はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

砂遊び

2011-08-31 14:43:22 | Weblog
息子も3歳を過ぎ、来週から幼稚園入園予定。
これを機にブログ上での名をべべ改めSくんとすることにする。

Sくん、日ごろ屋内で遊んでいるときには
ひとつのおもちゃに長く集中するわけではないのだが
砂場だけは別。1時間以上ずっと飽きずに遊んでいる。

スコップで砂をバケツに入れて一杯にして
それを反対むけて、とかオーソドックスな遊び方。

ひとりで楽しそうに始めると、大抵誰かがやってくる。
Sくん自身は他の子と遊びたいわけでも特になさそうだけど、
邪魔されない限りは付かず離れず温和に対応している。
ただし自分のおもちゃをとられたりしたときには
(意外にも)Non!と言っていた。

私が子供の時、近所の公園の砂場は犬のトイレと
化していたので、砂場にあまりいいイメージはなかったが
この砂場のある公園は犬入園禁止なのでその点でも安心。

そんなSくんの思いを見透かしたかのように
来月のこどもちゃれんじのおもちゃは砂場グッズ。
やるなベネッセ。


オフィスの窓越しに見えるものは

2011-08-28 18:08:58 | Weblog
隣のビルの窓。
そしてそこにポストイットを使って作られた絵の数々。

多くはパックマン、マリオブラザーズ、インベーダーといった
ピクセルで描きやすい絵柄をモチーフにしている。
大抵は1つの窓枠にひとつの絵柄だが、もっと大きなものもある。
それが今パリのビル街でブームになっている「アート」。
パリではポストイット戦争(bataille)、と言われているとか。





元々はパリ東側のオフィス街で火が付いたらしいが
今はパリ西側のラデフォンスに行ってもあふれている。

ブームになる前なら、そんなことしかやることがないのか
と非難されそうだけど、今や一般的にはお堅いと思われている
金融業界やエネルギー業界の会社の窓にもたくさんある。

下の力作はガス会社GDF(日本の東京ガスにあたる)。



日本で働くそこのあなたも隣のビルに宣戦布告、
やってみますか?

熱そうで、痛そうで、でもちょっとコメディーな

2011-08-26 14:53:36 | Weblog
マダムブリュレというお菓子が
日本で話題になっていると聞いた。

まず浮かんだのが頭から火を噴いているおばさんの図。

フランス語直訳すると
焦げたおばさん。
ちょっとしゃれた言い方をするとしても
焼けた婦人。しゃれてない。

おばさん焼いてどうするよ!

日本でマダム、っていうと既婚の女性という意味合いだけでなく
なぜかカトリーヌ・ドヌーヴのようなリッチなおばさまを
イメージするから、こういうネーミングなんだろうなぁ。

こうやって話題にすることも見越してのネーミングとすれば
ちょっとブラックなお笑いのセンスと言えなくもないけど
(たぶんそんなことはないだろう)。

まぁ、お菓子は味なので、おいしければいいっちゃいい。
どなたか食べたことのある方、感想お聞かせください。



義理の親孝行

2011-08-24 22:01:37 | Weblog
前回書いた日からすると、なんとなく
再開しづらいぐらいに空けてしまった。

書いていない間、ほっこり嬉しくなること、
涙すること、人のありかたに勇気づけられること、
敗北感を味わうこと、など
いつも以上に心の振れ幅の大きな日々だった。

一度空けるとどんどん書きづらくなるが
そこはあえて重い腰を上げて書いてみる。

書いてなかった7月の間に息子は3歳になった。
これは手放しにうれしいこと。
そろそろ「べべ」に代わる呼び名が必要だなぁ
と思いつつ、まだ決めていない。

8月は義理の父、義理の母の家にそれぞれ1週間づつ滞在。
1日ぐらいならなんとかなるものの、
各1週間ともなるとさすがに化けの皮ははがれる。

会食時にはお得意「必殺フランス語わかりませんよの術」も
度々登場。そろそろ周囲にもバレ始めているかもしれないので
今回は「子供の世話に手一杯の術」にも登場いただく。
まぁフランスの人々は基本的に自分が話したい人たちなので
彼らが話し続けられることに貢献する術である分には問題ない。

虫さされを掻きながら、そもそも何で暑いときに
より暑い場所に南下するんだ、と日本語でひとりごちつつ。

そんなこんなして乗りきった2週間、自分で自分を褒めてやりたい。