「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

天顕祭

2008-10-11 | 
同人誌出身で出版された作品「天顕祭」。不思議な世界を、濃い筆致と熱い語りで描きます。少し絵が見にくい部分や、ストーリーにややこしい部分もありますが、なかなかパワーのある作品です。読ませます。さすがに同人誌にまでは目配りしていないので、この作品に「へー」という印象を抱きました。とはいえ、やはり同人誌は読まないだろうなあ…


=以下アマゾンから=
2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門で初の同人誌受賞作品です。
ヤマタノオロチ伝説の息づく未来。50年に1度の秘祭<天顕祭>の日が近づいていた。咲(さき)は身を隠し、声を潜めてオロチの魔手から必死に逃れようとしていた。鳶の若頭・真中はそうとは知らず咲を雇い入れる。身の廻りで起こる異変…。
そしてある日、忽然と消える咲…。運命にひきずられるように真中は、やがて天顕祭のおぞましい秘密に触れる。圧倒的独創力と心揺さぶる画筆で描ききった冒険ロマンファンタジー。運命から逃れる女、運命に立ち向かう男。ふたりの淡く激しい恋が<天顕祭>の宿命を変える!