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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









2010 International CES で Apple展示コーナーを拡大
昨年、Macworld Expo への参加を打ち切ったアップル社。
そのアップル社が、2010 International CES に参加する、と言う風に読める記事タイトルだったりするのだが、正確には異なる。

このアップル製品のブースを展示するのは、CEA (Consumer Electronics Association) という、CESの主催団体だ。彼らが、米 iLounge社と協同で、Apple 関連の製品を紹介するブースを設置するのだという。

肝心のアップル社自身の CESへの出展は未定という。
CESに参加する気持ちとしては、いつも同じ時期に開催する Macworld Expo と両方へ参加するのが難しいので、ラスベガスで一緒に開催してくれれば楽なのになーと思う次第だ。

(関連記事)
2010年開催のCES,Apple関連コーナーを拡大,過去最大規模へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090522/330496/
[ 取材日記 ] / 2009-05-24 22:11:16 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




音楽ソフト「初音ミク」の売れ行き
以前、「初音ミクの経済学」というレビューを掲載して、反響をいただいた。

で、下記の記事を読んでいると、ここに最新の販売状況が掲載されていたのでメモ。

「地デジカ」ネットの“反響”に民放連困惑 (ITmedia)
有名なのはクリプトン・フューチャー・メディアが制作した音楽ソフト「初音ミク」だ。パソコン画面でメロディーと歌詞を入力するとバーチャルアイドル歌手の「初音ミク」が歌う仕組みで、ユーザーが画像を創作するのも自由。ユニークなイラストは動画共有サイトの「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」に掲載され、大反響を呼んだ。

 音楽ソフト業界では1000本売れれば大ヒットといわれるが、このソフトは平成19年8月の発売から現在までに約4万7000本を売り上げている。

[ 取材日記 ] / 2009-05-18 14:27:17 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




一眼レフが抱えるブレ問題 その深刻さが明らかに
日経エレクトロニクス 2009年5月4日号のニュース記事。

電通大らが開発したカメラの撮影時のブレを検査する装置を使って測定したところ一眼レフカメラでは、ミラーとシャッターによる衝撃で、シャッター速度 1/60秒の場合、解像度が 1/4 以下に落ちてしまうと言う。2,000万画素のデジタル一眼レフカメラを利用しても、500万画素の解像度程度になってしまう。また、デジタル一眼レフカメラでは、三脚使用時に手ブレ補正機能をオンにすると、却って写真解像度が低下するという結果も得られている。最大で 10px 程度ブレてしまうらしい。

測定は、LEDを並べて、様々なパターンを表示する装置を、リモコンを利用したデジタル一眼レフカメラで撮影して、パソコンでその映像を解析することにより行った。

本問題は、一眼レフメーカーでも認識されていないらしい。
今後、本問題がどういう方向に発展していくのか、あるいはどのように解消された商品がアピールされていくのか、カメラファンでなくても注目かも。測定技術が、これまで気がついていなかった課題に光を当てた、という感じなんだろうか。
[ 取材日記 ] / 2009-05-05 15:35:01 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




自分の使っているモニタが 1.2万円未満で買えるらしい
自分が4年~5年前くらいに買って、今でも愛用している、 デルの 1600 x 1200 モニタ UltraSharp 2001FP が、中古で、11,800円になっている。パソコンだったら、古くなったら性能的に不満とか出てくるけど、液晶モニタの場合には、特にバックライトも切れないし、情報量が減るわけでもない。ま、確かに新品2万円で、2048 x 1152 モニタが買える時代なので、中古だったらこれは高いと言えるのかもしれない。

とゆーことで、ちょっとびっくりしたのでした。


(関連記事)
・価格情報・週末が狙い目 新品EeePCが1万円台! 無線LANや高級キーボードも処分価格に
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090402/1025217/?P=4
[ 取材日記 ] / 2009-04-04 12:38:08 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ガンプラの置き台ってプラモデルの周辺機器?
ガンダム30周年の今年、様々なガンダムビジネスが企画されているようだ。ガンダムという放映時不人気だったアニメを最初に巨大なビジネスにしたのは、ガンダムのプラモデルだった、というのは、この世界では有名な話らしい。

