2013年1月15日(火)は、東京観光専門学校でのフレア・バーテンディング講座でした!
一年生22名の生徒さんが、このフレア・バーテンディングの授業を受講されました!
講師は、北條智之が授業を担当致しました!
1時間目(90分)は、ヌーべを使用したカクテルとエスプーマの取り扱い方、スローイングの技法を勉強致しました!
まずは、ライム&ソルト・ヌーべを作りました!
ヌーべとは、スペイン語で"雲"の意味で、スペインのエル・ブジが2000年以降に考案した泡の事です。
ヌーべは、液体に大豆レシチンを加えてポンプで泡立て作ります。
ゼラチンでもヌーべは作れますが、アルコールに弱く、消えてしまうのでカクテルのフロートには、レシチンを加えたヌーべを使用します。
写真上は、カクテルバー・マルソウでも楽しめるヌーべを使用したカクテルです。
メキシコで流行しているカクテル「パローマ」にCo2を加えて、ライム&ソルト・ヌーべを加えたパローマのツイスト(ひねってアレンジ)カクテルです!
こちらは、ブルドックにソルト・ヌーべ(塩の泡)を浮かべた、ソルティードックのツイスト・カクテルです!
ヌーべ・カクテル作りの後は、エスプーマを使用したカクテル作りの勉強でした。
二酸化炭素を入れて発泡性のあるショート・カクテルや、ムース状のピンク・レディーを作りました。
エスプーマの次は、スローイングの技法の勉強でした!
スローイングは、ミケル・ボアダス氏がバルセロナから世界に広めたメイキング・スタイルです。
2つのティン・シェーカーを使用し、片方には氷を入れ、斜めに入れたノープロング・ストレーナー(耳なしストレーナー)を被せ、もう片方には材料を注ぎます。
材料を高く引き上げて注ぎ、片方に注ぎます。
3、4回繰り返し注ぎ、冷やしつつ混ぜながら泡立て調合します。
今回、ブランデー・エッグ・ノッグをスローイングで作りました。
2時間目(90分)は、ワーキング・フレアとエキシビジョン・フレアのルーティーンを練習しました。
次回のテストに向けてのトレーニングでした。
基礎はしっかり身につけ、フレアを取り入れたカクテルメイキングが出来る様になってもらいたいですね
半分くらいの皆さんが心配ですが、次回のテスト頑張って下さい!