はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

アイロン

2017-05-28 17:54:24 | モーリシャス:日常生活
うちのアイロンが壊れた。
布に当てる金属の部分が熱くならなくなった。
早速修理に出す。
2週間後修理が終わったので取りに行って
うちで使ってみようとしたら、相変わらず熱くならない。

仕方がないので、再度修理に出す。
3週間後修理が終わったので取りに行く。
今回は店頭でちゃんと熱くなるのを確認して帰宅。

で、うちで使ってみようとしたらやっぱり熱くならない。
コンセントを変えてもだめ。
なんで?うちの電圧が足りないとか、一定じゃないとか、
そういうことなのかな。
店頭では動作確認済みなので、修理のしようもない。

そういえば自宅の電圧が不安定なせいで冷蔵庫が壊れた
と言う知り合いがいた。

環境によっては問題なく使えるアイロン。
でもうちではどうにもならないので、仕方なく新しいアイロン購入。
古い方は捨てるのも忍びないので、とりあえずは納戸に保管。

フランス大統領選に思う

2017-05-14 13:49:41 | モーリシャス:日常生活
モーリシャスとは関係無いけど、最近あった
フランス大統領選挙の時に思ったことを脈略なく羅列してみる。

フランス大統領は国民の直接選挙で決まる。
第一回投票で過半数を取る候補者がいればその人に
すぐ決まるがそうでなければ上位2人が決選投票に。
今回はマクロンとルペンが決選投票に進んだ後
マクロンに決まった。

ルペンは国民戦線という主要メディアでは右翼とか極右と
称されることも多い政党。そんなこともあって
フランスに関わりのある、ある程度の教育を受けた人たちの
間ではルペンを支持する人たちがいることも理解できる、
的なことを言うことをはばかられる
(「人種差別主義者を支持するのか」と言うような)
雰囲気があった。
ヒステリックとも言える口調で
反ルペンを唱える書き込みをFBでも多く見かけた。
が、彼らの多くはルペンの言うことも聞かずに
メディアが貼ったレッテルをそのまま鵜呑みにして
メディアが伝えることをそのまま繰り返しているだけ
のことが多かった。友人やら同窓生が
そういう書き込みをしていることに、驚きと、
軽い失望と、諦めが混ざった気持ちだった。

教育を受ける目的とは自分で考える力をつけるため、
と思っていたけれど、実際には
教育を受けている人=現システムにうまく適合できる人、であって、
システムに疑問を抱かず思考停止しているタイプも少なからず
いるのだと実感した。

私はルペン支持者じゃないし、むしろマクロンに期待を
寄せているけれど、ルペンを支持した30%のフランス国民は
必ずしも人種差別主義者じゃないだろうし、
彼女を支持した背景・理由があるはず。

今回ルペン支持の票が3割にとどまったのは
ルペンを支持することは人種差別主義者を支持すること、
ネオナチを支持することと同意と思っている人がまだまだいて
「マクロン支持じゃないけど反ルペンのためにマクロンに入れる」
という人が少なからずいたからだろうと思う。

それにしてもマクロンのように若くて、有力政党の候補でもなく、
政治家としての経歴もほとんどない人が大統領に選ばれるのは直接選挙の醍醐味だ。
日本の首相も直接選挙で選べたらいいのにな。



クレオール語

2017-05-09 10:49:14 | モーリシャス:日常生活
モーリシャスで話されているクレオール語は
正式にはモーリシャス・クレオール語というらしい。
ここに住んでいる分には普通はクレオール語、とだけいう。

世界の様々な地域にはいろんなクレオール語があるらしいが
モーリシャス・クレオール語はフランス語の影響がとても大きい。

例えば「こんにちは」はフランス語ではボンジュールで
クレオール語ではボンズール。「私」はフランス語ではモワで
クレオール語ではモ。
なんとなく適当にクレオールを創作できそうなぐらい似てる。

とはいえこれまで勉強しなかったし
日常会話は英仏語で通じてしまうので
在住3年目になっても話せない。

でも、モーリシャス人同士がこちらが分かってないと思って話している時に
実は分かってるんだよー、っていう状態にしたい気もするので
ぼちぼち勉強してみることにした。
と言っても、語学学校があるわけでもないし、
習得用の本が充実しているわけでもないので
今の所はうちに来てくれている家政婦さんを捕まえては
実地の会話をしている。
家政婦さん、クレオールの説明をするときはなんだか若干嬉しそう。

日本人でモーリシャス・クレオール語が流暢に話せたら
とても少数派だろうな。ニーズもなさそうだけど。

皮膚炎、その後

2017-05-08 15:21:28 | モーリシャス:日常生活
このブログを読んでくださっている人の中で
私の皮膚炎のことが気になる方々はそう多くはないだろうけど
経過報告。

プロバイオティックスの摂取、白砂糖無し、グルテンフリー、
乳製品制限、カフェイン無し、アルコール無し、
+ステロイド内服+ステロイドクリーム使用
を開始して1ヶ月。肌の調子がだいぶ良くなってきた。

まだステロイドを内服+クリームも使用しているので、
自然に治癒してきたわけではないけれど
新たな発疹がこの数日はほぼゼロ。
なんとなく先が見えてきた感があって嬉しい。

こちらの皮膚科で場合によっては一生ステロイド内服、とか
脅されたこともあったけど、そうなってたまるか。
治してみせる。

このまま快方に向かって完治した暁には
同じような症状に悩む人のためにもやったことを
もう少し詳しく書き留めたいと思う。

レユニオン島

2017-05-05 14:16:57 | モーリシャス:日常生活
子供達のバカンスを利用してレユニオン島にいった。
レユニオン島はモーリシャスの西175kmにあるフランス領。
モーリシャスから飛行時間55分程度で行ける。

火山活動によってできた島。今も活火山がある。
面積2512km2(モーリシャスは2000km2程度)。

一言で感想を言うなら「近所の島でもこうも違うか」。
フランス領だけあって、道路標識や高速道路などの
作りはフランス本土と全く一緒。
それ以上に驚いたのが、道路や橋のきれいさ。
とても整備されている。
恐らくフランスやらEUからの公共投資が潤沢に
なされているのだろうと推測。

大した産業があるようには見えないし、
失業率に至っては30%にもなるらしいけど
フランス本土の田舎なんかよりよっぽど
お金がありそうな街並。特異な場所。
(とは言え貧困層も多いと聞く。)

フランス本土に比べると物は割高だけど、
モーリシャスとは比較にならないぐらい豊富。
子供達のおもちゃや本などを中心に購入。

レユニオンと言えば、山登り。
我が家は子連れ、かつ誰も(特にHと私は)
山登りに前向きなタイプではないので
車で行けるところまで行って散策。
標高3000mを超える山の上に行くと
海辺が28度とかの日でも気温は13度前後。
生えている植物も南国のそれとは全く違う。

同じフランスと言えど、レユニオンは人もあくせくしていなくて、
店員さんもパリよりはよっぽど感じが良い。
パリを基準にするのが間違っているのかもしれないけど。

気軽に行けるのに今まで行ったことがなかった場所。
なかなか好印象だったので、また行くかも。