goo blog サービス終了のお知らせ 

せれすな日記

時々綴る、日々の記録 

竹湾ビーチにて

2011年11月18日 | 旅行記

マカオ到着翌日、まだ夜も明け切らぬ頃・・・

まだ半覚醒状態でベッドでウトウトしていた私の耳に

まるで野鳥のさえずりのような、心地良いメロディが聴こえてきました。

まだ暗いうちから、朝のBGMを流し始めるのかな~なんて、ぼんやりと考えていたら・・・。

よく聴いてみたら、それは本当に野鳥の鳴き声だったのです。

今まで聴いた事のない、まるで口笛でメロディを奏でているような奇麗な鳴き声。

あ~、ここは日本じゃないんだと、実感しました。

だんだん空が明るくなってくるとその鳴き声は聴こえなくなり、また違った鳥の声に代わりました。

しかも部屋のバルコニーからすぐそこにある木立ちの中、姿もはっきりと良く見える場所で。

やっぱりその鳥もこれまでに見た事がなく、その美しい声を聴いたのも初めてでした。

日本に戻ってから野鳥図鑑で調べたら、中国南部や台湾、日本では沖縄本島南部や

八重山諸島に分布する「シロガシラ」という名の鳥だと分かりました。

双眼鏡を持っていけば良かったな。

091_2

214

そしてそのシロガシラがさえずり始める頃から

『中国系の人々が朝早起きなのに対し、ポルトガル系の人々の朝は比較的ゆっくり』

ガイドブックの言葉そのままの光景が、部屋から見渡せるビーチで毎日繰り広げられる事に。

毎朝6時頃からでしょうか、早口でまくし立てるような中国語(広東語?)が聞こえ始め

数人のスイムキャップを被った人たちが、海でトレーニング開始。

早朝のスイムサークルか何か・・・かな。

そういえば中国の人々は、朝早く公園で太極拳とかするんですよね。

それに対しお昼近くになってビーチに繰り出してくるのは、欧米系の人々。

こちらは泳ぐと言うよりは、水着姿で砂浜に寝そべって、もっぱら日光浴。

私たちも朝食後に散歩に行ったり、午前中砂浜や波と戯れたり、夕日が沈む頃ブラブラ歩きをしたり。

毎日気ままにビーチで過ごしました。

024016020

そう君は砂浜遊びが最高に気に入った様子。

いつまでも付き合えない私は(何しろ真夏のような暑さと湿気でしたから)

あとはパパに任せて、早々にビーチカフェに避難 。

209210211   

そういえば、夕暮れ時の写真を撮るのを忘れちゃったな。

マカオに到着した日、チェックインした部屋の窓からちょうど山に沈む夕日が見えて

ちょっとノスタルジックな気分にひたった、旅の始まりだったのでした。


ポウサダスタイル in マカオ

2011年11月14日 | 旅行記

「ポウサダ」とは、ポルトガル語の『pousar』(「休む」という意味の動詞)からきた言葉だそうです。

マカオ観光局の紹介文によると、

“ポルトガルの昔ながらのホテルとレストランの総称で

郷土料理が美味しい事、宿泊施設に文化的価値がある事

周辺の環境が良い事などがポウサダと呼ばれる条件である。

客室数が少ないのが特徴で、隠れ家的な雰囲気を持ち

ポルトガルの伝統的なリゾートスタイルを楽しむことができる。”