というところで、たまたま売場をみていたら発見したのが、このガンプラのプラモデル台。好きなポーズで、プラモデルを固定して、ディスプレイするための台らしい。本体が 2,000円 ~ 5,000円程度のプラモデルに対して、こちらの置き台は 500円 ~ 800円。これ自体もプラモデルっぽいパッケージになっているようだ。

ガンダムのプラモデル自体が本体なら、これは一種のアクセサリ。しかも、今後、別のプラモデルにもそのまま転用することができる発想だ。

アニメを使ってキャラクターを確立して、そのキャラクターを使った製品を売って収入を得るというパターンの中に、そのキャラクターを活かす商品を開発して、販売するというのは、キャラクターあたりの ARPUを向上することができる画期的な発想だ。本商品自体は、爆発的なヒットはなくても、いわゆるロボット系のプラモデルでは、共通として使えるに違いない。

実際のところ、どの程度売れて、収入に貢献しているのかはわからないのだが、こういう発想って、企業にとっては大事な発想だよなあ、思った次第。


[ 取材日記 ] / 2009-04-04 03:14:07 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




今時のラジコンってコントローラがすごい
ふっとおもちゃ売場で見かけたバイクのラジコン。



ぱっと見て目がいったのはそのコントローラーだ。
ぱっとみた感じ、バイクのハンドルの形をしたコントローラーで、これを操作することで、ラジコンのバイクが動くというモノだ。いやあ、凝ってるなあ、と思った。今時のおもちゃはすごいわ。


[ 取材日記 ] / 2009-04-03 03:12:32 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




Microsoft SideWinder X6 Keyboard
週末、ふと立ち寄った大井町のヤマダ電機で、「Microsoft SideWinder X6 Keyboard」の実物をみた。



「Microsoft SideWinder X6 Keyboard」の「SideWinder」は、マイクロソフトの最強ゲーム周辺機器ブランド。フライトシミュレーター用で、モーターでトルクを発生させる「Microsoft SideWinder Force Feedback Stick」に始まって、最近では、マウス自体の重さやすべりを変更できる「Microsoft SideWinder X8 Mouse」なども登場している。

そんなシリーズのキーボード、ということで、「Microsoft SideWinder X6 Keyboard」をみてみると、こんな感じだ。

最大の特徴は、テンキー部分を、本体の左右どちらにでも付け替えられること。どんな風に付け替えられるのかと思ったら、こんな感じになっている。



その他、キーの上の方にあるショートカットキーや、ダイヤルが見た目に分かりやすい。ちなみに、これは、キーボードを通常モードと、ゲームモードを切り替えるとか、メディアコントロール、音量コントロールなどに使うものだ。ゲームモードでは、マクロ登録した一連のキー操作を、ワンタッチで入力できるというモノだ。





ちなみに肝心なキータッチをみてみると、ちょっと浅くて軽い印象。価格は結構高いのだが、キータッチは安っぽい感じだ。個人的には、このキータッチっていうのが今一つ。
[ 取材日記 ] / 2009-04-01 03:01:25 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




富士通のWindowsケータイが実質0円に突入
大井町・ヤマダ電機の2F携帯電話売場で発見。
初期費用 0円という表示が多い中で、これは、実質 0円になっているというもの。大井町限定の特価品という扱いらしいので、この Windowsケータイがほしい場合は、電話等で確認した上で、現地に行ってみてほしい。

※ ちなみに、本写真は 2009年3月28日(土)に勝手に撮影したものです。


[ 取材日記 ] / 2009-03-31 03:10:06 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




iPhoneを操作するための手袋
iPhoneのタッチセンサーは、感圧式ではないため手袋などをしてしまうと、まったく無反応になってしまうのは知る人ぞ知る話。
例えば、寒い冬でも手袋をしたままだとロックを解除することすらできません。

