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せれすな日記

時々綴る、日々の記録 

インフルエンザ

2012年03月12日 | 日々の暮らし

そう君が罹ったインフルエンザを私ももらってしまい、2人して自宅療養中です。

高熱が下がってほっとしたのもつかの間、身体が楽になったのをいい事に

そう君はちっともじっとしていられず、家の中で動きまくりです。

そのため微熱が出たり下がったりの繰り返し。

家の中で走り回った挙句、咳込んだり。

そんなわけで、なかなか小児科の先生の外出許可が出ません。

幼稚園ももう、1週間以上お休みしています。

大人しくしていれば、もうとっくに治っているかもしれないのに・・・と

自分も具合が悪い事もあって、かなりイライラが募っております。

あまりにも腹が立って、この怒りをご当人に激しくぶちまけたりもしました。

それで余計に体力を消耗してしまったりして

しかしながらこの週末は、夫のおかげで心身ともに休養ができました。

少しばかり本を読むような気力も生まれたので、ベッドの中で西加奈子さんの短編集を読みました。

しずく しずく
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2007-04-20

その中の一編のある一節。

「子供は、大人が思っている以上に大人で、そして、大人が思っている以上に幼く、弱いのだ」

それを読んで何だか私はいたたまれなくなり、

「ひどいこと言ってごめん・・・」とそう君にお詫びしたのでした。

ああ、それにしても早く幼稚園に復帰してほしいよ。


アドヴェントカレンダー

2011年12月11日 | 日々の暮らし

旅行記はちょっと中休みをいただきまして、今日はクリスマスのお話を。

「アドヴェント」とは、クリスマスを待ち望む期間のこと

そう君はツリーの形をしたこんなカレンダーで

クリスマスまでの日を指折り数えながら待っています。

日付が書かれた小箱ひとつひとつに小さなお菓子が入っていて、それが毎日のお楽しみ。

幼稚園から帰って手洗いと着替えを済ませると、カレンダーに突進

「今日はクッキーだよ♪」 「わぁ~チョコレートだぁ~♪」と

毎日嬉しそうに小箱を引っ張り出しています。

この小箱の裏には絵が描かれていて

24個の箱が全て裏返るとひとつの絵が完成するという仕組み。

さて、クリスマス・イヴの日にどんな絵が出来上がるのでしょうかね~

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入園準備

2011年04月02日 | 日々の暮らし

今年の桜の開花は、例年と比べると遅めのようです。

近所の桜並木でも、花がひとつかふたつ咲いているかどうか・・・という程度でした。

ほころんでいる花を見つけてちょっと気持ちが浮き立つような

しかしそのすぐ後に、こんな気持ちになるのが憚られるような、そんな心持ちのこの頃です。

公共施設や駅、店舗など、どこへ行っても節電のため照明を抑えています。

はじめこそ違和感がありましたが、慣れてしまえば何も不都合な事はありません。

むしろこれまでの過剰なほどの明るさ、煌びやかさに違和感を感じるべきでした。

それに今まで気付かなかった事が、この現状を引き起こしたように思えてなりません。

今の「節電モード」が当たり前の感覚であるような、そんな世の中に変わっていって欲しいです。

今の私に出来るのはこまめな節電と、その意識を次の世代に伝えていく事。

その我が家の次の世代、そうちゃんの幼稚園入園が間近に迫ってきました。

入園グッズを揃えたり、細々とした持ち物のひとつひとつに名前を書いたり。

何かと気忙しく過ごしてきた事も、そうちゃんが元気ですくすく成長してくれたからこそ。

何気なく普通に暮らせる事がいかに幸せであるか、あの震災の後思い知らされました。

 さて、写真は入園グッズの一部ですが、もちろん私の手作り・・・ではありません

お裁縫の腕もセンスもゼロの私は、市販品に頼りっぱなしです。

そうちゃんの好きな消防車型のお弁当箱。

これを見つけた時は嬉しくて、そうちゃんの喜ぶ顔を思い浮かべてはほくそ笑んでいた、震災前。

見るにつけ、あの放水現場や被災地の方々を連想しては落ち着かない気持ちになる、震災後。

そんな事を知る由もないそうちゃんはとても気に入った様子で、こちらも気分が明るくなります。

楽しい園生活が送れるように、私も気持ちを奮い立たせねば!

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怖かった

2011年03月17日 | 日々の暮らし

前の記事をupしたのが、11日に日付が変わって少したった頃。

まさかその同じ日に、あんなに大きな地震が起こるとは、思いもよりませんでした。

あの日、わたしはそうちゃんと2人で家にいました。

私が住む地域の震度は、速報で震度6弱と報じられ

その後市町村別の震度では、震度5強との発表でした。

いずれにしても、あんなに大きな揺れを体験したのは、初めての事です。

まるで嵐の中の船に乗っているかのような、大きな横揺れ。

しかも、いつまで続くのかと思うほど、長い長い時間。

食器がガチャガチャと音を立て、何かが落ちる音があちこちで聞こえ・・・

ああ、この家が壊れてしまったらどうしよう・・・

避難所暮らしになってしまうのだろうか・・・

激しい揺れの中で、そうちゃんを抱きかかえながらそんな事を考えていました。

夫はその頃、新幹線で東京に着く目前。

4時間缶詰めになった後、何とか翌日の明け方に帰宅できました。

そうちゃんはあれから、少し強めの余震や別の地震があるたび、

顔色を変えて私のところに走り寄ってきます。

「またゆらゆらする?」 「もうゆらゆらしない?」とたびたび尋ねてきます。

よほど怖かったのでしょう。 

私だって怖かったのですから。

幸い家の方は大した被害はなく、家族はみな無事です。

しかし、報道で次第に明らかになってきた、目を覆いたくなるような被災地の惨状。

胸が痛みます。