本日は、冬に向けてのホット・カクテル「アバディーン・アンガス(Aberdeen Angus)」を紹介致します
アバディーン・アンガスは、スコットランドの牛の品種のひとつで、肉牛として飼育される牛の事です。
スコットランド東部のアバディーンシャイア州とアンガス州が原産地で、広く世界中に分布している柔らかいお肉です。
このカクテルのレシピは、スコッチ・ウイスキー、ドランブイ、ハチミツ、スイート&サワー・ミックス、ライム・ピールです。
お酒を燃やしてメイキングするカクテルとして知られる古いカクテルです。
写真上が「アバディーン・アンガス」です!
燃やすカクテルとしては、ブルー・ブレーザーが有名です!
かつてジェリー・トーマスという方が、上の絵の様にカップからカップへと火の付いたカクテルを豪快に流してメイキングしていたと言います。
こんな風に斜めに流せる訳ないし~と昔に思っていた私です。
斜めに火を流す事は、実は可能なのです!
まずは、斜めに液体を流す"スクリュー・スローイング"を練習します。
液体を斜めに押し出す様に力をかけて、もう一方のティン・シェーカーへと液体を飛ばします。
受けるティンで斜めの液体を迎えに行き拾います。
すると斜めに押し出した力と、受け取りに迎えに行く力で、液体にボクシングでいうカウンター・パンチの様な力がかかりスクリューして混ざり合います。
火を付けてミックスする場合、ティンですと手袋をしていても熱くなるので、写真上右の様なコーヒー・マグを使用すると安全です。
温めたスコッチとドランブイにハチミツを溶かしてお酒に火を付けてスクリュー・スローイング致します。
写真で見るより流れる炎は太いので、液体の中心部を見失いやすくなってしまうので受けるティンに外さない様に注意します。
炎の流れは一瞬の出来事なので、受け取るのは難しいのです。
外すと大惨事になりますので、沢山の練習が必要と思われます。
ファイヤー・スクリュー・スローイングで作る「ABERDEEN ANGUS」は、難易度高いので必見かも知れません!!