はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

マジック・サーカス・オブ・サモア

2016-04-25 15:20:29 | モーリシャス:日常生活
ザ・マジック・サーカス・オブ・サモアに行ってきた。
その名の通り、サモアのサーカス団。
主に南太平洋やインド洋の国々で巡業しているらしい。
モーリシャス公演は今回4月15日から6月19日までの予定。

子供との休日のアクティビティーのために行ったので
特に期待していなかったけれど、予想以上に楽しめた。
前半後半合わせて2時間半の盛りだくさんな内容。
これで一番良い席でも500ルピー(約1750円)は良心的。
ちなみに一般席は大人で375ルピー。
テントは小さめなので見え方は恐らくそんなに変わらないけど、
良い席の場合指定席を事前購入できるのがメリット。

今回のトリは世界で一番背の高い人。
トルコの男性で2m54cm。
背が高いだけでしょ…と思っていたけれど
(実際それだけなんだけど)目の前で直に見ると
本当に高くてインパクトはかなりのもの。
長男とHは一緒に写真を撮ってもらった(もちろん有料、300ルピー)。
Hが「これだけで1回あたりの興行収入は3割増しになってるん
じゃないか」というぐらい、みんな写真を撮ってもらっていた。
私は嫌がる次男と一緒に待っていた。
写真を撮った後、「背だけじゃなくって足の大きさもすごかった」
と言って2人が戻ってきた。

さらには人を回る円盤に固定して、それに向かってナイフを投げる
パフォーマンスも。テレビで30年ぐらい前には見たことがあるが
実際見たのは初めて。
今ではこういう出し物の許可が下りない国もあるんじゃないか、
と思うぐらいちょっと危うい。

ほかにも、綱渡り、ジャグリング、ドリフさながらのコント、
手品、アクロバット、大きな輪っかでのパフォーマンス、
吊るされた輪っかでのパフォーマンス、自転車のアクロバット、
ナイフを投げる(ロビンフッド的な)、サモアのダンス、
などなど盛りだくさん。
動物を使ったものはない。

一人の人がいくつもの演目を掛け持っていたり、
幕間には演者が売店の店員さんをしていたり、
手作り感のある一昔前の雰囲気のサーカスだった。
シルク・ド・ソレイユなどの洗練されたサーカスとは
全く違った良さがある。

モーリシャスくんだりまで来てくれてありがとう。

ダンスの発表

2016-04-20 13:34:40 | モーリシャス:日常生活
今週月曜から長男の学校でアートウィークなるものが始まった。
陶芸、音楽、大道芸、ダンス、などを鑑賞したり体験したり。

ひょんなことからその中のダンスを友人と担当することになった。
昨年から友人と2人で温めてきたダンスを披露。
ダンスのタイトルは「一期一会」。10分程度の小作。
日本で発表するなら小恥ずかしくなるタイトルだけど
誰も日本語を知らないインド洋の小島でなら、
これもありでしょう。

7歳から10歳ぐらいの子供たちがどういう反応をするのか
予想がつかなかったけれど、やってみると意外と集中して
見てくれて、こちらも踊りやすく助かった。
何も言わずにまず踊って、そのあと質疑応答をして、
再び踊る、という構成。
子供達の素直な反応と質問が面白かった。

踊りのクオリティーに関しては定期的に踊っていた頃とは
比較にならないけれど、こういう機会をもらえたことに感謝。

楽日は明日木曜。
あと1日、大事に踊ろう。

ウガーディ

2016-04-14 13:30:56 | モーリシャス:お国事情
4月8日はウガーディという祝日だった。

南インドのテルグ語圏とカンナダ語圏の正月、とのこと。
ウガーディとはサンスクリット語で時代(ユガ)の始まり(アーディー)、
という意味の言葉から派生した言葉。
とネットで調べて初めて知った。

インドの一部でお祝いされている日を
モーリシャスでも祝ってるということだ。
ヒンドゥ系のモーリシャス人は
地理的に南インド系の祖先を持つ人が多いのかな。

某モーリシャス人(非ヒンドゥ)にウガーディって何?
って聞いたら、火の上を歩く日だ、とか言われたけど
あれはこの国お得意の「わからない場合はわからないとは言わず、
その時に思いついたことを言う」だったのか。