本日は、世界で一番小さな国として知られるイタリアのローマ内に位置する独立国家「ヴァチカン市国」を紹介致します
ヴァチカン市国は、世界中の信者が目指すカトリック教会の中心地です。
面積は日本の皇居の半分以下の0.44平方kmで、1984年に国全体が世界遺産に登録されています。
人口は約800人で、ほとんどが聖職者とスイス人衛兵さんです。
公用語はラテン語ですがイタリア語が常用され、外交ではフランス語が使用されます。
写真上は、約120年の歳月を費やして完成した「サン・ピエトロ大聖堂」です
こちらは世界有数の美の宝庫「ヴァチカン博物館」です!
イタリア美術の膨大なコレクションを誇る世界屈指の博物館となります。
しっかり見るには半日必要です!
サン・ピエトロ広場の「オベリクス」です!
オベリクスとは、神殿などに立てられる記念碑の一種です。
ヴァチカンにあるオベリクスは、ローマで二番目に大きいものだそうです。
これは「マデルノの噴水」です!
広場に入り右にあります。
左には「ベルニーニの噴水」があります。
これは「ヴァチカン警察のパトカー」です!
パトカーがあるのはビックリでした。
可愛らしいパトカーでした。
これは「スイス衛兵」です!
教皇の執務室への入口を守っています。
一説によると制服は、ミケランジェロのデザインと言われております!
柱廊上部に立つ「聖人像」です!
広場を見渡す様に140体の像があります。
17から18世紀の芸術家によるものだそうです。
こちらは「フィラレーテの扉」です!
大聖堂へ入る5つの扉があり、中央の扉がフィラレーテの作品。
見どころの一つです。
こちらは「サン・ピエトロ大聖堂内」です!
サン・ピエトロ大聖堂の紀元は349年です。
聖ペテロが処刑された地にコンスタンティヌス帝が五廊式バジリカを建設したのが始まりです。
16世紀に再建が計画され、ブラマンテ、ラファエロ、サンガッロなどが工事監督に当たったそうです。
1546年には、72歳のミケランジェロが終身建築家に任命。
ミケランジェロのプランを元に建設がスタートします。
ミケランジェロの後を継いだ歴代建築家により、1626年に世界最大のカトリック大聖堂が完成したそうです。
教会内部は、ルネッサンスからバロックにかけての芸術家たちの作品が鑑賞出来ます。
巨匠たちの作品は見どころです。
これは「バルダッキーノ」です!
1633年ベルニーニ作です。
法王ウルバヌス8世の命によりベルニーニが手がけたブロンズ製の大天蓋です。
これは大聖堂内で最重要作品「ピエタ」です!
1499年ミケランジェロが25歳の時の作品です。
キリストを腕に抱いた聖母マリアを表す像です。
これは「クーポラの天井」です!
ミケランジェロが設計したドームです。
クーポラの部分はフォンタナらが完成させたといいます。
クーポラまでは、写真上の細い螺旋階段で上ります。
想像以上に狭く長いです。
途中で諦めようにも引き返せません。
こちらが「サンピエトロ大聖堂頂上」です!
とても狭いので、ここまで来るのに入場制限があり、時間がかかります。
高い所が怖い方は、ダメな場所かと思います。
写真上の頂上のこんな所までロウソクを立てられる様です。
頂上から見た「サンピエトロ広場」です!
ベルニーニ作の広場です。
東に向くと眼下に見えます。
これは「行政庁」です!
クーポラの頂上西の方角に見えました。
周囲は広大な庭園が取り囲みます。
こちらは「ヴァチカン市国唯一のBAR」です!
アルコールの取り扱いはありません。
でもちょっと感動です。
ヴァチカン市国はとても美しいところでした!
お薦めで~す