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はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

息子が病気のため、休み

2012-12-04 18:55:14 | Weblog
朝、通園したところSくんの担任の先生が休み、
との張り紙が幼稚園の入口に貼ってあった。

先生の息子さんが病気で保育園に
預かってもらえないため、とのこと。
代わりの先生は特にいないため
Sくんのクラスの子供たちは2,3人ずつ
他のクラスに割り振られた。

Sくんは運よく年中組に割り振られたので
昨年同じクラスだった友人に再会したりして
それなりに楽しく過ごしたらしい。
が、年長組に割り振られてしまったSくんの
友達はつまらなかったとか。

先生の息子さんはまだ4カ月らしいので
これからも、ちょくちょく「息子の病欠」
があるだろうな。

昨年の担任の先生はそういうことは一度もなかったけれど
幼稚園の入口に先生の欠席を示す張り紙があることは
ちょくちょくある。

総じて責任感がない人が多い気もするけど
(うちの担任のケースは仕方がないとはいえ)、
いろんなことに寛容な社会なのかな、とも思う。

今日のひとこと

2012-12-03 10:42:17 | Weblog
On croit qu'on est libre,
mais en fait non.

訳:我々は自由だと信じているが、実際のところそうではない。

Sくんの今日のひとこと(日本語は母が訳)。
車に乗っているときに、突然言った言葉。

母、びっくりしてのけぞったよ。

どいつもこいつも

2012-11-30 15:14:33 | Weblog
魚屋でtacaud(タコー)という魚を買った。
あまり見かけたことのない白身魚。
大きさは15~20センチぐらい。

調べたところコマイ型のタラ、ということ。

フランスの魚屋にはタラ科の魚が多い。
私が知っているだけでも
Cabillaud:マダラ
Colin:カマス型のタラ
Merlan:コマイ型のタラ
Merlu:メルルーサ
Morue:タラ・マダラ(タラの総称)
など。

今回はちょっと趣向を変えて、と思って
買ってみた魚もまたタラだったってことで。

ありがた迷惑

2012-11-29 12:21:23 | Weblog
近所の日曜大工屋が日曜定休になった。
日曜に閉まっている日曜大工屋って、
8月に閉まっているアイスクリーム屋に
負けずとも劣らず。

店のレジ横に貼ってあった紙によると
労働組合連合が日曜日に働かせるのは違法、
みたいなことを言って、そう決まった。
でも日曜は通常の3倍の時給が支払われていたので、
社員も開店続行を希望していた、とか。

ここまで書くのは、お客さんに文句言われないように、
っていうのもあるのかな。
休日手当を当てにした家計のやりくりをしていた人は
困るだろうな。

会社も社員も定休日を望んでいなくて、
客も不便になった。
誰のためのいちゃもんだったんだろう。

ジャック・オー・ランタン

2012-10-29 16:25:36 | Weblog
ハロウィンのときに飾るおおきなかぼちゃ。
初めて作った。
清里にそれ用の大きなかぼちゃが売っていたので。
バスケットボールより大きいかぼちゃ。

上の部分をふたのように切り取り、中身を取り出す。
種の部分が多いのでスプーンで簡単にくりぬける。
ペンで顔の下書きをして、ナイフで目鼻口の部分を切り取って
できあがり。

今はベランダのテーブルに鎮座しておられる。
夜、中にろうそくを入れ、家の中から様子を見ると
なかなか不気味でいい感じ。

ちなみにフランスではハロウィンのお祭りをする習慣はない。

魚を捌く

2012-10-22 14:21:46 | Weblog
日本に住んでいるときにはやらなかったけれど
フランスに住むようになってからやるようになったこと。
魚を自分で捌く、というのもそのひとつ。
一見難しそうだけど、やってみると意外とできる。

こちらでも魚屋さんに言えば、内臓、頭、うろこを取ったり、
フィレにしてくれたりする。
だけど、フィレは元の魚に比べて、納得いかない位小さく
なっていることもあるので、私が魚を買うときは
魚屋で内臓・うろこを取ってもらって、あとは自分で捌く。

