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☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

京都記念の法則

2012-02-11 22:49:31 | 京都の法則
■血統傾向■

今年で105回目を迎える伝統の京都記念。
過去18年で父SS系は【4-5-6】と、近年で4勝をあげているが、それまではなかなか勝ち切れず、初勝利は04年のシルクフェイマスまで待たねばならなかった。また、06年を起点に父SS系と母父SSが交互に勝っており、今年は父SS系の番?

SS系を上回る勝ち星をあげているのが【5-2-1】の父グレイソブリン系(母父で3着1回あり)。
☆2リッツィースター…スターオブコジーン×ノーザンテースト
過去に活躍しているトニービンとはラインを異にするが、父スターオブコジーンはグレイソブリン系。また、母父ノーザンテーストも【2-1-1】と、なかなか相性が好く、本馬の血統構成は大きく言えば99年1着エモシオン、05年1着ナリタセンチューリーと同じグレイソブリン系×ノーザンテーストである。

そして、母父で【4-3-4】のニジンスキー系(父で2着1回あり)。このうち母父カーリアンが【3-1-2】と抜群の成績を残している。今年は該当馬がいないが、母父にラムタラを持つ昨年3着のヒルノダムールが出走してくる。

☆9ヒルノダムール…マンハッタンカフェ×ラムタラ
この春には、Kジョージ&Qエリザベスに出走するプランもあり、レース後にアスコット競馬場の関係者との会談がセットされていると聞く。関係者の目の前でぶざまな競馬は見せられない、いや、勝たなければ格好がつかない。

■コース傾向■

先週はSS系×トニービンがワン・ツー。また字面では出てこないが2着2回のハーツクライの母父もトニービン。コース傾向からもグレイソブリン系がお勧め。

☆7ウインバリアシオン…ハーツクライ×ストームバード

■前走■

一頃は【5-0-0】の京都金杯組と【4-1-6】の日経新春杯組が活躍していたが、最近では目下3連勝中の有馬記念組。過去18年では【6-6-5】である。
なお、前走条件戦に出走していた馬は、94年3着ニホンピロナーリー(1500万)、01年1着マックロウ(900万)、05年2着トウショウナイト(1600万)の3頭しかおらず、流石に別定のG2戦では家賃が高いか。

■G1馬■

格がモノを言う別定のG2戦ならば、唯一のG1馬のヒルノダムールが大威張り。
だが、過去18年でG1馬は【5-5-4-11/25】で、勝率20%、連対率40%、複勝率56%と、まずまずの成績を残しているが、全幅の信頼は置きづらい。実際、昨年もG1馬が4頭出走していたが、ダノンシャーク3番人気→4着、ビッグウィーク6番人気→6着、オウケンブルースリ4番人気→7着、シャドウゲイト10番人気→10着と全滅だった。

ちなみに上記4頭以外で、馬券圏外に消えたのは以下のとおり。
94年ライスシャワー2番人気→5着
95年ライスシャワー1番人気→6着
03年ノーリーズン2番人気→5着
03年アグネスフライト5番人気→6着
06年デルタブルース3番人気→5着
08年ウオッカ2番人気→6着
09年カワカミプリンセス2番人気→4着

■牝馬■
過去18年で牝馬は【2-2-0-13/17】で、勝率12%、連対率・複勝率24%。馬券になった4頭はダンスパートナー(96年2着)、ブエナビスタ(10年1着)の2頭のG1馬で、残る2頭もワコーチカコ(95年1着)、メイショウベルーガ(11年2着)は、それぞれG3、G2勝利実績があった。

☆8スイートマトルーフ…スペシャルウィーク×グリーンデザート
重賞実績はない。が、魅力的なのはその戦法。正攻法で太刀打ちできる相手ではなく、陣営も堂々の逃げ宣言ともとれるコメントを発信。先だってのワールドエースが2着に負けた若駒Sのように、少頭数の逃げ残りはよくあるケース。また、牝馬、そして舞台が京都となれば、09年日経新春杯で11番人気でまんまと逃げきったテイエムプリキュアを思い出す。

いまや押しも押されぬ人気作家となった浅田次郎は、かつてこう言った。
「展開は全てを凌駕する」と―

穴馬は忘れた頃にやって来る!?