という欠点を克服するための手袋が登場してました。
親指と人差し指の部分におそらく導電性のドットがついていて、それで iPhone のパネルを操作できるらしい。

DOTS GLOVES


ちなみに Windowsケータイで多く採用されている感圧式のタッチスクリーンなら、手袋をしたまま触るのもありだし、手袋をしたままスタイラスペンを操作するのもよし、という感じ。関東近辺に暮らしていると、手袋外してそうさすればいいじゃんと思ったりするものの、北海道とか、ニューヨークなどの寒い地域に住んでいると、Windowsケータイのありがたみも増すのかもしれませんね。
[ 取材日記 ] / 2009-02-15 18:21:47 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




地デジ受信機普及台数は、4,691万台。その内訳は?
NHKから 2009年1月末時点でのデジタル放送受信機の普及値が発表された。これによると、地上デジタル放送受信機の普及台数は、4,555万台。これに JEITA発表の 地デジチューナー内蔵PC 136万台を加えると、合計で、4,691万台に達するという。何となく数字のキリもよくなくて、頭に入らなかったので、何となくビジュアルでわかるような感じにしてみた。



こうしてみると、パソコンでテレビをみるシーンも増えたんじゃないかなーと思ったりもしつつ、台数では圧倒的にテレビとレコーダーが占めている。意外なのは、地デジ対応テレビが普及しているほどは、地デジ内蔵のレコーダーの台数が増えていないこと。1台に 1台のレコーダーがついている、とは言わないが、結構な台数差がある印象だ。

ぱっとのイメージで言うと、地デジチューナー内蔵のレコーダーが一家に一台と考えると、そういう家庭では、地デジチューナー内蔵のテレビは平均2台持っている。んでもって、残りの 800万世帯くらいはこれから地デジチューナー内蔵のレコーダーを買うところ、もしくは買わないつもり、みたいな感じなのだろうか。

実際のところはもう少し調べないとわからないが、景気的に家電も総崩れにはなっているというものの、まだまだ売れる余地はありそうな気がする。
[ 取材日記 ] / 2009-02-07 18:34:45 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




今度のPanasonic LUMIX は「個人認識」機能搭載。これって何?
先週、Panasonicから、同社のデジカメブランド「Lumix」シリーズの最新シリーズが発表された。その中にはコンパクトデジカメ DMC-FXシリーズの最新版「DMC-FX40」が含まれている。前機種「DMC-FX37」は7月の発売だから、ちょうど半年に一度のリニューアルというところだろう。

LUMIX DMC-FX40
http://panasonic.jp/dc/fx40/index.html

ちょうど今使っている「DMC-FX2」を2004年の夏に買ってから 約4年半。
最近ではフォーカスが微妙に甘くなった感じなのと、発表会等の少し暗い場所で、なかなかフォーカスがあわずに、写真を取り損ねることが多いと感じるようになったため、新しいものを物色していたところだった。で、そろそろ2万円前半になった「DMC-FX37」を買おうと思っていたところへの新製品発表だったので、関心を持った。

最初に思ったことは、実は「DMC-FX40」買おう、じゃなくて、「お、これで DMC-FX37の値段下がるんじゃないか?」ということ。少しでも安価に買えるならそれにこしたことはない。が、その後「DMC-FX40」をみているとおもしろい機能に気がついた。それが、今回のテーマ「個人認識」機能だ。デジカメにして、「個人認識」って何だ!? デジカメに指紋センサでもついていて、その人しか使えないみたいな機能? と思って調べてみた。

