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☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

NHKの法則7~仁義なき戦い

2009-05-09 21:00:00 | ダービー馬を探せ!2009
今は昔―
府中の杜のマイルという日本屈指のタフなシマを、ミスプロ組、ノーザン会、ナスルーラ組、ロベルト組と勢力の差はあるものの仲良くシマを分け合っていた。

だが、2001年、その平和なシマに突如殴りこみをかけたのが新興勢力のヘイロー一家デヴィルズバッグ組若頭のタイキシャトル。
新入り何するものぞと、意地の抵抗を見せていた地元の4大組織であったが、タイキシャトルの親戚筋であるSS系組長自らが参戦してからは、弱小勢力だったロベルト系とナスルーラ系を全滅させてしまった。

【府中の杜芝1600m~勢力分布変遷史】
<1996年~2000年>
ミスプロ組:3-3-2
ノーザン会:2-3-2
ナスルーラ組:2-0-1
ロベルト組:0-1-1

<2001年~2008年>
ヘイロー一家:3-2-2(SS組:2-2-1/DB組:1-0-1)
ミスプロ組:2-0-2
ノーザン会:1-3-1
ナスルーラ組:1-0-1
ロベルト組:全滅

そしてSS組は、進出の嚆矢となったタイキシャトルをも駆逐し、今ではシマ内最大の勢力となっている。

今やイケイケのSS組の中でも、特に目立つのがSS系×ダンチヒ系:1-2-0の配合である。
また、SS組直参若衆の中でも組内最強の武闘派でならし、早くもSS組二代目継承確実の声も飛んでいるのがアグネスタキオン:2-0-0である。
その勢いは、最古参幹部であるフジキセキ:0-1-1を凌ぐ勢いで、いつSS組の内部抗争に発展してもおかしくない状況を呈している。

そもそも、ここに出てくる5つの組織は全て、ファラリスの大親分を祖とする義兄弟である。
血を血で洗う、骨肉の争い…
そう、NHKマイルカップは、まさに仁義なき戦いなのである―

=つづく=

NHKの法則6~未来予想図Ⅱ

2009-05-09 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2009
みなさんの未来予想図に、少しでもお役に立てればと思い、短距離G1であるスプリンターSと高松宮記念の手元にある血統傾向を掲載しておきます。

まずは、スプリンターズS血統傾向↓

あなたの今年のスプリンターズSの未来予想図は、どの血統ですか?

で、お次は、高松宮記念血統傾向↓

あなたの来年の高松宮記念の未来予想図は、どの血統ですか?

=つづく=

NHKの法則5~未来予想図

2009-05-09 19:00:00 | ダービー馬を探せ!2009
今回のタイトルにつけた『未来予想図』というのは、みなさんご存知のドリカムの歌のタイトルをパクッたものだ。
自分で書いておいてなんだが、この『未来予想図』という言葉は、かねがね日本語としておかしいと思っている。
予想というのは、先々のことを想像することであって、誰も過去を予想したりはしないので、この場合は『未来』は不要ではないのだろうか?
まあ、ドリカムにしてみればゴロがいいから付けただけであって、そんな細かいことまで気にしちゃいないだろうし、そんなことは余計なお世話なのは分かるが、どうも気になって仕方がないので、一度、NHKの『言葉おじさん』に相談してみようとマジ思っている今日この頃である。

と、それはさておき。
Nカップでは、『1800mや2000mに実績のある馬を狙え』、中でも『毎日杯組』というのが定石となっている。これはNカップに限らず、府中のマイルをこなすには、タフさが必要であることを根拠にしている。
でも、そんなことは誰もが知っていることなので、そのような馬は穴人気になってしまい、妙味がなくなるのもまた周知の事実。要は人の真似をしてても儲からないってこと。

