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CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

CB250エクスポート ライフル銃の照準を推測学的にセッティングするⅢ

2016-03-22 23:43:16 | 推測学原論

きのうの続きです。的は全て水平にセットされているわけですから、
スコープの縦の線を90度傾けて、的の一番上に合わせたのですから
銃身は完全水平になっています。このことは弾は照準の上下の調整
の影響を全く受けていないことになります。
と言う訳で水平に発射された放物線のデータが得られます。
50mまで打ち終わったらば、データを正確にミリ単位でメモします。
〇横に50㎝以上の方眼紙を用意します。A4、2枚を繋ぎ合わせて作
 りましょう。
〇方眼紙の一番上を照準線とします。横の線は10mを10㎝に縮尺
 します。縦の線は実寸で記入します。
〇照準線の5㎝下に線を引きます。弾はここから発射されたことを認
 識してください。左端を銃口とします。
〇10mのところは多分、照準線の55㎜下あたりでしょうかね。
〇20mの的は60㎜、30mの的は90㎜下。
こんな風に記入していきます。0mから50mまで記入し終わったら
フリーハンドで放物線を描いていきます。高校の数学の先生がやって
いたのを思い出して、きれいな曲線になるまで、何度も引きなおしを
してください。鉛筆を使用してください。
納得がいきましたら、しみじみと眺めてください。フリーハンドで引
いた線ですが、たぶん誤差は2㎜内に収まっているはずです。
これが、あなたの銃の性能曲線図です。

この曲線図を使って、照準を無駄のないように決めていきます。
〇出来上がった方眼紙の0mの照準線に、定規の左端を固定します。
〇50m地点を重視したい人は、試しに定規の右側をグラフの50m
 に合わせてみてください。
 すると、10m辺りの所で定規とグラフが交差したとします。
〇このことは1回目の焦点が10mで2回目の焦点が50mと言う意
 味です。
〇0mから10mまでの誤差と、10mから50mの間の最大誤差を
 よーく見て、自分が狙うゲームの大きさを、その誤差にあてはめま
 す。スズメだったら、たぶん使い物にならないはずです。
〇今度は0mと30mのグラフに定規を当ててみます。
 今度は1回目焦点が20mになり、20mから30mまでの最大誤
 差はかなり少なくなります。ごめんなさい、想像ですからね。
 銃の性能によりかなり異なりますから。こういう方法で、少しずつ
 理想のセッティングを見つけ出すわけですから。
 ただし50mでは、かなりグラフの下になるはずです。すみません
 訂正です。グラフが下の方になります。(下に当たるの意)

〇こうして結論が出たら、1回目の焦点の的で照準を合わせます。
 10m間隔にこだわることはありません。「24m」が理想なこと
 だってあり得ます。その的の十字の中心に命中するように、スコー
 プの横の線を上下させて調整します。
 妥協はいけません。ど真ん中に当たるまで調整してください。
 据え置いて撃つのですから、1㎜単位までこだわってください。
〇調整が出来ましたら、今度は1度目の焦点から2度目の焦点の間の
 最大誤差の地点に的を設置します。設置の際は垂直だけこだわれば
 いいと思います。中心を狙って2発撃ちます。当然何センチか上に
 当たります。すみません、これからは想像で話します。スコープに
 詳しくないんです。
 スコープ内の十字を、的の十字に合わせたまま、弾の当たったとこ
 ろを見ます。縦の線の目盛りを覚えておきます。たぶんこの目盛り
 で狙えばいいのではないでしょうか。ここは皆さんの方が詳しいで
 すよね。オープンサイトの場合は、この誤差を記憶しておいて、そ
 の分だけ下を狙います。または照星を照門に、どれだけ隠せばいい
 か何発も撃って記憶します。
つづきにします。次回はオープンサイトとスコープの長短を述べます。


 

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CB250エクスポート ライフル銃の照準を推測学的にセッティングするⅡ