と、その機能は、なんとこんな機能。



・同じ人の写真を続けて5枚以上撮影すると、その人を登録しますか? と聞かれる。
・登録すると、写真を撮影する際にフォーカス枠に人の名前が表示されるようになる。
・登録された年齢が3歳未満だと、赤ちゃんと判断して、カメラが赤ちゃんモードになる。
・撮影した後は、自動的にカテゴリー再生機能で、その人が写っている写真だけを再生することができる
・赤ちゃんモードで撮影した写真には、撮影した月齢/年齢を表示する

んだそうだ。

なんと、デジカメ単体で、顔の画像認識ですよ。

とふと思い出したのが、先日の MacWorld 2009。Apple は自信満々に「iPhoto'09」の新機能として顔認識とか言ってみたものの、なんと日本の Panasonic は、それを撮影時に出来てしまうという素晴らしさ。実用性はともかく技術的にすごいなあと思わされました。

現バージョンでは、最大6名分の個人登録が出来るだけのようですが、ちょうど核家族分ってところでしょうか。とりあえず、「DMC-FX37」よりは、1万円程度お高いわけですが、ここは一発「DMC-FX40」で、その個人認識とやらを試してみなくては、と思った次第です。

(関連リンク)
楽天で、「Lumix DMC-FX40」を検索する
[ 取材日記 ] / 2009-02-01 22:44:43 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




低価格ミニノート「Aspire One」の出荷台数は500万台超
日経BPサイトの記事で、下記を読んでいると、

台湾ノートPC出荷に急ブレーキ 08年11月は前年比14%増にとどまる
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090105/122284/

なんと、文中に出てくるのは驚きの数字。

「台湾Acer社が7月に発売した低価格ミニノート「Aspire one」が特に好調で、2008年末までの半年間で500万台超の見込み。」

なんだそうな。
日本のパソコン市場は年間1,000万台前後だったような記憶があるのですが、そうだとすると、世界での、という異なる前提はあるものの、その半分くらいの台数が「Aspire one」だとすると、それはすごい世界ですね。
年末、Aspire one は異なるカラーのモデルとか、いろいろ発売していたのですが、売れていないから、じゃなくて、たくさん売れているからカラバリとかだしてもコストが吸収できるから、なのですね。

この数にはかなりびっくり。
[ 取材日記 ] / 2009-01-06 18:42:48 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




中古パソコン@大阪でんでんタウン編
2008年は年初に登場したEee PCから、日本でもネットブックの流行が始まった。Eee PC、ASUS AspireOne 等も、「低価格ノートパソコン」といった説明的な単語から始まり、夏頃にインテルが「Atom」プロセッサーと「ネットブック」「MID (Mobile Internet Device)」という名所を発表すると、5万円前後で Windows XP を搭載したノートパソコンを「ネットブック」と呼称する動きが広まった。

そんな中で、個人的に関心があったのが、中古のノートパソコンの相場である。従来 5-10万円というのは中古のノートパソコンの相場である。新品で5万円台のパソコンが現れた今、中古パソコンの相場はどうなっているのだろうか。

というわけで、引き続き、大阪でんでんタウンで調べた中古パソコンの話。

まず、観察結果の要点だ。
デスクトップはほとんどみていないので、対象はすべてノートパソコンだ。

1.ディスプレイは XGA解像度が圧倒的。
2.価格相場は下記の通り。
 Pentium III世代は、2万円未満
 Pentium 4-M、Pentium M 世代は、4万円以下。
 それ以外は、5-6万円という値付けが多い。
3.HDD容量は、同じ価格帯で調べると 40GBくらいが平均的。
4.メーカーで多かったのが、IBM、NEC、東芝。
5.Tranmetaや、VIAのプロセッサを搭載したいわゆる変わり種はほとんどない。

店頭では、“クリスマス特価”という名目で半額の値付けのものも多かった。
この場合、IBM ThinkPad が 2.5万円台。ただし、Pentium4-m や Pentium III世代がほとんど。つまり世代的には、X40/T40/A30クラス
高解像度マシンとしては、Let's Note Yシリーズが 2台あっただけ。

