初単独ドライブ

勇気ある友人から電話がかかってきた。

”荷物がでかいから、駅まで迎えにきてくれない？”

車の運転の練習ができるいい機会だから引き受けることにした。

学校内を一周してウォームアップしてから駅までドライブ。
幸い空いている時間帯だったので後続車がおらず、
自分のペースで走ることができた。

私：一人で外運転するの、初めてだよ。

１０時間のフライトの後で疲れていたはずの友人も
すっかり目が冴えたにちがいない。

卯月

今週いっぱいで春休みが終わる。

太陽の日差しも明るく、窓から見える木々も青々としてきた。

光陰矢のごとし。

祖父

が他界した。
日本の朝９時頃のことだったらしい。

小さいとき一緒に住んでいたのでいろんな思い出がよみがえった。

フランスに着てからは彼もこのブログを読んでくれていて
東京に居たときよりも葉子の様子がわかってうれしい、
といってくれていた。

なくなる前にそういう関係を築けたことは良かった。

先に他界している母方の祖父と再会し、
いっしょに天国で飲み会でもしてくれていることを祈る。

マグリット

ブリュッセルって、
欧州の首都とか言われてるんじゃなかったっけ？
その割にはなんだかあまり栄えていない。

とかいって旅の途中でローテンションになっても仕方ないので
トラムに乗って王立美術館にいく。

ここは元はルーブルの別館として建てられたらしい。
なかなかクオリティーの高いコレクション。
それなのにがら空きで大変居心地がよい。

特ににマグリット（ベルギー人）のコレクションは充実している。
彼はスーツをぱりっと着こなし一見まじめな風貌をしている。
そのくせあんな不思議なだまし絵みたいなものを描く。
頭の中は相当面白い人に違いない。
そんなギャップのあるありように多いに共感する。

私もまずはさらりとスーツの着こなせる人になろう。

Bruges２日目

ホテルで朝食をとったあとBrugesをさらに散策。

世界各地からの年配の団体客、
および遠足に来ている地元学生の集団に多く出会う。
年配の人にもやさしい町だけど、遠足には退屈かもしれない。

昔ながらの町で、それらしい衣装を着ている馬車の運転手が
携帯で話している図が面白かった。

この町でベルギー名物のムール貝とビールを堪能してから
ブリュッセルに夕方戻った。

Brugesへ。

３泊４日でベルギーのブルージュとブリュッセルにいく。
今日は朝、パリからタリスに乗ってブリュッセル経由、
国鉄で１時間ちょっと（１２０キロ程度）離れたブルージュまで。

ブルージュはとても小さな昔からの町。
観光産業だけで成り立っているようなところ（と勝手に決めてかかる）。
それだけにメンテも行き届いており、建物も美しい。
レース屋さんとチョコレート屋さんの比率が異常に高いかわいい町。

言語はオランダ語圏のようだ（ベルギーはフランス語圏とオランダ語圏がある）。
オランダ語はドイツ語と英語の中間のようで初めて聞く私には面白い。
例えば”ありがとう”はdank u （ダンクユー）。

滞在したプチホテルも大変居心地よくて大満足。

見舞い

パリの病院に入院している友人の見舞いにいく。
町医者には行ったことはあるが、病院にいくのは初めて。

受付ではフランス語と英語ちゃんぽんで友人の居所を聞き出す。
必死で話したら案外ナイスに教えてくれた。
お陰で無事部屋番号を聞き出し会うことが出来た。

水曜に手術をうけたばかりなのでしんどそうにしてるかと思ったら
Tシャツとジーンズ姿で普通に座ってテレビをみていた。
予想以上に元気そうでなにより。

今日の実践フランス語会話。

花束

ヴェルサイユにいく。

宮殿、グラントリアノン、プチトリアノン、庭園のフルコース。
実はフルコースで訪れるのは数年前に旅行で訪れて以来。

ヴェルサイユ宮殿は特に好きではないが、
富と権力がある時期集中した結果の産物として、
ああいうものがあるのはありかなぁと思う。

宮殿よりはプチトリアノンのほうが好み。
ここはマリーアントワネットが好んで別邸として使用した邸宅。
宮殿敷地内にある建物の中では比較的こぶりで装飾もほどよい。
ルイ１６世がマリーに”花の好きなあなたに、花束を贈りましょう”
といってプレゼントしたらしい。

誰か私にもあんな花束、プレゼントしてくれないかしらん。

パリ一番のアイスクリーム

と評判のBerthillonのアイスクリームを食べた。

そんな評判のアイスが学校の隣の清里で購入可能。
うわさは聞いていたのだが、初めて。

やっぱりはじめは定番でしょ、ということでバニラを購入。
バニラビーンズがごろごろしている。おいしい。

でも夕食後の満腹時に食べたためか
強烈な感動はなかった。

今度はおなかが空いているおさんじに食べよう。

CEO WEEK

と称する１週間特別プログラム。

３つのグループに分かれての授業で、私のグループは
パテントのありかたの今後について、シナリオプラニングする。

なんにもCEOと関係ないやん。
それにシナリオプラニングを学ばせたいなら
なにも殆ど誰も業界のことを知らないパテントじゃなくて
もっと普通の企業内の戦略とかいう題材でいいやん、とか。

こういう単発系のものはどうもこの学校の意図が
分からないことが多い。

べつに春休み１週間長めにしてくれるなら、それでいいのに。