馬場改修後のNカップ血統傾向過去7年を見てみると、人気の盲点となる、ある傾向が浮かび上がる。

実は、この中には後に短距離(芝1200m)重賞を制した馬が結構いるのである。

メイショウボーラー…06年スプリンターズS2着(同馬にはダート1200mの05年ガーネットS1着の実績もある)
ラインクラフト…06年高松宮2着
アイルラヴァゲイン…07年オーシャンS1着
ファイングレイン…08年高松宮1着
キンシャサノキセキ…08年高松宮2着/函館SS1着/スプリンターズS2着
ローレルゲレイロ…09年高松宮1着

というわけで、みなさんもドリカムに負けないような将来、短距離重賞を勝ちそうな馬を『未来予想』してみては如何でしょうか?
…って、やっぱりこの言葉はヘンだ。


=つづく=

NHKの法則4~SS系の憂鬱

2009-05-09 18:00:00 | ダービー馬を探せ!2009
今開催の東京芝コースで、何故だか知らないが、SS系が勝ち切れないHA~HAなのである。

ここまで行なわれた全26鞍中での、父SS系の成績は【5-13-10】と、2着、3着ばかりを量産している。
本来、距離を問わずに得意としているはずの府中で、この成績とは父SS系にしては不甲斐ないものである。

NカップもSS系軽視の方向でよさそうな気がするのだが―

=つづく=


プリンの法則4~白紙撤回

2009-05-09 13:40:00 | ダービー馬を探せ!2009
◎は②のオオトリオウオジャは決定で、相手をなかなか絞りきれずにいたプリンシパルSだが、先ほど行なわれた東京5R未勝利戦~芝2000mの結果を見て、全てを白紙の戻すことにした。


で、こちらがプリンシパルSの血統傾向↓

レース傾向ではSS系が活躍しているが、コース傾向を見る限りでは、父SS系は勝てない。PSは重賞ではなくOP戦なので、この場合はレース傾向を優先させる。

◎ ⑥ベルベットロード…キンカメ×パークリージェント
5Rで1着になったのは、1600m以上になった途端に走らなくなるキンカメだが、ミスプロ系×ノーザン系が2連勝している点を根拠にし、距離不安については目を瞑る。

○ ⑰サトノロマネ…クロフネ×SS
3R連続2着の母父SS系。
母父SS系は⑧マナクーラもいるが、同系セットの法則に従い、父が◎と同じヴァイスリージェント系の当馬にする。

ダービー行きの最終切符は2枚なので、馬券もこの2頭による馬連一本!

=つづく=

新潟大の法則4~非切れ者

2009-05-09 01:30:00 | 新潟の法則
SS系、非SS系に限らず切れ味不足の馬を狙え、というのが新潟大賞典のキモ。

というわけで、まずは新潟大賞典血統傾向過去7年↓


で、お次は08年開催と今開催の芝2000mの血統傾向↓


レースの血統傾向からは非SS系中心だが、コースのそれでは切れ味不足のSS系が中心となる。
このような場合は、レース傾向を重視するのが基本なので、頭には非SS系を狙うことにする。

というわけで…
◎ ⑬アーネストリー…グラスワンダー×トニービン
同馬の前走は日経賞4着。日経賞といえば先週の春天で1、2着となったのが日経賞組のマイネルキッツとアルナスラインだ。日経賞組はレベルが高いのではないだろうか?と思って、着差を調べてみると、4着は4着でも3着とは0.9秒、勝馬から実に1.1秒差をつけられている。これでは◎の後押しを求めることにはできない。
だが、血統構成だけでも◎の根拠は充分である。
グラスワンダーの2勝は、『三匹目のドジョウ』を狙って今年も出てきたオースミグラスワンによるものだが、同馬はリピーターなので印を打っても面白くないので、【2-0-1】の母父トニービンを決め手とした。