これらを見た後で、Atomを搭載したネットブックのスペックをみてみると、プロセッサとしては、Pentium M の 1.6GHz相当だから、中古で4万円~6万円で販売されている製品とほぼ同等。メモリは、1GBなのでちょっと多い。OSは同じ WinXP、でもって HDDは新品で 120GB - 160GBが搭載されているというのが実状だ。画面は XGAに比べて、若干縦が短い 1024 x 600。もちろん、バッテリも新品。さらに付属品やメーカー保証がきちんとついてくる。
ということを総合的に考慮すると、個人的には中古パソコンのメリットはほとんどない。強いて言えば、A4ノートには、CD-ROMか、DVD-ROMドライブが内蔵されている点が中古パソコンの優位点か。しかし、それも同じ中古店頭に並んでいた \1,980の外付けUSBドライブを買えば解決する気がする。

となると、ネットブックの登場で、中古販売店の販売は相当苦しいのではないだろうか。「クリスマス特価」として、半額で販売しようとしているのは、ある意味テストマーケティング。この価格なら売れるということになれば、店のオーナーが判断して価格の大幅切り下げも実施される可能性があるのではないだろうか。

あと、ちょっと期待していたのは、私が好きな高解像度マシン SXGA+ (1400 x 1050)クラスの中古品もないかなあと思ってみてみたのだが、見つけたのは、Let's Note の Y2が2台だけ。メモリが 768MBと中途半端なことと、Let's Noteのキーボードが今一つなじめないので購入は見送ってしまった。それでも、2万円台とかなら、衝動的に買ってみるのもありだったのだが、残念ながら4万円台。だったら、ネットブック+自宅では高解像度ディスプレイという使い方も視野に入ってくるのだった。

ということで、大阪でんでんタウンの中古パソコン事情でした。
[ 取材日記 ] / 2008-12-15 00:52:12 コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




大阪でんでんタウンに行ってみた
東京・秋葉原に並ぶ電気街といえば、大阪・日本橋。
秋葉原も最近行く回数は減っているのだが、それでも、インプレスさんの「AKIBA PC Hotline」をはじめ、メディア発の秋葉原情報に毎週触れていることもあってなじみが深い。一方、大阪・日本橋の情報もネット上にはあるのかもしれないが、秋葉原に比べると圧倒的に情報量が少ない印象である。

家電製品や、携帯電話を扱う仕事をする上で、一度は大阪日本橋にも行ってみたいと考えていたので、大阪出張のついでに、大阪・日本橋でんでんタウンに行ってみた、という話。

当日は平日の午後。
コースとしては、大阪地下鉄堺筋線恵美須駅から、日本橋駅を経由して、難波駅までの一帯。恵美須駅から日本橋駅までの間を「でんでんタウン」というらしい。そんなことも初めて知った。

まず、恵美須駅地下鉄のホームから地上にあがってくると、いきなり場末感が満載だ。日本橋に向かって左側は 1Fが中古DVD店で、2F、3Fが中古パソコン販売店。右側はというと何やらレガシーなホビー店というか、盗聴探索機とか、盗撮カメラみたいなものを販売している店。(一部誤認があるかもしれません。たまたま店頭にそういう製品が並んでいた)

そのまま、日本橋方面に向かって歩くと、中古DVD店と中古パソコン店が交互に並んでおり、時々携帯電話販売店がある様子。反対側には、戦車だ、ラジコンカーだ、という感じのホビー店、なぜか閉鎖されている感じのNTTが並んでいるという格好だ。おもちゃ店もあった。

中古DVD店といっても、多くは表には堂々とアダルトビデオ女優のポスターが張り巡らされており、ちょっと中に入るのは躊躇される感じの店が多く、東京で言うと神保町駅から白山通りを水道橋に向かって歩いたときのような雰囲気だ。休みの日にはカップルも多くなった秋葉原とは明らかに異なる怪しい雰囲気だ。

