かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

CRタイマーの時間を稼ぐ回路の実験

2020年12月11日 | 製作

この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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以前に、オペアンプで構成するCRタイマーについて、繰り返し動かしても同じ時間を保てるようにできないかと検討したことがありました(^o^)b
CRタイマーの繰り返し動作時間の精度を上げる簡易回路の実験

これは、電源を入れると一定時間だけ1番がHighになるという回路です。
電源を入れたときに、最初にサイリスタを使ってコンデンサに一定量だけ充電させるという仕組みを考えたわけですが、サイリスタを経由するので充電量は少なくなり、タイマー時間は減ってしまいました(._.)
実験では、100μFと1MΩの組み合わせで3分40秒程度だったのです。

う~ん、もうちょっと長くできないかなぁ(-"_-)ゞ

タイマー時間を稼ぐには時定数を大きくすればよいわけですが、市販されている半固定抵抗は最大で2MΩくらいまでのようで、コンデンサは、容量が大きいほどサイズもグッと大きくなってしまい不都合な場合もあるのです(・_・) (・_・ )ウンウン

そこで、こんな風にしてみました。

オペアンプの書籍にあった回路を参考に組んでみたのですが、これにより、コンデンサの容量を見かけ上増やしたように扱うことができるというのです。
図の回路では100μFで10000μF相当という計算です。
フルスイングのオペアンプじゃないと計算が合わないようなので、LMC6482にしています。

リレーの動作時間を実測してみました。


自分でシミュレーションしてみたのとほぼ合っていたのでビックリ(*゚▽゚)ノ ヾ(^_^;)ナンデ?
LM358では、さらに時間が延びて計算値とは合わなくなりましたが、タイマーとしてはかえって好都合かもです。

いや~タイマー時間を大変簡単な回路で、しかも大幅に延ばすことができました(*'ー')ノ
コンデンサ容量や抵抗値も比較的よく使うレベルのもので間に合うようになり、さらに、2回路入りオペアンプの場合は余っていたオペアンプが有効利用できるので好都合です。

これは使えるかも~いいもんみっけ(・∀・) (^_^ )


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