4気筒特有のカラカラ音を少しでも消すのにマフリャーという選択肢もあると思いますが、その前にまた他のエンジンオイルを試してみるのはどうだろうなどと考えてます。
以前PowerClusterを入れた際に滑らかになった一方でシャリシャリする音がしたのも気になったので、替えるなら他のにしようとも・・・
ただ、先日純正に入れ替えたばかりなので、いづれにしてももう少し先ですが(汗;)
さて、エンジンオイルといえば最近のBMWは走行距離や運転の仕方によって交換時期をサービスインジケータで知らせてくれるようになっている事は有名な話ですが、そもそもなんでそういう仕組みになっているのか気になって調べてみました。
どうやらその謎はピストンリングとコンロッドにあるみたいです。
BMWのピストンは一般の国産車と比べると比較にならない程の精度で研摩・製造されており、又コンロッドは鍛造(国産車の殆どが鋳造)であるため、摩擦による鉄粉が出ない仕組みになっているようです。
これには車の設計思想が違う事が起因しているとか。
高速走行時に発生すると怖いトラブルの一つにエンジン焼き付きによるロックが挙げられますが、この回避方法についてBMWはピストンを壊して回避する仕様になっているようです。
一方、国産車はコスト面からもコンロッドを折るという手法を取っている為に鋳造で設計されており、そうなると鉄粉を出さない事が物理的に難しいので、ピストンの精度だけを上げても意味をなさないという事になります。
一方でオイル精製技術は格段に高性能化している為、汚れなければ10万km走れるエンジンオイルも存在します。
よって、BMWエンジン+Castrolロングライフオイルなら走行条件によっては25,000kmもつという事ですね。
この理屈からいえば、BMWなら他銘柄でもロングライフ仕様ならロングサイクル交換が実現できそうですので、次の銘柄選びの指標にしてみたいと考えてます。
また、メーカー資料でのガソリン・ディーゼル車最大消費許容量は0.7ℓ/1,000㎞ですから、一番厳しい条件で25,000km走ると17.5ℓも消費する計算です。
週末の殆どを短距離しか乗らず、たまに遠出する私のような走り方では結構消費も激しそうですので、交換サイクルはもう少し早くなっちゃうかも知れませんね。