今回のマカオ旅行で私たちが滞在したのも、このポウサダの名を冠したリゾートホテル

「ポウサダ・デ・コロアン」

マカオの最南端、コロアンの竹湾(チョクワン)ビーチに面した丘の中腹に建っています。

客室数は30に満たないほどの、こぢんまりとしたホテルです。

212007

個人の邸宅を改装した造りなので、ホテルと言うより・・・南欧風海辺の民宿(?)的な雰囲気。

建物のルーフが全面オープンテラスとなっており、そこからは雄大な南シナ海が望めます。

レセプションもそこにあり、チェックインを済ませて部屋へ向かう時は階段で降りていくというわけです。

101144

ホテルにある設備はといえば、ポルトガルレストランと、ミニバー付きの屋外プールくらい。

マカオの代名詞ともいえるゴージャスなカジノや煌びやかなナイトスポットとは、全くの無縁。

前面にはビーチ、背後には鬱蒼とした木立。

周辺にはこれといった観光スポットもなく、あるのはただ豊かな自然のみ。

まさに「pousar=何もしない」事を楽しむのにぴったりな場所です。

・・・とは言っても、全く何もしないというのでは同行の4歳児が納得するはずもなく

何しろここは数多くの世界遺産を擁する街、マカオ。

ちょこちょことマイペースなお出掛けも楽しんできました。

それについてはこれから少しづつ、書いていくつもりです。

しかし時系列的に書こうか、それともテーマ別に書こうか、まだ決めかねている状態。

たくさん撮った写真と、私の頭の中の記憶とを、ただいま鋭意整理中。


夏の旅 2010 その2

2010年08月01日 | 旅行記

夏風邪がなかなか治らない、せれすです。

続きを何とか7月中にと思いつつ、8月に入ってしまいました。

では、旅の続きを。

リゾナーレ」にチェックインした後、18時の夕食までフリータイム。

男性陣はホテル内のプール「イルマーレ」で、またもや水遊び。

私は「ブックス&カフェ」で、ゆったりとコーヒーでも飲みながら本を読もうか・・・

のつもりが、たくさん並ぶ本のタイトルや表紙を眺めたり、

オシャレな雑貨やステーショナリーなどをぶらぶらと見ているうちに、タイムアップ。

それでも普段の私では決して出来ない、優雅な時間を過ごしました。

そして、夕食の時間。

家でもそうなんだけど、そうちゃんは食事時に落ち着いて座っていた試しがありません。

この時もしょっちゅう脱走を試みるので、全然落ち着いて食べられませんでした。

ホテル側も心得たもので、周りのテーブルは皆子連れ客だったので、少しは気が楽でしたけど。

そろそろデザートを・・・という頃、夫はそうちゃんの捕獲のため席を外し、テーブルには私ひとり。

そこへスタッフの方が、「お誕生日と伺っておりましたので、こんなご用意をさせて頂いたのですが・・・」

347349

デザート盛り合わせプレートの上に、「Happy Birthday」の文字が

これはぜひ、3人で囲みたいじゃありませんか!

それで2人が戻るまで待ってもらって、それから記念写真も撮ってもらいました。

桃のジュレとカスタードプリン、それにキウイのアイスクリーム。

色んなテイストが楽しめて、それぞれが美味しかったです。

この後は、毎度お馴染みの展開なのですが・・・

399351

恒例の、「お部屋でバースディケーキ」です。

ロウソクは3本。 毎年数が増えると、吹き消すのも大変になるねぇ、そうちゃん。

3ショットの写真、私のシャツチュニックにそうちゃんのズボン、それから夫のパーカーのフードの裏地。

なにげにお揃いなのにお気づきでしょうか? (むふふ

いやはや、今年もこんな感じで、無事にお誕生日をお祝いすることができました。

                                        

翌日、12時のチェックアウトまで、男性陣はまたまたプールへ (ほんとに好きねぇ・・・)

私はショッピングストリート「ピーマン通り」で、あれこれとお土産を物色。

ホテルを出た後は、私の実家に向かうため、車はいつもとは反対方向の高速へ。

最後はちょっと変則的ではあったけど、今年も楽しいお誕生日旅行を満喫しました。

来年は・・・そうちゃんは幼稚園へ入っているはずだけど、旅行は・・・どうなるかな。


夏の旅 2010 その1

2010年07月26日 | 旅行記

八ヶ岳連峰の麓、涼やかな夏の小淵沢へ、今年もまた行ってきました。

まず向かったのは、「白州・尾白の森 名水公園 べるが」 

約6万坪もの敷地を有する、「森と水」がテーマの公園です。

この辺りは、水がきれいな事で知られているんですよね。

公園のすぐ脇を流れる尾白川は、「名水100選」にも選ばれているのだとか。

(サ○トリーの「南ア○プスの天然水」も、この辺りで汲み上げられているそうで。)

到着したのがお昼時だったので、まずは園内にある「森のカフェレストラン 灯鳥(ぽとり)」でお昼ご飯。

地元産のオーガニック食材を使った、自然食レストランです。

328323

木立に囲まれたテラス席の向こうには 、鬱蒼とした森が広がっています

とても涼しくて、眺めも良くて、何と気持ちの良いこと!

326359Potori

そうちゃんの注文した、「キッズプレート」です。

特におからのコロッケやラタトゥイユ、それに「ぴんくのごはん」(黒米ご飯)を喜んで食べていました。

皮付きのにんじんまでモグモグと食べてしまったのには、びっくり!

こんな自然の中で 食べると、野菜もおいしく感じられるのかしらん。

私が頼んだ 「旬のやさいのスープ煮セット」・・・は、写真を撮り忘れましたので

お店のHPから拝借してきました。

食後は公園内を車で(!)移動して、水遊びエリアへ。

尾白川のえん堤は水嵩が増していてちょっと怖そうだったので、親水池の方に行きました。

ここなら深くても大人の膝下程度なので、安心。

334340343

そうちゃんも全身水びたしになって、大はしゃぎでした。

この公園は他にも、森の遊歩道あり、水の散策路あり、天然温泉あり、宿泊施設まであり。

盛りだくさんで、1日中でも遊べそう。

「灯鳥(ぽとり)」のカフェタイムメニューも気になるし・・・

今度は時間をとって、たっぷり遊びたいなと思ったのでした。

この後は、ホテルに向かいます。