粗大ゴミセンターへ不要になった布団を持って行きました。
車から布団を下ろしていたら、布団の間からカトリーヌが現れて、
粗大ゴミの山の中へ逃げて、隠れてしまいました。
粗大ゴミセンターまで10キロメートルと遠くて、
そのまま置いて帰るわけには行きません。
ゴミの山は巨大なので、その中に人は入れません。
困っているとセンターのスタッフが、
ゴミの山の奥にカトリーヌがいるのを見つけてくれました。
「カトリーヌ」と呼んでも、出てこないばかりか、
さらにゴミの隙間に隠れます。
そこでセンターのスタッフが6人ほど集まってきて、
粗大ゴミの山を一つずつ大型ゴミ収集車に運び入れて片付けて行きます。
粗大ゴミをおおかた片付けたところで、ゴミの中にうずくまっているカトリーヌを見つけました。
カトリーヌを連れ帰ることが出来てホッとしましたが、
センターの人たちには大迷惑を掛けたので、ビールを持って改めてお礼に行きました。
センターの人から「役所から委託されて仕事をしているので、謝礼を受け取りわけにはいかない」と断られました。
仕方がないのでお礼の言葉だけを言って帰って来ました。
一匹の野良ネコのためにしてくれた皆さんの親切には頭が下がります。
帰って来た直後のカトリーヌ