豪華絢爛、勇壮華麗な男祭りとして 全国的にも有名になってきた 新居浜の太鼓祭り。
今年はお友達のお世話で、はじめて上部地区のかき比べを見ることができました。
市内に50ある太鼓台のうち18台が集まってかき比べをします。
ここでは 「一度ぜひ見せたい」 と 言われた 『寄せ太鼓』 というかき方も見ることが出来ます。
一台ずつ入場し、整然と並ぶさまは川西や川東地区では見られないものです。
(別名けんか祭りとも言われるように、すぐ鉢合わせをしようとする)
絶好の祭り日和、金色の幕がきらめきます。
(各写真はクリックで大きいものが見られます。)
ふだんは車輪をつけて引くのですが、かき比べでは車輪をとりはずし、
150人ほどのかき夫たちが2,5トンもの太鼓台を肩に担いだり、渾身の力で頭上にさし上げたりします。
雨をあらわす絹の房が揺れ、かき方が旨いほど静かに美しく踊ります。
いよいよかき比べのクライマックス、
数台の太鼓台をぴったり寄せて差し上げる 『寄せ太鼓』という難しい力技です。
指揮者の笛の音にあわせ すべてのかき夫が心を一つにしてかき上げます。
一つ間違えれば大怪我もしかねない危険な技です。
観客も息を殺し 一瞬会場は静寂に包まれます。
思わず鳥肌が立つような緊迫感です。
『寄せ太鼓』の動画を撮ったのに、gooのblogには20メガもの動画をアップできません。
残念。(何か方法があるんだろうな~)
今年は市制70周年ということで かきくらべのクライマックスには
青空に色とりどりの風船が舞いました。
一ヶ月も前から場所取りをしてくれたお友達のおかげで 今年は太鼓祭りを堪能することが出来ました。
賑やかで楽しいお祭りでした。
余韻に浸っていた帰宅途中に 義母の病院から呼び出しがありました。
調子がよさそうだったのに容態が急変したのかと 慌てて病院へ駆けつけると
ただの病状説明、
も~、脅かさないでよね。
とはいえ病院では盆も祭りもなく(当たり前だけど) 先生も看護士さんも働いています。
特に救急は 次々怪我人が運び込まれ、忙しそうでした。