この前の週末、サンタさんに会えるはずでした。
家の近くのプラネタリウムではこの時期、クリスマス投影が行われていて
その日は特別にサンタさんが登場してプレゼントの配布もあるという事でした。
ところがそう君は前日に体調を崩し、翌朝には発熱も。
・・・プラネタリウムはあえなく断念せざるをえませんでした。
そして週明け。
この日は、毎年恒例の幼稚園の「クリスマス会

」
先生たちがクリスマス劇を披露したり、子どもたちは聖歌隊よろしくクリスマスソングを歌ったり。
もちろんサンタさんもやって来て、ひとりひとりにプレゼントを手渡してくれたり。
そして特別に、クリスマスケーキのおみやげ付き。
普段は幼稚園での出来事など、自ら進んで話したりしないそう君が、
「今こんな歌(クリスマスソング)練習してるんだ~」なんて、家でも歌ってくれたりして
楽しみにしている様子がひしひしと伝わって来ました。
しかし・・・
熱は前日までに下がったものの、朝から元気がなく体力の消耗は明らか。
行かせてあげたい気持ちは切実にあるものの
一日がかりの行事に参加するのは無理があるのではないか・・・。
可哀想ではあるけれど、大事をとって休ませる選択をしました。

夕方、園から「ケーキを受け取りに来てください」と連絡があり
用意されていたケーキと、サンタさんからのプレゼント、
それからそう君のクリスマス制作を受け取りました。
せめて家のツリーに飾って、いっぱい褒めてあげよう・・・とすると
「ほんとはこの雪だるま(のペンダント)をかけて、みんなで歌うはずだった・・・」と、ぼそり。
・・・切なかった。 本当に切なかった・・・。
お友達や先生たちと過ごす、楽しい時間とは比べものにならないけれど
その夜はキャンドルをいっぱい灯して、もちろんケーキにもキャンドルをたてて
ふたりでクリスマスソングを歌って・・・精一杯のクリスマスパーティをしたのでした。
そんなこんなで週の半ば。
体力はすっかり回復して、さぁ元気に登園・・・のはずが
「ぼく、クリスマス会行きたかった・・・」と、朝からさめざめと泣くそう君。
あぁ、相当引きずっている様子・・・。
せめて来週のお家で過ごすクリスマスは、明るく楽しく、精一杯盛り上げようと心に決めたのでした。