ミラノ：ここでも

会議の最終日。

朝一番に「みなさま、連絡があります。
今日はタクシーがストです。」と言われた。

またか、、と思わず思ったけどここはフランスじゃない。
しかもフランスでは公共交通手段のストはよくあるけど
タクシーのストは聞いたことがない。

イメージではイタリアもストは頻繁に行われていそうだけど
たった3日の滞在中に起きるとは。

私はストには慣れているし、既にミラノの電車、
地下鉄に乗っていたので帰りの心配はなかったけど、
一部の甘やかされている（？）日本人は動揺していた。
動揺していた人々が仕事上は先輩だったこともあり、
変なところで優越感を感じてしまった。

というわけでラテンな国の恒例行事に遭遇した日。

ミラノ：ドゥオモ

ミラノの中心部にある教会。
パリにもたくさん教会やら歴史的な建物はあるから
大きな期待もせずに行ってみた。

息をのむ美しさ。圧巻。
ノックアウトされた。
ルネサンスとか言ってただけあってイタリアってすごい。
この教会ひとつで私のイタリア観はすっかり変わった。

緻密なデザインの建築はフランスにも数多くあるけど
緻密でかつトータルとして美しい、という点で
フランスよりイタリアの方がすごいかも。
って優劣よりはもしかしたら目新しさと好みの問題かもしれないけど。

教会の建物自体、ステンドグラス、中においてある彫刻など
どれをとっても「ひゃー」。
言語化できる感想をもつ前に感覚的に圧倒された。

ミラノは観光スポットはあまりない、と言われていたが
この教会が見れただけでもかなり満足。

カメラを忘れたのが悔やまれるけれど
写真をとることに気を取られず
見ることに集中できたのは贅沢な経験だった。

ミラノ：無事到着

若干の遅延はあったものの無事ミラノに到着。
会議まで時間があったので、街や人の様子を知るべく
タクシーを使わずあえて電車でミラノ市内まで行ってみた。

どうやらホテルは市内中心部からちょっと離れているみたい。
アルマーニなどのファッションブランドのオフィスが
周りにあるけどブティックではないのでちょっと倉庫街っぽい。

ホテル自体は超モダンなデザインのおしゃれなホテル。
土地柄かブルガリのマーケティングミーティングとかが
開かれていた。私の会議より面白そうだな、とか
ミーハーなことを思ったりして。

会議が予想以上に長引いたので観光は明日以降に。

南へ

明日から木曜までミラノに行ってきます。
初イタリア、初ミラノです。

現地の言葉がわからない国。
しかも英語がいまいち通じなさそうなイメージ
（ってイタリアに失礼か）。

アルデンテのおいしいパスタが食べられるかしら、
位の予備知識しかないですがいってきます。

いわしの煮付け

日曜日のマルシェ（市場）で
新鮮ないわしを買ってきていわしの生姜煮を作った。
こういうにおいの食事はひさしぶり。

せっかくなのでご飯と味噌汁とともに。
粗食だけど久しぶりの純和風食。

Ｈが気に入るかどうか、と思ったけど
おいしく食べてくれた。よかった。

本命候補

テレビ番組「Nouvelle Star」の話題をまだ続けます。

前回書いたJulienとは全く違ってやさしい感じで
全く無理したところがなく歌う笑顔が素敵な人がいます。
Tigane（ティガン）という彼、私の中では今回の優勝候補。

Tiganeはこの番組に出るまで全く歌の教育をうけたこともなければ
人前で歌ったこともなかったらしいけど、
ダイアモンドの原石とはこういう人をいうのかな、という人。

そして毎回会場にはティガンママが来ていて、
彼が歌っているときは嬉しさと感動が入り混じったような表情で
彼を応援しています。

決勝にはJulienとTiganeが残ってほしいけど
そうなったらどちらを応援したらいいか困りそう。

番組のＨＰの彼の紹介はこちら。右上からビデオが選べます。
http://www.nouvellestar.fr/ns5/candidats/thematiques/tigane/display.jsp?id=ns2_5674

中でも彼の歌が堪能できるビデオはこちら（ティガンママも見れます）。
http://www.nouvellestar.fr/videos/?id=ns2_15534
http://www.nouvellestar.fr/videos/?id=ns2_10088
http://www.nouvellestar.fr/videos/?id=ns2_14765

何事も比較の問題

職場にイギリス人だけど長くフランスに住んでいる、
という人がいる。

お役所仕事についての彼との会話。
私：フランスのアドミを通さないとだめなので
まぁ時間はかかるでしょうけど
彼：（苦笑しつつ）そっか、、。
でもまぁアルゼンチンよりはいいだろうから。

といって彼のアルゼンチン時代の苦労話を聞かせてくれた。

彼：というわけだから、まぁ比較の問題だよね。
私：フランスが最低、ってわけじゃないってことですね。
彼：もちろん（definitely notと言っていた）！

フランスよりもアドミに時間がかかるアルゼンチンって。
どんななんだ。
しかもそれと比較して慰められても晴れやかな気持ちには
なれないけど、彼の思いはありがたくうけとった。

一見フランスに関係ないですが

決まった時間に決まった場所に行って
決まった時間（又はそれ以上）まで働く、というのは大変苦手。

ばさ、っと大きな枠で仕事と期限を与えられ
それまでどこで何していようが
期限までに仕上がっていればよい、ってほうがよっぽどいい。

誰でもそうかな。
でも周りをみていると私は平均以上にその傾向が強い気がする。

別に今に始まったことじゃないけど
最近実感しているので。

ブティック・サルコジ

大統領グッズのオンラインショップ。

本とかはわかるけどそのほかに
Ｔシャツ（顔写真つきと写真なしが選べる）
スウェット、バッグ、などがある。

街でグッズを身につけている人を見たことはないけど
選挙キャンペーン中にはいたのかもしれない。
、、、いや、でも顔写真つきのバッグは持ちたくない。
本人だって持たないと思うな。

小泉首相就任時、写真集が出たことを思い出した。

http://www.boutique-sarkozy.com

お呼ばれ用の服

友人の結婚式とかでちょっとフォーマルな場に
お呼ばれしたときの洋服がなくって困っていた。

いくらフォーマルだからって
会社用のスーツっていうのもいまいちだし、
かといっていちいち着物着るのも面倒だし
そもそも同じメンバーだと毎回同じ着物、
ってのも芸がないし。

そんなことを思っていたら
パリから車で２時間足らずの街、Reims（ランス）
にいったときにたまたまドレス屋さんを発見。

ドレスの日本の相場とか知らないけれど
手ごろな値段でそこそこいい感じのドレスが買える。

というわけで買っちゃいました。
直しの出来上がりは今週末。たのしみ。