はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

引越し

2005-07-30 06:40:43 | Weblog
今日は引越し当日。

昨日はパッキングの日。
こういう作業は得意ではないので、時間がかかった。

今日は階段なし4階(日本でいう5階)まで
荷物を運ばなければいけない。
体力勝負。

記録更新候補者、ここにあり。

2005-07-28 23:44:12 | Weblog
シモーヌおばあちゃんは83歳。
95歳のマルセルという彼氏とジミーという犬との3人住まい。

その他、裏庭にたくさんの鶏、鴨、うさぎ、はと、
などを飼っている。

彼女は今まで出会ったどんなおばあちゃんより
勢いがある。

ある日、車で外出しようとしたときに
ゲートが開けられなくてもたもたしていると
おばあちゃんがやってきて、ゲートの端を
がつんと、ひと蹴り。
ゲートは難なく開いた。

またある日、私と友人が寝坊気味だったときには
ドアをがんがん叩いて起こされた。

友人曰く、彼女が世界の長寿記録を更新する、
親戚一同言っているらしい。
さもありなん。

病院食

2005-07-26 22:48:50 | Weblog
友人のお父さんのお見舞いにいく。
お父さんは思ったよりは元気そうでなにより。

ふとテーブルをみると昼食の食べ残しがあった。
サラダ、鶏肉などのほか
一人用サイズの赤ワインのボトルの空き瓶が。

なんと病院食にまで赤ワインがついているとは。

ヨーロッパ標準

2005-07-24 19:02:36 | Weblog
まだまだ続くC君の結婚式。

日本の結婚式でも、フルで参加すると結構疲れるのに、
それさえあっさりしているものに思えてくる。

今日は昼から新婦の両親の家でブランチ。
昨日も食べ過ぎだったのに、今日も食べ過ぎ。

新郎(C君)との会話
C君:昨日はありがとう、着物着てくれてうれしかったよ。
私:こちらこそ、ありがとう。とっても楽しかったよ。
 ディナーもおいしかったし、君の歌も堪能できたし。
C君:ありがとう。
  僕らはお陰で楽しい時間を過ごせたよ。
  みんなにとってはちょっと長かったかもしれないけど。

  でも、いとこは僕といっしょで全部計画しないと
  気がすまないタイプだから進行はwell organized だったでしょ。

お。
欧州標準的にいうと、well organized だったのか。
まぁ確かに無秩序ではなく、順々に出し物担当が出てきていたね。
...とは言わなかったけど。

何はともあれ、新郎新婦の温かい関係がみんなに波及していたし
何より本人達もちゃんと楽しめているのが素敵だった。

Felicitation!

(写真はシャトー)

パーティー

2005-07-24 03:41:47 | Weblog
昼間の結婚式が終わって、夕方からシャトーを借り切って
カクテルパーティーとディナー(披露宴みたいなもの)があった。

せっかくなのでインド人の同級生と結託し、
彼女はサリー、私は着物を着ていく。
ディテールを確認できる日本人が他にいなくてよかった。

着付けはいいかげんだったけど、スターウォーズで
奇怪な宇宙人が周りにうろうろいる程度には
なんとなくそれらしく場を盛り上げるのには貢献できただろう。

カクテルパーティーは3時間程度、
ディナーは3時間以上。

日本のように司会進行がいるわけではない。
でも、合間合間に歌う人やら、
スライドで新郎新婦を紹介する人やら出てきていろいろやっていた。
日本の披露宴、パーティーに慣れている私からすると
かなり適当な進行だったけど、
新郎新婦のラブラブっぷりが反映されてか、雰囲気はよかった。

たらふく飲み食いして、最後はダンスパーティー。
ドイツ語の曲とフランス語の曲が交互にかかる。
フランス人がドイツの歌をださい、と言っていたのがおかしかった。
私にしてみればどっちもどっち、なんだけどなぁ。

そんなこんなで帰宅は夜中の2時。
ぷぅ。疲れた。
しかも、帰宅といってもホテルに帰るだけで
明日にはまたブランチが待っている。ひゃー。

結婚式

2005-07-23 23:03:12 | Weblog
土日とパリから北に100kmほど離れたところまでいく。
同級生C君の結婚式に出席するため。
フランスでの結婚式ははじめてなのでわくわく。

彼はドイツ人で、奥様はフランス人。
よって結婚式はフランス語とドイツ語半々。
誓いの言葉(?正しい呼び方知らない)を言うときに
彼がフランス語、彼女がドイツ語で言っていたのが素敵だった。

司祭が説教しているときに冗談を言っていた。
日本だと、通常の説教ならともかく
結婚式でウケを狙う司祭って見たことない。

もうひとつ驚いたことがあった。

ドイツ語とフランス語のちゃんぽんに集中力も切れ
いまどっちで話されてるんだかもう、どうでもようなってきた頃、
ふと気づいたら、

'Cause I am your lady ~
And you are my man ~

と、セリーヌが歌っている。しかも音割れてるし...。
The Power Of Love だ。

チャペルでこんなベタなポップスを聞くことになろうとは。
カトリックの教会もけっこうくだけてるのねん。

そして、2日がかりの結婚式はまだまだ続く。

滞在許可証の延長

2005-07-21 22:30:39 | Weblog
滞在許可証の延長のためのランデヴーの予約のため、
Nanterreにある92(Haut-de-Seine)県の県庁にいく。

私の滞在許可証は10月18日にきれるのだが、
検索情報によると切れる3ヶ月前から
ランデヴーの予約は可能ということなので、帰国前に済ませることにした。

どういうプロセスを踏むのか、書面は何が必要なのか、
を把握するのにずいぶん時間をかけてしまった。
公式なWEBページとかに全部載っていれば便利なのになぁ。

結局わかったのは、県によっても担当者によっても
若干手続きも必要書類もちがう、ということ。

92県の場合はまず、1.ランデヴーの予約、
2.ランデヴー(書類を持っていく)、3.受領、
というプロセスらしい。

そして、取れた予約は11月29日。
4ヶ月以上先...。
それまでは滞在許可証の期限が切れても、
レセピセ(手続き中、という紙)があればokらしい。
フランスのアドミ、こんなにスローペースでいいんかい。

ないものねだり

2005-07-20 23:46:53 | Weblog
同級生の新居にお邪魔する。

彼はヴェネズエラ出身。
奥様は私のサルサの師匠。

彼女は普通のメイクをしているだけなのに
まるで舞台メイクしているように華やかな顔立ちのひと。
その上話し方も表情も明るくて、よく笑う。
しかも料理もうまい。

生まれ変わるなら、彼女いいなぁ。
あの外見でラテンダンスとかしたらかっこよすぎ。

チャーリーとチョコレート工場

2005-07-19 23:50:38 | Weblog
ティムバートンとジョニーデップの最新作。
この組み合わせは見逃せない。

というわけで、早速ヴェルサイユの映画館に観にいく。
ティムバートンの映画は彼の空想の世界をそのまま
具現化したような世界。
とてもプリミティブなところで共鳴する。

ジョニーデップも期待を裏切らない。
私のみる目は確かだったわ、と一方的に自己満足。

彼ほどティムの世界に似合う俳優は
いなんじゃないかしらん。
エキセントリックなキャラクターに
リアリティーが出せる稀有な俳優。べたぼれ。

それにしても、一度聞いたら頭を回りだす
Willy Wonkaのテーマソング。

今日は暫くフランスから離れて空想の世界にひたってしまった。