中でも鯖の三枚おろしを一番よくやる。
鯖は安いし、比較的手に入りやすいため。

捌く前に三枚下ろしのやり方を
丁寧に説明してくれている動画を見て、
イメトレしてからやると上手くできる気がする。
時間に余裕があるときにやる分には好きな作業。
気分は職人(大袈裟)。

義理の父が家に来ている時にやったら
「魚屋で働けるぞ」とお褒め頂いた。

これをやっていると日本の切れる包丁がほしくなる。

結婚5周年

2012-10-20 22:57:30 | Weblog
結婚5年目は木婚式。
Hとふたりで、「木かぁ。まだまだだね」。

今回は週末だったので息子と3人で
昨年ミシュラン1ツ星を取ったというレストランへ。
(星付きというのは予約後知ったのだけど。)

有名店で修業したキュイジニエとパティシエが
独立して2009年に始めたという。
星付きとはいえ雰囲気はカジュアルでシックなビストロ。
17区という土地柄と休日ランチということもあってか、
他にも家族連れ、子供連れが何組か来ていた。

メニューはミーザンブッシュ、前菜、メイン、デザートで
49ユーロのコースから。

ワインリストも充実していたけれど、グラスでも注文できる。

注文するときにSくんが「僕はリゾット!」と言って
お店の人や周りのお客さんに笑われた。
本人は笑われたことが不満だったのか後で「何で笑ったの?
みんなが笑ったのが嫌だった。」と言っていた。

リゾットはメインの付け合わせだったのだけれど、
Sくんはリゾットが来るのが楽しみで仕方なかったようで
ミーザンブッシュ、前菜、と来るたびに
「リゾットはまだ~。なかなかこないなぁ。」と言っていた。

よい素材を使って、一品一品がきっちり料理されている。
これまでいくつか行った日本人シェフの店と比べると
野菜が少なくて、クリームが多くて、どっしりしていて
伝統的なフレンチにより近い感じのする料理。
デザートもがっつり甘い。

初めに私は息子と取りわける、ということを伝えたら、
毎回二人分を別々のお皿にきれいに盛り付けてきてくれた。
トータルの量も絶対増えている。
食後に感謝の意を伝えると、「どういたしまして。
そこで儲けているわけじゃないからね。」と言われた。
ありがとう。

私の好みからすると、もう少し野菜があるとうれしいけれど
流行に惑わされないクラシカルなフレンチを食べるには
とても良いレストラン。

La Fourchette du Printemps
30 rue du Printemps 75017 Paris
01 42 27 26 97

第4の手

2012-10-16 11:13:05 | Weblog
日本で何かの順番を決めるときに、
じゃんけんで決めることはよくある。
フランスでじゃんけんはそこまで普及していない
けれど、なくはない。

しかも第4の手があるバージョンもあるらしい。
親指と人差し指で「ずいずいずっころばし」の
要領で輪をつくる。「穴」。

穴には石もはさみも落ちる、すなわち穴の勝ち。
でも紙には包まれるため穴は紙には負ける。

「穴」があると3種しか手がないときに比べて、
心理戦的要素が強くなる。
ここで石を出すのはかなりの深読み派?
それとも何も考えていないだけ?



収穫の秋

2012-10-09 13:35:36 | Weblog
今年も野菜収穫の季節がやってきた。
というわけで清里(と私が勝手に呼んでいるパリ郊外の農場)へ。

今回の収穫は以下の通り。

きゃべつ(ナイフ持参でないと取るのに苦労する)
なす(放っておくと巨大になる)
ズッキーニ(放っておくとなす以上に巨大になる)
かぼちゃ(ハロウィンの飾りが作れそうなくらい大きいものもある)
かぶ
ほうれん草
いんげん
りんご
花(名前不明、キク科と思われる)

清里で野菜収穫をするようになって改めて
それぞれどのような植物かとか、旬がいつか、とかを知るようになった。
都会育ちはこれだから困るね。