巣箱の中のヒナ達の声は、日に日に大きく力強く
なってきています。
いったい何羽くらいいるのでしょう?
中は見えないので何とも言えませんが、一般的に
メスは一度に十数個の卵を産むそうです。
きっとヒナ達は狭い巣箱の中で、押し合いへし合い
しているのでしょうね
そして今や大忙しとなった親鳥達は、休む間もなくひっきりなしにエサを運んできます。
時には片方が巣箱に入って給餌をしている間、エサをくわえたもう片方が、近くの木の枝にとまって待機している事も。
よく見ていると、エサをくわえた親鳥は一直線に巣箱に入るのではなく、一旦木の枝にとまって2度3度と場所を変えながら巣に入ります。
出る時も同様に、巣穴から頭を出してキョロキョロと周りを見渡してから。
これは猫とか蛇とか、巣箱を狙う天敵を警戒しての事と思われます。
さすがに蛇はうちの庭にはいないと思いますが(多分)
ノラはウロウロと徘徊していますからね~。
普段は寛大な私も、この時期ばかりは「シッ、シッ」とね
これは、ヒナのフンを親鳥がくわえて、巣から運び出すところです。
ラッキョウのような形のこのフンは、まるでプルンプルンのゼリーのようで、つまんでも崩れないそうですよ。
親鳥がこまめに掃除をするので、ヒナが巣立った後の巣は、とてもきれいなんだそうです。
まさに「立つ鳥、後を濁さず」ですね。
さて、巣立ちの時期ですが・・・もう少し先かなという気はしますが、何分見た事がないので。
私達が家にいる時に巣立ってくれないかな~なんて、果たして都合よく行くかどうか。
「その瞬間」を、見逃したくないな~と思っています。