 322㍍


       
        
登山路スタート直後の直線の登り。先はまだまだ長いので、焦らずにゆっくりと登りましょう。大きなカーブも、負担を減らすために大きく回るのがお勧めです。


              

しばらく登ると分岐がありますが、ここは間違いなく右側の道へ進むこと。狭く険しい道ですが、一方通行になっているので対向車が来ることがない(油断は禁物!だけど)というのは大きな安心感です。


       

狭い木立の中の登り道を登った先に、下山路とクロスする箇所があります。左の道へ入り込まないように。登りはこのまま直進です。


       

木立の間から山頂付近の様子がなんとか見える程度の展望です。ずいぶん高い所まで上がってきたにもかかわらず展望はいまいち利きません。この辺が六甲山のヒルクライムとは大きく違うところですね。


       

路面はひび割れている箇所が目立つものの、基本すべてアスファルトで走行の障害になるようなものはありません。このような狭い登山道にしては綺麗な道と言えるでしょう。だんだんと空の見える領域が大きくなってきました。山頂が近づいている証拠です。


       

山頂付近にある「猪名川源流」。山の斜面の岩と岩の間からチョロチョロと水が流れてアスファルトの道の下を潜っていきます。「猪名川」は元伊丹市民のfumitaroにとっては関わりの深い川だったので感慨深いものがあります。


       

ゴール!!。猪名川天文台前に到着です。小高い丘の上に天文台があります。今日は雲一つないような快晴なのでどのような景色が見れるか楽しみです。




天文台広場にて。丘の上は平らに切り取られて、展望台になっているので360度の視界が得られます。




記念撮影。南の方面を望む。今日は視界がクリアで遠くまで見通すことができました。視界に広がる山々を展望MAPと照らし合わせて同定していくもの楽しいですね。




展望台広場から南南西の方向。写真中央左にある尖がった高い山は、このブログで再々登場する大船山です。尖がりの左にちょこんを顔を出しているお椀をひっくり返したような頂きは、羽束山、写真奥の平らな山の連なりは六甲山系ですね。中央の緑(水田)が広がる平野部は三田市高平地区です。馴染み深いいつもの地域が一望の元に見下ろせてしまいました。




今度は展望台広場から北の方面を望みます。後川の平野部はすぐ近くにあるという感じ。写真奥の山の連なりは篠山市の多紀連山です。中央やや左の一番高い山が三嶽、その右のギザギザした山の連なりの一番高い山が小金ヶ嶽です。その2つの山を繋ぐ稜線の落ち込んだ箇所が「大タワ」です。分かりにくいですが、手前の山々と多紀連山の山並みの間に篠山市街地と国道372号線沿いの平野部が東西に延びています。




南方を遠望すると大阪のキタの都市群まで見通せます。薄らと見える奥の山並みは葛城山や金剛山の山の連なりでしょうか。いずれにしても、東方面以外(大野山山頂に遮られて展望は利きません)の展望が手に取るように見渡せます。六甲山の菊掬台は直下の都市群が見下ろせてとてもダイナミックですが、視界は限られています。大野山からは、周囲の山の連なりや平野部が見えるだけで、迫力という点では六甲山からの展望には敵いませんが、周囲をぐるりと見渡すことができるというのも、また格別ですね。

広場にいた方のお話によると、「こんなにクリアに見渡せる日はそうそうない」との事で、今日はラッキーでした。



大野山ヒルクライムコースの評価




交通量 [B]

大野山アルプスランドは地域のアミューズメントパークです。季節や時間によっては交通量が多い可能性があります。梅雨の時期には「あじさい祭り」がやっていて、たくさんの車が狭い登山道を行くので危険が伴います。大野山に行く際には事前に何か催し等がないかをチェックすると良いでしょう。

路面状況 [B]

アプローチの県道507号線は綺麗な路面で問題ありません。大野山の登山道は多少傷みが出ているものの、全面アスファルトなので走り易い路面と言えるでしょう。

安全性 [A]

