蕎麦畑の写真が無いので代わりに、
トウモロコシ畑にしてみました。
推理に入る前に、データを並べてみる。
江戸っ子の食べ方…蕎麦つゆに、麺はほんの少ししか浸さない。
そしていっきに、すすり込む。
ラジオの情報…江戸時代の蕎麦つゆは、共用だった。
つまり食べ終わったら、返した。
つゆは高価だったので、少し付けるだけで食べられるように、
かなりしょっぱかった。
さて以上から推理してみよう。
まず食べ方から…共用なので、つゆを汚したら、周りからののしられたに違いない。
そこで江戸っ子は、物凄い勢いですすり込んだのだろう。
たぶん、うつわにお箸を入れて、落とした麺をひろうなど、
とんでもない恐怖なのだろう。
では蕎麦やはどう工夫したのだろうか。
つゆを汚されないように、たっぷり浸してしまうと、しょっぱくて
食べられないほど、塩味を濃くしたのだろう。
更にもさもさと食べて、麺のきれっぱしをつゆの中に、落とされ
ないように、細くてツルツルした麺を打ったのだろう。
と言う訳で、東京の蕎麦は細くてツルツルしているのだろう。
でも江戸っ子は、いまだに甘くなったつゆなのに、ちょとだけしか浸さないで
物凄い勢いですすり込んでいる。テレビでやっていた。
でもこれは、江戸っ子のやせ我慢として、ある意味かっこいいよね。
私はいなかっぺなので、タップリと浸して食べている。…「よかった!」