寺田本家24代目のブログ

寺田本家の24代目当主の発酵日記。
心を込めた自然酒造りや発酵の里へをめざす町おこしへの取り組みをご紹介しています。

草取りと蛇の本番とタケノコ掘りとシジミ

2009-06-19 10:06:18 | 発酵の里
草取りツアーにたくさん集まっていただきありがとうございました。

今回は総勢13名。
田植えしてちょうど一か月ほど経ったところで、草もいい感じに出てます。
横一列に並んで、あーだこーだ言いながら草取りするのが楽しいんですね。

農業のいいところは皆で助け合いながら、楽しく仕事ができるところ。
とすると、機械化されて効率的になったことで、農業も便利にはなったけど楽しくなくなっちゃったんですね。そんなところが、後継者不足の一因なのかも知れません。

重労働の草取りが終わった後は、お楽しみの一品持ち寄りのお昼ごはんです。
大勢がいると、それだけいろんなお料理が並んで食べて美味しい、そのお料理の背景を聞くと面白いと、感心することしきりです。
近くの草むらでも、気分が盛り上がったのか、アオダイショウがことにおよんでいました。珍しい場面なのでみんなで写真をパチパチとったのですが、さすがにことおよび中で身動きとれない模様です。

それから皆さんで、マタケのタケノコ掘りに行きました。
里山の中の長らく放置されていた竹林をこうざき自然塾の鈴木さんと、日本自給教室の斉藤博士がちょこちょこと手を入れて、里山として再生している秘密の場所です。
竹林の清浄な空気が、お酒が入ってゆるんだ体にとても気持ち良く入ってきました。
近くでは用水路にシジミまで獲れます。

「なんだか夏休みだね」
と参加者の方がポツリと言いました。

神崎の自然の底力を皆さんに体験していただけて良かったです。

イベントとしての草取りは今回が最後ですが、草はこれからいくらでも出てきます。田んぼの様子はこれからも随時ご報告していきます。

お楽しみに。