登山道の登りと下りがそれぞれ一方通行になっているというのは大きなアドバンテージです。対向車が来る事を気にしなくていいのですから。ただし油断は禁物で、一方通行が分からず入ってきてしまう車がいないとは限らないので。

信号機 [S]

杉生の交差点を出発してから大野山山頂に至るまで信号機はありません。

エイド [C]

杉生交差点にあるコンビニ、ヤマザキYショップは貴重は補給基地です。県道上は自動販売機が点在していますが、有力な補給ポイントはここ以外にはありません。登山道に入ると、山頂部に登り切るまで自販機を含めて補給できる場所はありません。水切れに陥ってしまい、咽喉が乾いてどうしようもない場合にのみ、猪名川源流の水を手で掬って飲むといいでしょう。しかし、基本的には山頂に人工物があるような川の水はあまり飲まない方がいいでしょう。

景観 [A]

登山道からの景観はほとんど望めません。木々に邪魔をされて、見えそうで見えないチラリズムを如何なく発揮してくれています。その反動かどうか、頂上に登り、天文台広場に上がるとどーんと開放的な展望が得ることができます。周囲に高い山がない独立峰であることが展望の利きと関係しているようです。

用途 [ヒルクライム] 

コース全体の平均斜度は7.6%ですが、登山道だけの平均斜度は11.3%にもなり、相当険しいコースであることは間違いありません。しかし、登り甲斐のあるコースでもあります。脚に自信のある方は是非登ってみてください。




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兵庫県三田市 「花山院ヒルクライム」

2012-07-14 20:03:01 | 峠 ・ ヒルクライムコース
fumitaroの住む三田市内に、あの日本最凶とも言われる暗峠にも負けるとも劣らない、平均斜度を誇るヒルクライムコースがあります。それが今回、紹介する「花山院ヒルクライムコース」です。

花山院ヒルクライムコースは、コーススペック的には、距離はおよそ900m、平均勾配は17%です。
暗峠は距離が2.2㎞、平均勾配17.44%であって、距離も長く勾配も急で、その他の条件からくる登り難さを含めると、暗峠こそが日本最凶のヒルクライムコースであることには間違いありませんが、自分の身近に暗峠の著名度に比べると、ほとんど無名であろうこんな急勾配の大変なコースがあるということをつい最近知りました。

どこにあるかというと、下のMAPの通り、千丈寺湖のすぐ東、県道49号線上「志手原交差点」から北に上がった所にヒルクライムコースの登り口があります。





花山院菩提寺は、東光山(標高約400m)の山頂にある西国霊場の一つです。このヒルクライムコースは、県道49号線上の花山院の入口から、山頂の花山院菩提寺に向かう1㎞弱の坂道を登るコースとなっています。




県道49号線上から北に東光山を望む。あの尖がった山の頂に目標の花山院菩提寺があります。




花山院ヒルクライムコースの入口。県道49号線、琴引峠へと続く峠道上から山頂を目指します。


      

スタート直後から続く直線の登坂路。平均斜度は16%を越えています。道幅はなんとか車2台がスレ違える程度。しかし、お寺の参内時間を過ぎているので、車は全く通りません。


      

直線の急勾配がしばらく続きます。直線なので勾配が緩まる部分がなく、結構厳しいです。ダンシングでペダルを体重で押し付けるようにして登って行きます。


      

登っていくと、お地蔵さんと丁石が置いてありました。1丁は約109mなので、スタート地点から約330m登ってきたことになります。


      

3丁目の丁石を越えてしばらく登ると急なS字カーブのポイントがあります。この区間は最大斜度20%を越えて、このヒルクライムコースの最も険しい箇所ではないかと思います。


      

S字カーブの途中に休憩所とお地蔵さんと丁石がありました。ここで4丁目。約436mということなので、コース全体の半分弱というところです。


      