共同通信杯の法則2

2012-02-11 20:08:15 | ダービー馬を探せ!2012
■重箱の隅■
前日最終オッズで1.4倍と断然人気のディープブリランテ。離された2番人気は4.4倍のゴールドシップ。大方の見立てはこの2頭の一騎打ち。だが、そんな2強にも死角はある。既に各メディアで指摘されていることだが、この共同通信杯では上がり3Fの決め手勝負になるケースが多い。
ディープブリランテの前走は道悪馬場で参考外で、5馬身差の圧勝を見せた新馬戦での上がり3Fは、34.9で、決して切れ味が抜群なわけではない。現に当時の掲示板に乗った4頭は未だ未勝利で、メンバーレベルが怪しい。5馬身差のイメージが先行し過ぎの感。
一方のゴールドシップは重賞2着2回の実績はあるものの、いずれも小回りコースでのもので、全4戦は洋芝の函館・札幌、そして中央場所では重い芝に分類される阪神と、高速馬場でのパフォーマンスは未知数。

そして、2頭とも血統傾向的にも、頭には強く推すことはできない。
■血統傾向■

ブリランテの血統構成はSS系×ネヴァーベンド系で、これは10年2着のダノンシャンティと同じ。また、ゴールドシップはSS系×マックイーンで、これは11年2着のユニバーサルバンクのSS系×クラリオン系と同じSS系×トウルビヨン大系と括ることができ、2頭とも2着止まりの血統構成である。

注目は、馬場改修後の過去8年で5勝をあげているミスプロ系を持つ馬。該当馬はブライアンズオーラ(母父エンドスゥイープ)、スピルバーグ(母父リシウス)、アーカイヴ(母父ロイ)の3頭いるが、狙いは目下2連勝中のSS系×ミスプロ系。

◎8スピルバーグ…ディープインパクト×リシウス
ご存じトーセンラーの全弟で、母父リシウスはミスプロの直仔。

☆10アーカイヴ…ディープインパクト×ロイ
母父ロイは、ファピアノの直仔。

消去データにある左回り勝利実績に加え、前走2着のスピルバーグの方を上に取る。

血統傾向から推せるのは、もう一頭いる。
☆11エネアド…ディープインパクト×フレンチデピュティ
09年1着の半弟で、母父のフレンチデピュティは、06年3着のマッチレスバローの父であり、同2着の父クロフネはフレンチDの直仔である。

■コース傾向■

当該コースでSS系×ミスプロ系が1勝をあげているのも心強い。
また、コース傾向からも穴馬を2頭ほどあげておく。
☆4ストローハット…フジキセキ×スターボロウ
父のフジキセキは、10年2着のダノンシャンティの父、同3着のアリゼオの母父。母父スターボロウはヌレイエフ系で、SS系×ヌレイエフ系は2着が1回ある。

☆6ブライアンズオーラ…BT×エンドスゥイープ
父BTも2着が1回ある。まさかとは思うが念のためにあげておく。

終わってみれば、ブリランテ=ゴールドシップで何もなしで、重箱の隅を突いているだけかもしれないが、2頭に付け入る隙があるのは確か。
11頭立てで5頭にも色気を出すのもどうかと思うが、あとは馬券の組み方次第ということで。


クイーンカップの法則【結果】

2012-02-11 19:36:58 | 牝馬の法則
■血統傾向更新■

父SS系が1~3着を独占。2着に母父ケンドールが入り、これで3年連続グレイソブリン系を持つ馬が3着以内に入った。

ここで3着以内に入った後、牝馬クラシックや他のG1で馬券になったのは04年1着ダイワルシエーロ(オークス1着)、06年1着コイウタ(桜花賞3着・07年ヴィクトリアマイル1着)、同2着アサヒライジング(オークス3着・秋華賞2着・07年ヴィクトリアマイル2着)、07年2着カタマチボタン(桜花賞3着)、08年1着リトルアマポーラ(エリザベス女王杯1着)、10年1着アプリコットフィズ(秋華賞3着)、11年1着ホエールキャプチャ(桜花賞2着、オークス3着、秋華賞3着)の7頭。
果たして今年の3着以内馬は如何に?

■コース傾向更新■

父SS系とキングカメハメハをマーク。

=おしまい=