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はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

トップ・シェフ

2010-03-10 12:57:47 | Weblog
今期Hと私がよく見ているテレビ番組。
自薦のシェフの生き残りゲーム。
最後に残った人がトップシェフ。
毎回違うお題に沿った料理を彼らが作り
その結果によってシェフが選抜される。

候補者はベテランシェフというよりは
20代から30代前半の若手・中堅シェフ。

フランスはガストロノミーの国といわれるが
日本ほど食に関するテレビ番組は豊富ではない。
そんな中、この番組はフランスの食文化直球の番組。
審査員(ベテランシェフ)のコメントが面白い。
料理している様を見て、食べる前から問題点を
指摘したりするのを聞くとさすがプロだよなぁと関心する。

こういう人たちがフランスの食文化を支えているんだなぁ
なんてことを思いながら毎回見ている。

一方で家庭での食事は冷凍食品やレトルトだけで済ませる
人が多くなっているとか、街の気軽なビストロなどで
サーブされる食事の多くはレトルトに頼っているなど、
フランスの食の貧困化が報道されていたりする。

フランスは何に関しても多数の凡庸のなかで
一部の超一流がその道をリードしているように見える。