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はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

妊婦の食欲

2013-02-20 15:07:54 | Weblog
つわりが過ぎてからの食欲増加が半端じゃない。
かつ、食の好みもころころ変わる。

ここ2週間ほどはコチュジャン・キムチ系の味
に惹かれる。
肉団子と春雨のスープにも、豚汁にも、
コチュジャンを追加してしまう今日このごろ
(自分のお椀だけ)。

前回妊娠中もキムチブームがあって、
キムチは匂いから受付けないHには驚かれたっけ。

フランスは妊娠中の体重管理がゆるいので
今のところ食欲に任せて食べている。
前回は臨月までで+13キロ。
フランス的にはそれでも全く問題ないレベル。
今回は今までのところ前回よりも遅いペースだけど
これからどうなるか。

マドレーヌ寺院でコンサート

2013-02-14 10:42:46 | Weblog
土曜夜、パリのマドレーヌ寺院で
コンサートがあったので家族で聴きに行く。
Sくんにとっては初めてのクラシックコンサート。

マドレーヌ寺院は建て始めたときから
カトリック教会としての用途を目的に
造られたわけではなった、ということから
外観が教会としては異色で古代ローマの神殿のよう。
中も中央部分が広く、コンサート会場としてはプラス。

演目はモーツアルトの「レクイエム」。
パリ・アマデウス合唱団(Amadeus de Paris)と
Jean Louis Petitのオーケストラで。

大人30ユーロ、学生20ユーロ、
12歳以下の子供は無料。全席自由。

内容は場所柄、クラシック愛好家向けというよりは
観光客向けのコンサートという気はしたけれど
マドレーヌ寺院の中で音楽を聴けるだけでも楽しい。
しかも、通常のホールのコンサートだと4歳半
の息子はまだ入れないけれど、こちらは問題なく入れる。
Sくんが良く見られるように早めに入って最前席に座る。

初めてのコンサートを目の前にしたSくん、
演奏が始まると目を大きく開いて、口は半開きで、
演奏に吸い込まれていた。
途中慣れてくると指揮者に合わせて一緒に指揮したり
していたけれど、終始静かに鑑賞できた。ほっ。
演奏後バス歌手に手を振ってもらって喜んでいた。

べべが生まれたら暫くこういうこともできないだろうから、
今のうちに堪能しておこう。

幼稚園がスト

2013-02-13 10:55:43 | Weblog
幼稚園がスト。
幼稚園のカリキュラムを水曜午前中も
授業があるように変更するという案が出ていて
それに反対するため、らしい。

勤務日数が多くなるから反対する気持ちは
わからなくはないけど、またストかぁ。
(ちなみに合計勤務時間は変わらない。)

一日ひまをもてあましても仕方ないので
Sくんと一緒に料理することに。
メニューはガトーショコラとハンバーグ。
卵白でメレンゲをつくったり、
ハンバーグのたねをこねたりするのが
気に入っていた様子。

結果的には一日楽しく過ごせたとはいえ、
さも当然のようにストをやられるのには
未だに慣れない。

病院やら検査やら

2013-02-08 11:53:58 | Weblog
出産のときにお世話になる予定の病院へ。
在住の市にある総合病院。うちから徒歩10分。

近隣の病院と比べてもかなり大きな病院で
出産に関しては年間3000件まで対応できるらしい。
私の中での2つの条件
・NICU(新生児特定集中治療室)が併設されていること
・無痛分娩ができること
もクリアしているし、評判も悪くないのでほぼ即決。

前回産んだ病院は(当時住んでいた)隣町の病院で、
そこでは6カ月以降のみ病院で検診、
それまでは各自産婦人科で検診、という流れだったけれど
今回の病院はキャパが大きいからか、
今から出産までずっと面倒をみてくれる。

特に大きなリスクがない出産と見受けられる場合の
月々の検診は医師ではなく担当助産婦さんと。
慣れた様子で次々となされる質問に答える。

日本と違うのは(日本で出産したことはないけれど)
出産関連の書類に人種(私でいうとアジア人)や
出身国を書くこと。アジア人の場合、母体に
ヘモグロビン異常がある場合があるので、
その分追加の血液検査をするらしい。

検査といえば、フランスの妊婦がほぼ義務のようにやるのが
21トリソミー、すなわちダウン症の検査。
あえて受けないことを希望する場合は断ることもできるが
基本的には受けることを推奨される検査
(もちろん全額社会保険で負担される)。
スクリーニングテスト、すなわち確率を予測するするためのテストで
確定診断のためのテストではない。
エコグラフィー(超音波検査)と血清マーカーテスト2つの
結果から確率が算出される。
カットオフ値(スクリーニング・ポジティブ/ネガティブを
決める値)は1/250。
ここでスクリーニング・ポジティブ、すなわち確率が1/250
よりも高いという結果が出た場合は、確定テストとして羊水検査がある。

幸い私の場合は2度の出産ともに確率がカットオフ値を
下回っていたのでそれ以上悩むことはなかったけれど、
この検査は受ける前に「これでリスクが高いと判断されたら
どうするんだろう」、と毎回微妙な気持ちになる。
とはいえ好ましい結果が得られた場合には、妊娠中いらない心配を
しないで済むから合理的な方法ではある。
これもフランスの出産平均年齢の高さを支える仕組みのひとつ、
と言えるかもしれない。


隠れた名所

2013-01-29 11:04:28 | Weblog
週末、ルーブル美術館へ。
なぜかいつも古代エジプト関連の展示の
ところばかりにたどりつき、
いつまでたっても全館制覇できる様子のない美術館。
今回は今まで行ったことのないリシュリュー翼へ。

