かりおかの実験室

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リードスイッチを使った簡易な電磁振り子を作ってみました。

2021年10月13日 | 製作

以前、リラックマ時計の振り子を復活させた際に電磁振り子に関する実験をいくつかやりましたが、リードスイッチを使った振り子が大変簡単でしたので、どの程度のものができるだろうかと改めて製作をしてみました(`_´)/


早速動きを見てやってください。


ゆったりと動く振り子を作ることができました(^o^)b
電源を入れると(手で動かさなくても)自分で動き始めました。
制御するための電子回路等も不要で、電圧が変わっても動くというのは大変お手軽です。
ちなみに1.5V~6Vまで変化させてみましたが(振幅は変わりますが)同様に動きました。動画は3Vのときのものです。

振り子やフレームは、アクリル板を使いました。

磁石は、100均のネオジウム磁石です。
コイルは、100均のオモチャからゲットしたものを利用しました。

リードスイッチは、 aitendoで購入したものです([Y213]5個100円)

以前の実験の時とは異なり、コイルと反発させる磁石とリードスイッチをONさせる磁石は、振り子の重りも兼ねている下端の1か所だけです。
(振り子の上端に付けている小さな磁石は、バランスをとるための重りです。)
これによって大変シンプルな形状にできました。

振り子の支点ですが、摩擦が少なく、簡単に、そして安価に製作するにはどうしたものかと考えた結果、やじろべぇ方式にしました。

アクリル板に0.8mmφのリン青銅線を挿し、それを3mmφの六角シャフトに乗せています。
リン青銅線は先端を少し尖らせ、六角シャフトには小さな窪みを付けました。

重要なのは、リードスイッチと磁石との距離の調整でした。
磁石がコイルの真上に来た時にだけ、リードスイッチを一瞬ONさせる必要があります。
使用したリードスイッチは、磁石との間隔を30mmくらいにしても動作しました。
個体差も考慮し、現物で合わせる必要がありそうです。

また、振り子はできるだけ軽くした方がよさそうでした。
実はこの振り子は2つ目で、最初に製作したものは全体的に重すぎて慣性力が大きかったためか、力の伝わり方が鈍くなってしまいました(-∀-;)

う~ん、今回の製作でいろいろ分かったゾ~勉強になったねぇぇぇ!ヽ( ´ー`)ノ  ←もう中風

もう少しカラフルにしたり、デザインを工夫したら良いインテリアにもなりそうです。
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この記事には続きがあります。かりおか ここに記すφ(._.)カキカキ

リードスイッチを使った電磁振り子用の電源回路の実験


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