アン・ハサウェイとチヨミさん

昨夜は「レ・ミゼラブル」を観てきました。
ミュージカルの映画化でセリフはすべて歌だったので、
字幕をゆっくり追えて、ドラマの展開がよくわかりました。
ジャベール役のラッセル・クロウは出てくるだけ画面が引き締まり、
存在感があってとても良かったです。
私の好きな目の大きな女優アン・ハサウェイは娼婦に身を落とす汚れ役のファンティーヌですが、
ラストシーンでは「聖母」か、「天使」かと思えるような神々しい美しい姿で登場しました。
私が座った席の列は若い女性のグループでしたが、
みんな映画に感動してハンカチを目に当てて、すすり泣いていました。

目が大きいといえば、ナースのチヨミさん。
誰かに似ていると思っていたら、アン・ハサウェイ似でした。
そのチヨミさんが親戚の法事に出席していたときの話。
法事が済んで会食の途中で席を立って戻ってきたときに、
お客さんがなにやら騒いでいて、仲居さんはオロオロしていたそうです。
中を覗くと高齢のおじいさんが椅子に座ったまま意識を失っていました。
そこはナースさん。
すかさず、おじいさんを一人で抱きかかえて、入れ歯を外し気道確保し、
「大丈夫ですか」と、声を掛けたけれど、呼吸停止寸前でチアノーゼ状態。
心臓マッサージをして肋骨が折れたけれど、その心臓マッサージでおじいさんは意識を取り戻し、
その10分後に到着した救急車で搬送され、一命はとりとめたそうです。
そのおじいさんの親戚の方には、「天使さま」と、言われたとか言われなかったとかで、
たいへんに感謝されたそうです。

アン・ハサウェイ


チヨミさん。目の大きなところと雰囲気はアン・ハサウェイです。