昨日は先代の一周忌でした。
あれから一年たったんだなあと思うと、早かったような長かったような、でもやっぱりあっという間だったなあと感じます。
寺田本家は寺田啓佐の蔵なのに、その大黒柱がいなくってしまい、突然の事業継承。
悲しんでばかりもいられず、一体どうしようと思っていたあの頃。
でも先代はたくさんのご縁を繋いでくれました。ご縁ある皆さん助けていただいて、家族や社員が心を合わせてこの一年乗り越えることができました。
先代は「発酵道」という本を書いてくれました。
いまでもどうしたらいいかと、道に迷った時にページをめくります。
「発酵したらいいんだよ、発酵するっていうのは愛と調和の世界なんだよ」
本の中からいまも優しく語りかけてくれます。
先日、社員のひとりが入籍をすることになりました。先代がとっても可愛がっていた社員で、いつも「いつ入籍すんだ」とその日を楽しみにしていました。
保証人としてサインをするとき、こんな嬉しいサインはないな、先代が一番喜んでくれているだろうなと胸がいっぱいになりました。
あっという間の一年だったけど寺田本家も少しずつ変わっています。
お義父さん、いつも見守ってくれてありがとう!