当初の発表では「Apple iPad はすべて SIMフリー」
実際に 5月1日に米国で発売されたモデルは「SIMフリー」。
ところが。
10日(月) の予約時になってみると、ソフトバンクとの契約が必須との話がでてきた。
同日、アップル日本法人と、ソフトバンクから、『日本の iPad は SIMロック』という公式発表がなされて、ユーザーの不満は大きくなったが、SIMロック/フリー論争については一見落着したように見えた。
そして、13日になって、またもや新しい情報が登場した。こちらは、下記の関連リンク記事の中にある
“Jobs氏から「Actually, the version of iPad sold in Japan does accept international SIMs. 」(実は、日本で販売されるiPadでは海外SIMが利用できる)という文面のメールを受け取った。”
というもの。ここから類推される内容は2つ。
推定1: 実は ソフトバンク iPad も SIMフリー。販売手法として、独占しているだけ。また、公式見解としては SIMロックを交渉中で、将来的に対応する可能性もあるため、そういう販売条件で売っている。
推定2: SIMロックの方法は決まった方法があるわけではないので、ソフトバンクに SIMロックされているわけじゃなくて、NTT docomo SIM のみ禁止しているという変則的な実装をとっている可能性もある。
この場合、FOMA SIM を使っている b-mobile や、WILLCOM CORE 3G についても、自動的に NTT docomo と認識されて、使えなくなるはずだ。
発売日になれば事実が判明するわけだが、こうした次々あいまいな情報が出てくる自体について、Twitter 上の孫社長がどのような動きを見せるのか、発売日までの間も注目したい。
(関連リンク)
・ 【レポート】Apple ジョブズ氏、日本ユーザーの「iPad 3G」SIMロック解除希望メールに返信 | パソコン | マイコミジャーナル
|