休憩所を過ぎて、また険しい登坂路を行きます。平均斜度は18%にもなります。ひと漕ぎひと漕ぎ少しずつ前に進んでいくしかありません。


      

大きなカーブをまた一つ越えると、7丁目の丁石が見えてきます。鬱蒼とした木に囲まれた登坂路から抜けて空が大きく見えてきました。こうなると頂上は近くです。


      

頂上付近、花山院菩提寺の境内が近づいてきました。お寺の入口である仁王門が見えてきました。ここまで来たら斜度も緩くなっています。仁王門の左手の広場が駐車場になっており、そこがゴールです。




駐車所の看板の下、お地蔵さんの前がゴールポイント。ようやくここまで辿り着きました。激しい傾斜のために、とても僅か900m弱の道のりとは思えませんでした。


コース概況

三田市市街地からJR三田駅付近から北へ約6Km、新三田駅周辺の住宅街からも西へ約5Kmと、三田市の中心地からもほど近い距離にこのコースはあります。距離は1㎞と短いながらも、平均斜度は17.4%をという驚愕の斜度を誇ります。登坂達成への難易度は「暗峠」の方が上ですが、「花山院」もなかなか手応えのあるコースです。ロードバイクで一度も足を着かずに登り切るのは結構、難しいと思いますよ。お近くにお住まいの方は一度は行かれてみる価値はあると思いますよ。


コース名   : 花山院ヒルクライム
始点     : 兵庫県道49号線上、花山院菩提寺入口
終点     : 花山院菩提寺駐車場広場
距離     : 900m
獲得標高  : 163m
平均勾配  : 17.4%
最大標高  : 383m


コースの評価



交通量 [S]

お寺の参内時間を外すと、車はほとんど通らないと思います。参内時間でどれくらいの交通量があるのかは分かりません。歩いて参拝される方もたまにいるかと思いますが、基本的に人気はあまりないかと。今度参内時間に行く交通量がどれくらいあるのか調べてみます。

路面状況 [C]

路面の質はあまりよくありません。アスファルトではなく、滑り止めのための細い溝が切られたコンクリートの道で、路面が濡れているととても滑り易くなります。

安全性 [B]

暗峠のような斜めに切られた大きな溝(なんであんなのがあるんだ??)はなく、自動車との離合で苦しめられることもないので、「滑り易さ」に注意するだけですね。あと、どこも坂道なので、一度ビンディングを外すと、再装着するのに手間取ります。

信号機 [S]

いちおう参道なので信号機はありません。その代わりにどれだけ歩いたかの目安になる丁石があります。

エイド [C]

補給ポイント、花山院ヒルクライムの登り口に、お蕎麦屋さんがあって自販機があるのと、山頂のお寺の中にも自販機があるくらいです。まぁ距離が短いので補給を必要とする事もないと思いますが。

景観 [C]

残念ながら、ヒルクライムコースからは木々に囲まれていて、外の景観はほとんど見えません。東光山は山頂が尖ってすっきりした形をしているので、山頂のお寺の境内からは抜群の眺望が得られそうですが、入ったことがない(いつも参内時間後にコースに行くので)ので分かりません。これも今後調べて、別に機会にアップできればと。

用途 [ヒルクライム] 

用途はヒルクライム、もしくはヒルクライムのためのトレーニングに限られるでしょう。ここを登り切るには脚力だけでなく体幹の力も必要になります。自転車を乗るのに必要な筋肉群のトレーニングを行う場としても良いと思います。





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兵庫県篠山市 「大タワ」

2012-06-09 06:06:48 | 峠 ・ ヒルクライムコース
兵庫県篠山市「大タワ」  




「大タワ」は、篠山市街地の北方、篠山市から丹波市にかけて聳え連なる「多紀連山」の鞍部を越える峠です。

多紀連山はWikiの概略によると、「多紀連山(たきれんざん)は、京都府から篠山市、丹波市にかけて高い岸壁状に連なる500m~700mの山々の総称で、旧多紀郡にちなみ多紀アルプスとも呼ばれる。主峰は御嶽(793m)で西ヶ嶽(727m)、小金ヶ嶽(725m)の3つの峰が中心となっている」との事。