ルーブルと言えばモナリザやミロのヴィーナスが
有名だけど、それ以外にも見ごたえのあるものは
沢山ある。今回たまたま発見したのが
リシュリュー翼の2階にあるナポレオン3世の居室。
ナポレオン3世は有名なナポレオン1世の甥っこで
パリの市街地の再開発・近代化をした人(、と今回知った)。

そんな彼がルーブルに住んでいた当時の居室を
そのまま見ることができる。
正確には居室群。大広間、食堂、サロン、など複数の部屋からなる。
写真は大広間をパノラマで撮ったもの。

豪華絢爛、ラグジュアリー、ゴージャス、
その他あらゆる同意語を具現化したらこうなりました、
というような空間。
これだけのためにルーブルに行っても後悔はしないぐらい
立派なものが、美術館の中で目立たない位置づけで
ひっそりとあることがすごい。
フランスに関して、日常生活では文句たらたらでも
やっぱり文化・歴史のある国だと実感する瞬間。

パリに観光で訪れた人で、郊外まで行かずとも
パリ市内で宮殿並の室内装飾を見たい人ならここは最適。
しかもヴェルサイユ宮殿とは比較にならない位空いていて
ゆったり見られる。

まだまだ私の知らないものが沢山ルーブルにはありそうな予感。

第二子妊娠中

2013-01-28 15:51:06 | Weblog
タイトルの通り、只今妊娠中です。
つわりもピークを越え、晴れて妊娠生活が
順調に進んでいることを
ここで報告できてうれしいです。

‐‐‐
今日エコグラフィーを受けた。
日本のように検診毎にやるわけではないので
今回が第1回目。
フランスの数え方で現在妊娠12週目ぐらい。
日本の数え方だと14週目ぐらい。
出産予定日は8月中旬。

現在頭からおしりまでの長さが6.7センチぐらい。

前回妊娠したときにもエコグラフィーは受けたけど
今回はずいぶんはっきり映像が見える印象。
横顔の輪郭がはっきり見えて感動。手足もはっきり。
5年の間に技術の進歩がこんなところにもあるんだな。

で、そのお陰かどうか、予期せずも性別が判明。
97%男の子(先生曰く)。残りの3%は何?と思いつつ。
女の子と思ってたら男の子、っていうのはあっても逆って
よくわかんないでしょう、と思ったけど先生にはつっこめず。

妊娠中って検査の度にちょっと緊張するけれど
いい結果を聞くとほっとして、うれしくてにやける。

フランスに住む日本人として

2013-01-25 11:17:31 | Weblog
アルジェリア人質事件の犠牲者の各国の方々の
ご冥福をお祈りいたします。

この事件から派生して考えたこと。

日本人が海外にいる場合、いざというときに
日本国は自分を守ってくれるだろうか。

フランス人に何かあったら、フランスは
国内だろうが海外だろうが関係なく
(福島の原発事故時の対応を見ても
分かる通り)特殊部隊を使ってでも何でも
自国民を最優先に守ろうとするんじゃないか、
という気がする。

日本のパスポートには
「日本国民である本パスポートの所持人を通路故障なく旅行させ、
同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。」
という保護要請文が記載されているけれど、
その前提にはまず日本国が必要な保護扶助を与える、
っていうのがあるべきなんだろうけれどその手段を
日本はどれだけ持っているか。

フランスもマリ軍事介入など、
物騒なご時世の中心的存在になってしまっているけれど
そんな中、気休めの自衛手段といえば、人の集まらない
郊外で地味に暮らしていることぐらいか。

あけましておめでとうございます

2013-01-10 12:24:14 | Weblog
2013年、変化の年になりそうな予感(願望含む)。

2012年は飛ぶ前の「ため」みたいな1年だった。
「ため」がそれだけで終わらない2013年にしたい。

前回のブログから間が空いたからといって、
忙しくしていたわけではなくむしろその逆。
クリスマスも年末年始も自宅でゆっくり。
ゆっくりだらだらで、書くこともなかった次第。

年が明けて、女性の厄年(前厄・後厄含む)全てが過去に。
何を気にしていたわけでもないけど、
天気が晴れたようなすがすがしさ。

良い一年になりますように。


ヴァイオリン

2012-12-09 19:52:04 | Weblog
Sくんのヴァイオリン熱は冷めることなく
前向きに練習している。

というわけで、レンタルは卒業して
分数ヴァイオリン(1/8)をクリスマスプレゼント
を兼ねて買うことにした。

パリには楽器屋が軒を並べる楽器屋街のようなところ
もあるけれど先生曰くそのエリアで買うと割高なので
そのエリアではない場所にある店で。
パリでヴァイオリンを買うというとまずは
ヴァイオリン職人が開店している弦楽器屋が王道。
職人に弱い私は弦楽器屋で工房をのぞいては
憧れのまなざしで作業を凝視。

分数ヴァイオリンのうちは高価なものは必要ない、
と先生にも言われたので手軽なエントリーモデルを購入。
それでもレンタルの時よりは音がいい気がする
(気のせいかもしれないけれどそう思いたい)。

大人向きのアンティークなどの値段がどうかは知らないけれど
大量生産の分数ヴァイオリンを見ていると、
日本の価格の約半値が相場であるようだ。
日本のある人に、分数ヴァイオリンなら5・6万円のものでいい
と言われたけれど、そんな高額なものを置いている店なんて
なかった(アンティークは別)。

日本だとヴァイオリンは比較的裕福なお家の子の習いごと
みたいな位置づけらしいけれど、フランスではもっと
間口が広い気がする(バレエ然り)。