「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

久しぶりの「通信簿」

2008-10-27 | つれづれ


久しぶりにやってみました「ブログ通信簿」。今回は年齢が一気に若返りましたね。でも、題名と乖離した「お気楽度3」が、ちょっち気になるかも。

茄子 スーツケースの渡り鳥

2008-10-27 | 映画
アニメ映画「茄子 アンダルシアの夏」の続編「茄子 スーツケースの渡り鳥」を昨日、観ました。実は昨日はこの映画の舞台にもなっている宇都宮でのジャパンカップがあった日でした。行けない自分、せめてもと思って借りてみました。54分という短い作品ですが、また実際にロードバイクに乗って疾走しているかのような感覚になります。監督・脚本・キャラクターデザインが高坂希太郎さんということもあり、「カリオストロの城」のような美しい絵で仕上がっています。同時に、世界一過酷なスポーツともいわれるロードレースの選手たちの悩みを主題に据えていて、考えさせられる内容でした。

=以下、公式HPからのあらすじ=
「ヴェルタ・ア・エスパーニャ」最終日前日に国民的英雄のレーサー、マルコ・ロンダニーニが突如の自殺。ぺぺのチームメイト、チョッチは同郷の先輩だったマルコの自殺により、レーサーとしての生活に疑問を感じはじめる。
そんな中、マルコの死の悲しみを胸に秘め、ぺぺ、チョッチほかチーム・パオパオビールはジャパンカップが開催される宇都宮に向かう。
来年でチームが無くなるパオパオビールだが、初来日で地元の応援もあり、チームはレースを前に意気が上がる。しかし、レース前日、チョッチはポイントのために強いられる苦しいレース生活から来年で引退することをぺぺに告白する。しかし、ぺぺは自分は「ポイントじゃなく、勝つために生きている」とチョッチの言葉に耳を貸さない。果たして、チーム・パオパオのレースの行方は? 勝者は誰なのか? 熱戦の火蓋が切って落とされる


結局、人はなんのために生きるのかという問いに突き当たる。苦労は誰にでもあるし、いつでもある。でもそれは何のため? 生きる目的とは? そんなことを考えさせられますが、もちろん、答えなんてないです。ある意味、突き放されたように、でも目前の自分がするべきことに全力で挑む姿勢に美しさを感じさせます。まあ、ちょっと青臭いかな?でも、まあ、たまにはこんな感じもいいものです。