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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









やっぱり x86 は強し。Microsoft が Itanium を見限る
またか…という印象がある、Intel の最上位CPU Itanium をマイクロソフトが見限ったというニュース。この数年間インテルの最上位ラインナップに位置した Itanium だが、x86 のマルチコアプロセッサが今後の主流になるだろうという見通しの結果、あっさりとマイクロソフトのサポートを打ち切られてしまいました。

古くは、Windows NT 3.1 ~ Windows 3.51 までサポートした DEC の Alpha というプロセッサのサポートが打ち切られたり、PowerPCプロセッサはもっとあっさり打ち切られたり。
Windows Mobile でも、MIPS や SH というプロセッサは全滅して、Strong ARM のみ、その後は、ARM系プロセッサのみとなってきた歴史もあります。

そして、今度は、Itanium が、この黒歴史に名前を載せることが決定してしまいました。

何というか、半導体ビジネスというのは技術だけの素晴らしさだけではなく、大量生産に見合っただけの、大量のニーズがあって初めて、商売になるものなんだなあという思いを強く思い起こさせられるニュースでした。

その意味だと、PLAYSTATION 3 くらい売れても、CELL Broadband Engine の研究・開発・生産ラインのすべてを保持することはできないわけだから…大変ですよね。

■ 関連記事
米Microsoftが「Itanium」サポートを打ち切りへ、「Windows Server 2008 R2」が最後
[ ニュース ] / 2010-04-07 03:38:01 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




iPad 発売初日で 30万台販売、これってすごいの?
アップルが米国で 4月3日に発売した「iPad」の発売初日の販売数がオンライン・店頭をあわせて 30万台を超えたという。これって、どのくらいの数字なの、というのをちょっといくつか類似の製品の販売数で考えてみよう。

まず携帯電話やゲーム機と比べてみると…。
・Apple iPhone 3GS は 3日間で 100万台以上
・iモード携帯は、約半年で 100万台突破
・PlayStation 2の初日の販売数が 100万台販売
・PLAYSTATION 3 は、初日に10万台程度と推定。

一方で、パソコンだと考えてみると…。
・日本の1年間のパソコン販売数は 1,500万台。
 ネットブックに限れば、100万台もないと言われている。
 それを考えると、その市場をそのまま塗り替えるような数字。
・世界でみて、2008年第3四半期のみで、
 Acer で、200万台。年間換算だと 800万台
 ASUS は、170万台。年間換算だと 700万台

これをみてみると、携帯電話としてみると、驚くほどではないが、十分一流端末の仲間入り。
パソコンと比較してみると、かなり驚異的な出荷。
プラットフォームとしても、初物であることを考えると、任天堂や、ソニーが、警戒するようなレベルに達している気がする。

■ 該当記事
iPad、発売初日に30万台販売――Appleが発表
米Apple、iPad発売初日の販売数をオンライン/店頭合わせ30万台以上と発表

■ 参考リンク
世界ミニノートPC市場、シェア1位はAcer――米DisplaySearch調べ

[ iPad ] / 2010-04-07 03:22:59 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




     




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