ガンダム30周年の今年、様々なガンダムビジネスが企画されているようだ。ガンダムという放映時不人気だったアニメを最初に巨大なビジネスにしたのは、ガンダムのプラモデルだった、というのは、この世界では有名な話らしい。
というところで、たまたま売場をみていたら発見したのが、このガンプラのプラモデル台。好きなポーズで、プラモデルを固定して、ディスプレイするための台らしい。本体が 2,000円 ~ 5,000円程度のプラモデルに対して、こちらの置き台は 500円 ~ 800円。これ自体もプラモデルっぽいパッケージになっているようだ。
ガンダムのプラモデル自体が本体なら、これは一種のアクセサリ。しかも、今後、別のプラモデルにもそのまま転用することができる発想だ。
アニメを使ってキャラクターを確立して、そのキャラクターを使った製品を売って収入を得るというパターンの中に、そのキャラクターを活かす商品を開発して、販売するというのは、キャラクターあたりの ARPUを向上することができる画期的な発想だ。本商品自体は、爆発的なヒットはなくても、いわゆるロボット系のプラモデルでは、共通として使えるに違いない。
実際のところ、どの程度売れて、収入に貢献しているのかはわからないのだが、こういう発想って、企業にとっては大事な発想だよなあ、思った次第。
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