ひよりみ日記

セルロイド人形ミーコと
ネコのおまけとヨモコと
飼い主セルやの日常

セルロイド・ドリーム(HP)

ドイツのセルロイド人形

2013-09-24 17:18:04 | Weblog

1ヶ月ほど前に、先生のセルロイド人形を治してもらえないかと女性が訪ねて来ました。
持って来た写真には顔が割れたドイツ製のセルロイド人形が写っています。
元通りに復元するのは難しいけれど、割れたところは貼り合わせられるでしょうと応えると、
女性は後日、人形を持って修理の依頼に来ると言って帰りました。

今日、その女性が先生と一緒に、ドイツ製のセルロイド人形を持って来られました。
そのドイツ製のセルロイド人形は、先生が生まれたときにドイツに滞在していたお父さんが、
向こうで購入して誕生祝いに贈ってくれたものだそうです。
割れた箇所を貼り合わせるだけならば、セルロイドの接着剤・酢酸エチル液を塗れば修理は可能ですが、
80年前に作られた人形なのでうまく接着できるか、ちょっと心配でした。
割れたところに酢酸エチル液を染みこませたところ、ピッタリと貼り合わせることが出来ました。
思い出深い貴重なセルロイド人形が生き返ったので、先生も連れの女性も大いに喜んでくれました。
女性が「先生、先生」というので、趣味のサークルの先生かと思って「何の先生ですか」と、聞いたところ、
高名な経済学者で埼玉大学名誉教授の暉峻淑子(てるおか いつこ)先生でした。
暉峻淑子-wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%89%E5%B3%BB%E6%B7%91%E5%AD%90

80年前にドイツで購入したセルロイド人形(身長60㎝)
着ている洋服は人形が作られた当時のままです。



貼り合わせた部分
顔以外は保存状態はとても良いです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする