「2強」と言われた昨年暮れの朝日杯FS。G1コンプリートが掛かった武豊のエアスピネルを横目に見ながら、「KY」デムーロのリオンディーズが後方一気の鬼脚で差し切った。
年が明け、マカヒキが加わり「3強」となった弥生賞では、マカヒキが2強を押さえて1着。
そして、本番の皐月賞では別路線から参戦のサトノダイヤモンドが加わり、個人的には「4強」と思っていたが、マスコミは弥生賞でマカヒキとリオンディーズに千切られたエアスピネルを見限り「3強」対決と煽った。が、結果はまさかの伏兵・ディーマジェスティーが3強を撫で斬り、まずは1冠目を奪取。レース後は、その内容の濃さからエアスピネルも復権し、1着~5着の「5強」となった。
その後、ダービートライアルの青葉賞を完勝したヴァンキッシュランが名乗りを上げて「6強」に、更には京都新聞杯を勝ったスマートオーディンをも加え「7強」となってしまった今年のダービー。中には、その7頭をアイドルグループに擬えて、「神7」などと呼んでいるマスコミも見られる。
だが、「5強」、「6強」、「7強」という日本語はおかしい。「○強」と謳えるのは、せいぜい4頭まで。5頭以上は「混戦」あるいは「戦国ダービー」と呼ぶのが正しい日本語。ただ、今年は例年と違ってハイレベルなため、従来の「戦国ダービー」とは意味合いが違う。7頭も主役級が揃うと目移りしてしまい、どこからでも入れるし、どこから入ったらいいのか迷ってしまう。そう、「自分の好きな馬から買っとけ!」となる有馬記念のような今年のダービーだ。
■人気■
<人気別成績>*90年以降の過去26年
過去26年で1番人気は連対率80.8%なら信頼できる。が、近年は昔ほどには勝っていないのも事実。
<人気別成績>*06年以降の過去10年
過去10年では、1番人気の連対率は60%、複勝率70%で、及第点を与えることはできるが過信は禁物。
注意しなければいけないのが、過去10年で1回しか馬券になっていない2番人気。1番人気を嫌ったとしても、決して2番人気から入ってはいけない。それなら、3勝をあげている3番人気から入るべし。
■血統傾向■
10年以降の過去6年。
父SS系が【4-4-3】で、複数回馬券になっているのはディープインパクト【2-1-1】、ステイゴールド【1-1-0】、ハーツクライ【1-1-0】の3頭。
SS系以外で複数回馬券になっているのは、【2-1-1】のキングマンボ系(うちキングカメハメハが【1-1-1】)、母父ストームバード系【1-1-1】、父・母父合計で【0-1-1】のダンチヒ系。あとは、小系統は異なるものの、ここ3年連続で馬券になっている【0-2-1】のロベルト系。
【登録馬中の該当馬】
<ディープインパクト産駒>
ヴァンキッシュラン
サトノダイヤモンド
ディーマジェスティ
プロディガルサン
マウントロブソン
マカヒキ
ロイカバード
<ステイゴールド産駒>
レインボーライン
<ハーツクライ産駒>
該当なし
<キングマンボ系保持馬>
エアスピネル(父キングカメハメハ>
リオンディーズ(父キングカメハメハ)
<ダンチヒ系保持馬>
アグネスフォルテ(父ハービンジャー)
サトノダイヤモンド(母父オーペン)
プロフェット(父ハービンジャー)
ロードクエスト(母父チーフベアハート)
<ストームバード系保持馬>
プロディガルサン(母父ストームキャット)
<ロベルト系保持馬>
ディーマジェスティ(母父BT)
ブラックスピネル(父タニノギムレット)
プロフェット(母父タニノギムレット)
マイネルハニー(母父ナリタブライアン)
■ディーマジェスティは2冠達成できるのか?■
2冠が懸かるディーマジェスティだが、あるオカルトによると、その可能性は非常に高いことが分った。
★4.17伝説★
4月17日に中山で行なわれた皐月賞を勝った馬は3冠馬になる!?
60年コダマ…ダービー1着→菊花賞5着
66年ニホンピロエース…ダービー20着→菊花賞17着
77年ハードバージ…ダービー2着→引退
83年ミスターシービー…ダービー1着→菊花賞1着
94年ナリタブライアン…ダービー1着→菊花賞1着
05年ディープインパクト…ダービー1着→菊花賞1着
4月17日の中山開催は創設以来6回行なわれた。6頭の皐月賞馬のうち、ダービーとの2冠を制したのが4頭、3冠馬が3頭誕生している。
なお、東京開催だった88年の皐月賞馬ヤエノムテキは、ダービーでは4着だった。
★8枠18番伝説★
皐月賞で8枠18番で勝った馬は、ダービーを制す!?
