はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

夏到来

2012-07-25 22:16:30 | Weblog
6月は雨が多かったけれど、7月も下旬になって
晴れが続き気温も上がってきた。やっと夏到来。

そんな中、Sくんは誕生日にもらった自転車に
毎日毎日乗っている。自転車焼けの夏だね。

Sくん、4歳!

2012-07-21 17:41:20 | Weblog
Sくんが4歳になった。

元気に育ってくれていることに感謝。

今年は本人も自分の誕生日の自覚があるので
何日も前から、あと3日、あと2日、と
カウントダウンしていた。
当日は朝早く、起きてくるなり
「今日は僕の誕生日!」と宣言していた。

パパとママからのプレゼントは自転車。

よかったね。
おめでとう、Sくん。

ミュージカル王国

2012-07-20 17:35:49 | Weblog
ミュージアム王国はミュージカル王国でもある。
今回はえせ独身なのをいいことに、2つ舞台を観た。

スリラーライブとシカゴ。

スリラーライブはマイケルジャクソンの曲を
合計5名ほどの歌い手さんが交代で歌う。
ストーリーはなく、ライブに近い。
マイケルジャクソン世代なので、マンマミーア
を観た時よりは盛り上がった。
メインで歌う人達はみんな上手。
マイケルジャクソンのライブのダンサーが一流なのに
比べてしまうと、ダンサーはちょっと残念な感じ。
観ている間は楽しんだけれど、やっぱり本人がいたらなぁ
という気持ちにはなってしまう舞台。

シカゴは10年以上前にNYで観たかったけれど
当時は人気でなかなかチケットが取れなかった舞台。
今回は直前でも余裕で買えた。
期間限定で有名人が主役をやったりしてるらしいけど
私が行った時は今の定番のロンドンキャストだった様子。
メインキャストのひとり、べルマ役がはまり役で素敵だった。
男性ダンサーは好みよりはマッチョかつ太目の人が多かった。
西洋人受けするのはああいう外見なのかも。
女性ダンサーはどの人もきれいで、上手くキャラクターを
被らないようにしてあって、はずれなし。
ちなみにストーリーは映画と全く同じらしい。

チケットはどちらの舞台も前日にネットで購入。
当日窓口で引き換え。手続きはとても楽だった。

また機会があったら観に行きたい。

ミュージアム王国

2012-07-17 17:22:47 | Weblog
ロンドンにはいくつもの美術館、博物館がある。
今回は大英博物館とナショナル・ギャラリーに
行った。

大英博物館はミレニアムの改装以降初めて行ったので
前回と随分変わっていることに驚いた。
建物内が全体的に明るくなった印象。
前回訪れた時は、エジプトの印象が強かったけれど、
今回はアッシリア時代の展示物に惹かれた。
壁に彫られた彫刻の緻密さや、守護獣の大きさに感動。

ナショナル・ギャラリーはルネッサンス期から近代
までのヨーロッパの絵画が中心。昔は印象派に
好きな作品が多かったが、近頃は印象派よりは
写実的な作品に見入ってしまう。

イギリスのすごいところは、世界レベルの博物館、
美術館が入場無料である点。
自国民だけでなく、すべての人に開放しようという
その姿勢が立派。その代わり、入口には寄付を募る
箱が置いてある。中にはポンドだけでなく、ユーロ、
ドルなども入っていた。

ルーブルや大英博物館に行くと、世界各国の歴史的・
文化的価値のある品々が満載。世界中から貴重な
品々を持ってくるって、そもそもどうなのよ、と言う
気持ち半分、でもこんな風に持って来ていなかったら
ここまでちゃんと保存されていなかったかもな、と
思う気持ち半分。


エセ独身気分満喫の旅

2012-07-17 16:30:36 | Weblog
息子とHが義理の母の家に行っている間
ロンドンに遊びに行くことにした。
仕事以外でのひとり旅は独身時代以来。
妙にうきうき。

ユーロスターで行く4泊5日の旅。
2泊づつ、友人宅にお邪魔することに。

ロンドンは電車に乗ってしまえば
2時間半足らず。どちらの駅も街中に
あるので便利。

詳細は別途書くとして、まずは全体的な感想を。
一言でいうなら、
オリンピックはロンドン開催で良かったね。

その心は、
ロンドンはパリより清潔、かつ人が親切。

旅行者が「~人は親切」とか言うと、いまいち
説得力に欠けるのだけれど、ロンドンは本当に
親切だった。店員さんは総じて感じがいいし、
駅で路線図を見ていたら駅員さんが聞いてもないのに
助けてくれようとするし、
スーツケースを持って電車に乗ったら、乗客が
心配そうに空港行きの電車を教えてくれようとするし
(私が間違った電車に乗っていると思ったらしい)。

昔日本から行ったときには、そこまで好印象だった記憶が
ないのだけど、それは東京とパリの違いか。

そんなわけで5日間の滞在中、ロンドンに対する印象を
すこぶる良くして帰ってきた。


今更、新生オルセー美術館

2012-07-05 15:59:40 | Weblog
パリのレストラン、お店、美術館、ブランドなどの情報は
日本在住の親戚・友人から教えてもらうことの方が
多い。灯台元暗し。

長らく改装工事中だったオルセー美術館が
昨年秋、改装全館オープンしたと日本の母に聞き、
ひとりでふらっと行ってきた。

入口の混雑が緩和されていたのはたまたまか、
入場管理も改善されたのか。

中に入ると、良くも悪くもかなりの改装。

まず、展示室の壁の色が全体的に暗めになって
絵の色がより強調されるようになった。
昔は白い大理石の色だったので、
色が飛びがちだったのかな、と今更思う。

さらに、絵によっては上に透明のパネルで
保護されるようになった。そのパネルに
光が反射して見づらくなってしまった。

加えて展示場所も大幅に移動。結果、今まで
注目していなかった作品に目が行くようになった。

今回気に入ったのはアンリ・ファンタン=ラトゥールの
シャルロット・デュボーグの肖像。
印象派以降のデフォルメされた作品ならともかく
比較的リアルに描かれた肖像画なんて
大概つまんないけれど、この絵は別。
鼻梁、帽子の上の花、髪の毛、ほお、手の皮膚、
それぞれの質感の表現が見事で見入ってしまった。

ファンタン=ラトゥール自体今までノーマークだったが
上記の肖像画以外の作品も明暗の具合とか質感とかが好き。

前から好きなセザンヌ、ゴッホが見られたことはもちろん
ファンタン=ラトゥールを発見できたことが今回の収穫。