歩いていると、2人ほどメイドさんがティッシュを配っていた。そういう雰囲気のところに、一人ずつポツンと立っているので、返って怖い雰囲気を醸し出していた。

地下鉄の真上という、本来の大通りはだいたいこんな感じ。日本橋付近まで行くと、それでも家電量販店っぽいものが登場するが、それでも、大阪なんばのビックカメラや、大阪駅北口のヨドバシカメラのにぎわいに比べると全く異なる。ちょうど20年前(1988年頃)の秋葉原の裏通りあたりの独特の暗さがある感じだ。

その後、日本橋付近から、難波方面に一本通りを入ってみて驚いた。ここはミニ秋葉原タウンである。九十九電気にTWOTOP、FAITHといった秋葉原でもおなじみの店が大きな看板とともに出店しており活気がある。それらの大型パーツ店の間を埋めるように、美少女フィギュアなどを扱うアニメやホビー店が並ぶ。これまた、店頭でワゴンを広げるようにフィギュアを取り扱っている雰囲気が、こういう世界を見慣れていない私からみると異様。それでも、普通に高校生か大学生か、というくらいの若者が多く店舗にはあふれていた。

HDDレコーダーなどを扱っているデジタル家電量販店にも入ってみたのだが、驚いたのはその展示方法。今時量販店でもっとも扱いの多い大型テレビの展示は少なく、主流で売られているのは 20型 - 32型くらいの小型の薄型液晶テレビ。さらにブラウン管のアナログチューナーテレビもまだ並んでいた。そして、HDD/DVDレコーダーに至っては、段ボールモックが多い。例えば、Panasonic DIGAでは、シリーズ製品 1個が実機で、残り3個は段ボール(もちろん、テクスチャならぬ写真が貼り付けてあるので遠目にはレコーダーにみえる)という具合だ。なんか倹約だ。

以上、大阪・日本橋は、確実に秋葉原の数年前を歩んでいるという印象。しかし、全体的な盛り上がりの少なさは、最近の不景気を反映しているのだろうか。パソコンのパーツを買うといえば、オンラインショッピングで翌日には配達されるという中で、そもそも、リアルに店舗を構えるということ自体が、メリットは少ないのかもしれない。

最近の大阪の人がパソコンやデジタル家電を買うときはどうしているのだろうか、と想像してみたが、この大阪・日本橋の店舗とにぎわい、それから大阪駅北口のヨドバシカメラ、なんばのビックカメラのにぎわいを比べてみると、多くのファミリーユーザーは、ヨドバシカメラ、ビックカメラといった量販店に行くのではないだろうか。また賑わいからみて、量販店に行っているのではないだろうか。その方が、実機を触ることができて、価格も決して高くはない印象だ。

ということで、大阪・日本橋の今後も美少女アニメ系な秋葉原化してしまうのか、はたまた中古DVD店が並ぶ場末なところになってしまうのか、またまた全然違う盛り上がりをみせるのか、また5年くらい経ったら訪れてみたい気になった。
[ 取材日記 ] / 2008-12-14 15:05:31 コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




1GBあたりのコスト
外付けHDD 1GBあたりのコストというのは、今どき18円~21円くらいなのだそうだ。
一方、DVD-Rのコストも低価格化の一歩を辿り、4.7GBで、21円~105円程度。
ってことは、一時期 HDDの方が安価になったかに思ったのだが、いつの間にやら DVD-Rに逆転されてしまっているようだ。

一方で、SDメモリカード系列(microSD等含む)の場合、1GBがまだ特価を含めても200円程度。

別に「まだシリコンメモリなんか高いなあ」という気もない。
すでに、もうどれを買っても誤差のようなもので、ちょっと高級な和紙に手紙を書くか、そこらのわら半紙に手紙を書くか、くらいの違いと同じようなものなのかなあと思った。
[ 取材日記 ] / 2008-11-15 15:32:42 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




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