91年トウカイテイオー…ダービー1着(8枠20番)
97年サニーブライアン…ダービー1着(8枠18番)
該当馬は2頭だが、2頭ともダービーでは8枠に入り2冠を達成。ディーマジェスティも8枠に入れば…
信じるか信じないかは貴方次第…
年が明け、マカヒキが加わり「3強」となった弥生賞では、マカヒキが2強を押さえて1着。
そして、本番の皐月賞では別路線から参戦のサトノダイヤモンドが加わり、個人的には「4強」と思っていたが、マスコミは弥生賞でマカヒキとリオンディーズに千切られたエアスピネルを見限り「3強」対決と煽った。が、結果はまさかの伏兵・ディーマジェスティーが3強を撫で斬り、まずは1冠目を奪取。レース後は、その内容の濃さからエアスピネルも復権し、1着~5着の「5強」となった。
その後、ダービートライアルの青葉賞を完勝したヴァンキッシュランが名乗りを上げて「6強」に、更には京都新聞杯を勝ったスマートオーディンをも加え「7強」となってしまった今年のダービー。中には、その7頭をアイドルグループに擬えて、「神7」などと呼んでいるマスコミも見られる。
だが、「5強」、「6強」、「7強」という日本語はおかしい。「○強」と謳えるのは、せいぜい4頭まで。5頭以上は「混戦」あるいは「戦国ダービー」と呼ぶのが正しい日本語。ただ、今年は例年と違ってハイレベルなため、従来の「戦国ダービー」とは意味合いが違う。7頭も主役級が揃うと目移りしてしまい、どこからでも入れるし、どこから入ったらいいのか迷ってしまう。そう、「自分の好きな馬から買っとけ!」となる有馬記念のような今年のダービーだ。
■人気■
<人気別成績>*90年以降の過去26年
過去26年で1番人気は連対率80.8%なら信頼できる。が、近年は昔ほどには勝っていないのも事実。
<人気別成績>*06年以降の過去10年
過去10年では、1番人気の連対率は60%、複勝率70%で、及第点を与えることはできるが過信は禁物。
注意しなければいけないのが、過去10年で1回しか馬券になっていない2番人気。1番人気を嫌ったとしても、決して2番人気から入ってはいけない。それなら、3勝をあげている3番人気から入るべし。
■血統傾向■
10年以降の過去6年。
父SS系が【4-4-3】で、複数回馬券になっているのはディープインパクト【2-1-1】、ステイゴールド【1-1-0】、ハーツクライ【1-1-0】の3頭。
SS系以外で複数回馬券になっているのは、【2-1-1】のキングマンボ系(うちキングカメハメハが【1-1-1】)、母父ストームバード系【1-1-1】、父・母父合計で【0-1-1】のダンチヒ系。あとは、小系統は異なるものの、ここ3年連続で馬券になっている【0-2-1】のロベルト系。
【登録馬中の該当馬】
<ディープインパクト産駒>
ヴァンキッシュラン
サトノダイヤモンド
ディーマジェスティ
プロディガルサン
マウントロブソン
マカヒキ
ロイカバード
<ステイゴールド産駒>
レインボーライン
<ハーツクライ産駒>
該当なし
<キングマンボ系保持馬>
エアスピネル(父キングカメハメハ>
リオンディーズ(父キングカメハメハ)
<ダンチヒ系保持馬>
アグネスフォルテ(父ハービンジャー)
サトノダイヤモンド(母父オーペン)
プロフェット(父ハービンジャー)
ロードクエスト(母父チーフベアハート)
<ストームバード系保持馬>
プロディガルサン(母父ストームキャット)
<ロベルト系保持馬>
ディーマジェスティ(母父BT)
ブラックスピネル(父タニノギムレット)
プロフェット(母父タニノギムレット)
マイネルハニー(母父ナリタブライアン)
■ディーマジェスティは2冠達成できるのか?■
2冠が懸かるディーマジェスティだが、あるオカルトによると、その可能性は非常に高いことが分った。
★4.17伝説★
4月17日に中山で行なわれた皐月賞を勝った馬は3冠馬になる!?
60年コダマ…ダービー1着→菊花賞5着
66年ニホンピロエース…ダービー20着→菊花賞17着
77年ハードバージ…ダービー2着→引退
83年ミスターシービー…ダービー1着→菊花賞1着
94年ナリタブライアン…ダービー1着→菊花賞1着
05年ディープインパクト…ダービー1着→菊花賞1着
4月17日の中山開催は創設以来6回行なわれた。6頭の皐月賞馬のうち、ダービーとの2冠を制したのが4頭、3冠馬が3頭誕生している。
なお、東京開催だった88年の皐月賞馬ヤエノムテキは、ダービーでは4着だった。
★8枠18番伝説★
皐月賞で8枠18番で勝った馬は、ダービーを制す!?
91年トウカイテイオー…ダービー1着(8枠20番)
97年サニーブライアン…ダービー1着(8枠18番)
該当馬は2頭だが、2頭ともダービーでは8枠に入り2冠を達成。ディーマジェスティも8枠に入れば…
信じるか信じないかは貴方次第…