○ ⑩ダイシングロウ…ダンスインザダーク×ジェイドロバリー
レース傾向ではSS系は目立たないが、父ダンスは新潟芝2000m外回りが大得意。

押さえは内から順に…
△ ①ダイバーシティ…ジャンポケ×スルーオゴールド
父ジャンポケはトニービン直仔で、母父は3着2回のエルカミーノの母父と同じスルーオゴールド。
ジャンポケ産駒は⑭トーセンキャプテンもいるのだが、今回が休み明けなので切る。

△ ⑥ニホンピロレガーロ…アドマイヤベガ×ニホンピロウィナー
父は鈍足サンデーのアドマイヤベガで、その母父はトニービンである。
アドベガ産駒は、ここでは実績№1の②アドマイヤフジもいるのだが、トップハンデ馬は過去10年で2頭しか連対していないので、これも切る。

△ ⑫サクラオリオン…エルコン×ダンチヒ
この血統構成は02年1着のキングフィデリアと同じ。

△ ⑯トウショウウェイヴ…ステイゴールド×ニッポーテイオー
父は昨年の新潟芝2000m外回りで3勝。

尚、オースミグラスワンダーと同じくリピーターのマンハッタンスカイは、リピーターに手を出すのは芸がないと個人的に思っているので切る。

=つづく=

京都新聞の法則4~重箱の隅

2009-05-09 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2009
京都新聞杯のキモ、それは『春天・菊・有馬・優駿・JCの実績のある種牡馬』である。
と、出走表を見てみると、それに該当しないのは②エーシンマイトップ(父ミスプロ系ミスターグリーリー)、⑥ロードロックスター(父ダンチヒ系ロックオブジブラルタル)、⑫トランセンド(父ニアークティック系ワイルドラッシュ)の3頭のみで、該当馬はなんと!13頭もいるなんて…
これは絞り込むのに一苦労だ。
ここまで来て、方針転換するわけにはいかないので、ここは血統傾向の重箱の隅を突つきながら、該当馬13頭をふるいにかけていく。

というわけで、まずは京都新聞杯過去7年の血統傾向↓


お次は、08年3回と今年の京都芝2200mの血統傾向↓


昨年同開催では大活躍していたマンハッタンカフェだが、今年はサッパリ。
したがって、該当馬中3頭いるマンカフェ産駒の⑦ジョウノワンダー、⑧ベストメンバー、⑭メイショウドンタクは切る。

残ったのは、BT2頭、シンクリ3頭、タニギム2頭、スペ2頭、ジャンポケ1頭の計10頭。
このうちBT産駒は、近頃めっきりダート寄りにシフトしてきているので切る。
それでも、まだ8頭いるが、ここからは想像力の勝負。
ここで忘れてはいけないのが、もう一つのキモである『字面が、如何にも春天向き、菊向き』というのを忘れてはいけない。

以上を踏まえて…
◎ ⑯ヒカリアスティル…スペシャルウィーク×シャルード
父スペWは今開催一度も3着以内に入っていないが、05年1着インティライミの父であり、自身は99年春天馬である。
また、母父シャルードは、93年菊、94年春天を制したビワハヤヒデの父である!
実力の程は知らないが、字面だけなら同馬が一番、春天と菊に向いている血統構成だ。

○ ⑪ガウディ…ジャンポケ×ノーザンテースト
母父NTは過去7年で2-0-1で、この血統構成は07年1着のタスカータソルテと同じ。

▲ ⑧リクエストソング…シンクリ×トニービン
母父は、今年の全開催を通じて活躍しているGS系トニービン。
これは人気でも押えておかないとね。

△ ⑤デルフォイ…スペシャルウィーク×デインヒル
◎と同じ父を持ち、母父はマイルのイメージが強いダンチヒ系だが、先週痛い目に合ったマイネルキッツの父であるダンチヒ系チーフベアハート同様に、自身にリボー系を内包するので押さえておく。

果たして、ここからダービー馬、否、菊花賞馬は誕生するのだろうか?
乞うご期待!!


=つづく=