上の写真の3つの山頂のうち、左から、西ヶ嶽(727m)、御嶽(793m)、小金ヶ嶽(725m)となっており、「大タワ」は御嶽と小金ヶ嶽の鞍部にあります。「タワ」とは、山の尾根などのくぼんで低くなった所。山の鞍部(あんぶ)を指します。

鞍部は広場のある公園となっていて駐車場のあるので、御嶽や小金ヶ嶽への登山基地としても活用されています。登山道も整備されていて、山頂からの景色も抜群なので、登山の山としても人気のあるコースです。




今回、紹介するコースは、多紀連山を越える兵庫県道301号線本郷東浜谷線のうち、篠山市本郷から大タワに至るコースで、多紀連山の北側から「大タワ」を目指します。

スタート地点 : 県道301号線本郷の分岐
ゴール地点 : 大タワ広場
距離     : 4.3㌔
獲得標高  : 317㍍
平均勾配  : 7.9%
最大標高  : 512㍍





スタート地点、県道の分岐にある橋の上から多紀連山の一部を撮影。




スタート地点からしばらくは集落の端を行く緩い登り坂が続きます。先にある急勾配の上りに備えてゆっくりと周囲の景色を楽しみながら進みます。



集落を離れ、しだいに山の奥へ奥へと入っていきますが、まだ勾配は緩やかでです。




爽快に走ることのできた緩斜面はここまでです。見ての通り、この先からグイッと勾配が急になっています。ここから「大タワ」までの峠道の本番がスタートします。

ここまでは、スタート地点から1.8㌔、平均勾配4%でした。この先は、「大タワ」まで、距離3.2㌔、平均勾配10%の道を気合いで登ります。




直線とカーブが織り交ざった斜度10%の坂道を登っていきます。




道の両サイドが木々で覆われているために展望はあまり効きません。前だけ向いてクランクを回す事に集中します。




ずいぶんと高い所まで上がって来ました。左手の樹木の茂みが切れた所から少し展望が開けます。この先のヘアピンカーブを越えると「大タワ」はもうすぐです。あと一息。




もうゴールは間近です。登り切った所の右手が大タワの広場になっています。




広場の一角にある「大タワ」の石碑の前で記念撮影。




広場はこんな風に駐車場になっていて、右手側に多紀連山の主峰「御嶽」の頂きが顔を覗かせています。




あまり良い写真が撮れていませんね。もう少し展望の利く場所があったのですが。また次に「大タワ」に登った時に撮影しよう。



コース概況

渋いながらも知る人ぞ知るという登山スポット「多紀連山(多紀アルプスとも)」を北から南へ越えて走る峠道、兵庫県道301号線の一部を走るコースです。前半1.8㌔までは平均勾配も4%と緩やかな登りですが、後半3.2㌔は平均して10%にも達する急な勾配が続きます。交通量は少なめ、信号機はなし、路面も危険な箇所などはなく、気持ちよく登っていける道です。だだし、補給を得れる場所が峠道のスタート地点周辺にも、大タワの広場にも乏しい(自販機のみ)ので、事前に揃えておく必要がります。また、標高500㍍にも達する大タワ広場ですが、正直、景観はあまり良くないです。

ヒルクライムコースとしては、ごく短い距離なので、この峠道を登るためだけにここまで来る価値はないかな。この地域を走るツーリングを設定した際にこの峠道を組み入れて走るという利用の仕方がメインになりますね。


スタート地点 : 県道301号線本郷の分岐
ゴール地点 : 大タワ広場
距離     : 4.3㌔
獲得標高  : 317㍍
平均勾配  : 7.9%
最大標高  : 512㍍







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