2016-03-22 07:18:20 | 推測学原論

さっそく始めます。法に触れないような場所で、安全第一で
お願いします。
〇台をガッチリと水平に(出来れば完全水平に)セットします。
〇土嚢を置いて銃をセットします。銃身を水平にセットしたら、その脇に
 銃身の中心の高さに、定規を完全水平にセットします。
 すみません。定規を忘れていました。透明なプラスチィック製の60㎝
 のを用意してください。
 角材のようなものに、ワックスがけの時に使う粘度などで固定すると
 楽にできます。水平は目分量ではなく、ガラス管に泡の入った水平器
 か、透明な燃料ホースに水を入れたもので正確に行います。
〇方眼紙を正確に10m、20m、30m、40m、50mと設置します。
 方眼紙には中心部に縦の線と上から10㎝の所に横の線を引きます。
 10mと20mの方眼紙にはマッキーの細で、30mから先は太で線を引き
 ます。正確に引きます。失敗したら捨ててください。
〇方眼紙の的の一番上を、水平を取った定規で狙うようにして、高さを揃
 えます。銃身と全ての的の上の線が、水平になったことになります。
〇次にやっと分銅が出てきます。各的の縦の線に分銅の糸を当てて、垂直
 になるように微調整します。
〇では、銃の縦の狂いをチェックします。
 10mの的の縦の線の下から10㎝辺りに縦に5㎜ほど離して2発撃ちます。
 スコープの場合は、スコープ内の縦の線を的の線と正確に合わせます。
〇スコープの構造には詳しくないので、スコープ内の縦の線は、その延長
 線上に銃身の中心が来るようにセットされているものと信じます。
〇結果を見てみましょう。銃を据え置いて撃ったのですから、1㎜の狂いも
 許されません。2発とも完全に弾の中心に線が無くてはいけません。
 ここで方眼紙が役に立ちます。
〇オープンサイトの場合は、銃を正確に垂直にセットします。もう一人の
 方に確認してもらいましょう。
〇もし、たとえば左に1㎜それていたとしたら、その場で修正はしないで
 20mの的を同じように2発撃ってみましょう。今度も左に2㎜それて
 いたら、銃の垂直のセットのしかたは正しいと思ってください。
〇10mの的で修正しましょう。取扱説明書に従ってください。
 オープンサイトの場合は、照門を右にずらします。
〇ところが20mの的では、中心や更に1㎜右に当たっていたりしたら、
 撃ち直しです。この場合は銃が右に傾いていたことが考えられます。
〇えっ、なんですと、ですよね。

すこし話がそれます。スコープの中心と銃口の中心の間隔を計ってみま
しょう。
かなりの開きがありますよね。ここでは5㎝としましょう。
そうです。銃口の所ですでに5cmくるっています。ところがこれをイ
メージ出来ないお年寄りが多いんです。今はこの人たちは無視します。
この銃は10mで、狙ったとおりに命中するように照準がセットしてあ
るとします。
このことは、弾は5㎝下から発射され、どんどん上に飛んでいき、⒑m
でスコープからの照準線と交差することを意味します。
ですから、銃が右に傾くと、銃口は左にずれることになります。
左下から右上に向かって発射されることになります。ということで、
10mを超えたところからは、右にずれていくんです。
とまー言ったものの、これだけずれると、さすがに銃の傾きは肉眼でわ
かるはずです。こういう仕組みです、と言いたかったわけです。
でもこれはかなり重要なことなので、あとでこのことだけを述べてみま
す。題して「銃の癖」です。    

では銃の性能曲線=弾道グラフ作りの作業に入ります。
銃の垂直は完璧になりました。さて定理です。垂直を90度傾けると水平
になる。すみません勉強会みたいですね。
作業しやすい方向に銃を90度傾けます。ここでは左に傾けます。
この水平は目分量でするしか方法がないので、友人と二人で納得いくま
で、気を使ってセットしてください。
〇10mの的から、的の一番上の右端を狙って2発づつ撃っていきます。
 スコープの場合は、今は水平になっている垂直の線を的の一番上の線
 にあわせます。5㎜ほど下に当たれば正解です。もしも上を飛び越え
 てしまったら、銃の水平がくるっています。
 2発目は1㎝ほど左にずらして撃ちます。もしも上下にずれているよ
 うでしたら、あなたの腕が問題です。
〇言い忘れました。無風状態が理想ですが、そよ風程度でしたら良しと
 します。
すみません。出社時間です。つづきにします。

 

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