ひよりみ日記

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港のネコおばさん

2016-01-20 21:22:28 | Weblog

ひみつの花園(国松ひろ子)さんが取り組んでいる地域ネコを守る活動が、
今朝の朝日新聞・秋田版で紹介されました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ1L4D15J1LUBUB00F.html


港と野良ネコ「共存共栄」目指す 昨年守る会設立

 にかほ市の象潟漁港で、「きさかた港猫(みなとねこ)を守る会」が増えた野良ネコの保護活動を続けている。
漁のおこぼれ目当てに集まり、網をかじるネズミよけにもなるネコ。
地域のパートナーとして、会員たちは「共存共栄」を目指している。

 会が発足したのは昨年11月。
漁師や獣医師らで結成され、今は地元企業の社長や商店店主なども加わり、会員は約40人になった。

 斎藤敬一郎会長(68)によると、漁港周辺では約40匹のネコがいる。
3年前から目につくようになり、最近になって一気に増えた。捨てネコも後を絶たず、
会を立ち上げてからもすでに5匹が確認されたという。

 ネコが増えれば、ふんや食い散らかしのごみの問題が生じる。
そんな状況を改善し、保健所の助言を受けながら、
むやみにネコが増えないようにするのが会の目的でもある。

 会では、これまで9匹の避妊や去勢の手術をしたほか、里親を募って3匹の新たな飼い主を見つけた。
今後はネコの病気の治療のほか、港の清掃もしていく。捨てネコの禁止も呼びかけるという。

 もともと港には魚目当てのネコが集まっていた。
会員の国松ひろ子さん(65)は「漁から帰ってくる船を、ネコが行儀よく並んで待っていた」と言う。
漁師でもある斎藤会長は「ネコは、ネズミが漁網をかじる被害から守ってくれる。
漁師には、ふだんから『お礼の気持ち』がある」と言い、「ネコと漁師は相性がいいんだ」と笑う。

 鳥海山が一望できる港には、県外からの観光客も少なくない。
会員の佐藤昌子さん(61)は「元気できれいなネコがいる港になれば、たくさんの人が写真を撮ったり、
ネコとのふれあいを楽しんだりできるのではないか」と話す。

 1月中旬、漁港に立ち寄ると、数匹のネコが係留されている船や港の物陰で体を丸めていた。
写真を撮ろうとすると、人なつっこく寄って来るネコもいた。
冷たい風が吹いていたが、地域の人たちに見守られ、ネコたちは安心しきっているようにも見えた。

 会の活動はホームページで確認できる。
https://kisakataminatoneko.wordpress.com/
問い合わせは、同会の佐藤さん(080・1815・1632)へ。(江口英佑)

「きさかた港猫を守る会」の佐藤昌子さん(左)と
国松ひろ子さんと野良ネコたち=にかほ市の象潟漁港

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