「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

ナイチンゲールの沈黙

2008-10-05 | 
「チーム・バチスタの栄光」(海堂尊さん著)の第2部作になる表題の「ナイチンゲールの沈黙」を読んでみました。前作はなかなかに魅力的な作品だったのですが、残念ながらこの後編作はいただけないですね。ただのドタバタ劇としか読めない。前作はありそうな話で、引き込まれましたが、今作は「ありえなーい!」のオンパレード。いったいこの人物のこの言葉や動きにどんな意味があるのだ、と突っ込みたくなること必定でしょう。感動があるわけでも、ミステリーのどきどきや解決の爽快感があるわけでもない。私的にはまったく魅力を見いだせない駄作でした。お金と時間の無駄とはっきりいってしまいましょう。