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ステイヤーズSの法則

2020-12-03 00:53:05 | 長距離血統の法則
■血統傾向(過去5年)■

アルバートが3勝2着1回。その母父であるダンスインザダークは15年2着のカムフィーの父でもある。そしてカムフィーの母父ノーザンテーストは同年3着のトゥインクルの母父だ。
ディープインパクト×BTが1勝3着2回だが、これはリピーターのモンドインテロ1頭によるもの。
ハーツクライが2着2回。

アドマイヤドン、ハーツクライ、そして昨年3着のエイシンクリックの父ルーラーシップの共通点は母父トニービということ。また、アルバートとエイシンクリックは母系にノーザンテーストの血を持っており、ステイヤーズSの御用達血統はトニービン、ノーザンテーストなのかもしれない。そういえば、トゥインクルの父ステイゴールド、17年3着のプレストウィックの父ダイワメジャーにもノーザンテーストの血が流れている。

■隠れ血統■

トニービン、ノーザンテーストがキモのようだが、実はもう一つお宝血統が隠れている。それはリボー系だ。上の表で馬名が赤の馬が5代以内にリボー系を内包している馬で、01年以降毎年馬券になっている。ただ、これは毎年何頭も該当馬がいるので、これだけで馬券を絞ることはなかなかできない。

■人気(過去21年)■


<人気別グラフ>

1番人気は5年連続連対中。といっても、これはアルバート1頭によるもの。それでも過去21年で【11-3-1-6】で、勝率52%、連対率67%、複勝率71%と信頼できる。

■レジェンドの後継者■

ステイヤーズSと言えば、真っ先に思い出されるのが”レジェンド”トウカイトリック。そして、周回回数を間違えて1周目のゴール前で鞭をビシビシ入れた”競馬界のアンパンマン”こと橋本広喜騎手。
それはさておき、生涯走破距離175.1kmを全て完走したトリック爺さん。本レースには06年以降7回出走(10年は海外遠征のため不出走)し【1-1-2-3】。唯一の1勝は10歳の時で、3着は9歳と11歳の時。まさに長距離界のレジェンドである。

◎アルバート・・・アドマイヤドン×ダンスインザダーク
そのレジェンドの後継者であるアルバートが今年も出てくる。これまで【4-1-0-0】で、成績では既にレジェンド越え。18年は惜しくも出走取消になり連続出走は叶わなかったものの、出走機会5年連続連対の成績は立派の一言。走破距離はこれまでで80kmとトリック爺さんの半分にも満たない。真の意味でのレジェンド越えを目指して今年も無事に完走して欲しいものだ。

【追悼】トウカイトリック 「また一日を、戦えるなら」


The LEGEND 2015 ステイヤーズS トウカイトリック


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