東京高輪の物流博物館で東京産業考古学会の講演会があり、
セルロイドハウス横浜館の岩井館長が講演をしました。
「セルロイド産業の盛衰」-社会と文化に与えた衝撃-と題して、
セルロイド産業100年の歴史を映像とたくさんの資料を見せながらの講演でした。
「セルロイドの話」という昭和13年に作られた貴重な映画フィルムが上映され、
セルロイド原料の製造過程やセルロイド人形が作られる様子が映し出されました。
セルロイドの製造はかなり大がかりな装置産業だったことと、
セルロイド人形を作るのにたくさんのプレス職人や女工さんが働いていたことを知りました。
人形をプレス加工する様子が映っていましたが、
使われていた金型がピカピカに光っていたのを見て、
当時は新しいセルロイド人形が次々と作られていたことがわかりました。
セルロイド生地が作られる工程をフィルムで
見られたのは貴重でした。
お誘いいただかなければ物流博物館の存在もご縁もないところだったと思います。
個人的にご近所のTさんと再会出来てお元気と知れたのも良かったです。
館長さんは喜んでいました。
貴重な映画を観られたのは収穫でした。