おすし屋さんに、かぎったことではないのだが、一番有名
なので、タイトルにしました。ゴメンナサイ。
さて値付けするタイミングをあげてみよう。
○ 市場で仕入れて、仕入れ値が分かってから。
○ したごしらへで、品物の品質を確認してから開店
までの間。
○ 最初のお客さんが注文した時。
○ そのお客さんの、食べる様子を見て。
○ そのお客さんが、「お勘定して」と言った時。
○ なんと値段は付けていない。
客によって値段が違うという説も、かなり有力だ。
隠しカメラでテレビ中継していたのを、見た事がある。
3組のペア(貧乏学生風二人、キャピキャピOL風二人、
OLと会社役員風のカップル)で調査した。
20年以上前のことだが(8千円、1万円、1万5千円)
ぐらいだったと思う。
全く同じ物を、乱数表にして渡し、注文させた結果だ。
いつものように、以上の条件から推測してみよう。
結論、値段は付けていないと思う。
全てのメニュウに値段をつけて、計算できる職人さんを
私は知っている。これも20年前の話だが、アメ横の、
上野駅から行って、真ん中へんの右側にある店だ。
ながーいカウンターに6~7人の若い職人さんがいて、
お好みで注文するシステムの店だ。
お客は若い女性がメインで、皆さん若い職人さんと、
彼の計算能力を、お目当てに来ているのだ。
あちこちで途中経過の確認をして、楽しんでいるのだ。
そしてこの店には、職人さんの後ろにズラーッと値段表
が並んでいる。
断言する。
値段表の無いお店で、4~5人がバラバラに注文しても
計算できる、と言い切ったすし屋さんは、全然出来ない
すし屋さんと、そっくりで、全く見分けが付かない。