かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

人感ラジオの製作 -ラジオへの電源供給回路の再検討-

2024年04月19日 | 製作

人を感知して電源が入るラジオ”人感ラジオ”について、「改良その3」ではラジオへの電源供給部分の見直しをしました(・_・) (・_・ )ウンウン

人感ラジオの製作 -改良その3-

実はその後ももっと簡単にならないものかとモヤモヤしていたのですが、今回はこんな簡易な回路を考え実験しました。

・電源が入るとコンデンサに流れる電流でA1015がONしてラジオに電源が供給される。
・ラジオが電波を受信できない(同調LEDが点灯しない)場合はラジオはすぐにOFFとなる。
・ラジオが電波を受信した(同調LEDが点灯した)場合はC1815がONとなるのでラジオへの電源供給が継続される。

これにより、電波を受信できなかった場合に鳴ってしまう「ザー」という耳障りな音は一瞬で停止させることができるというわけです(^o^)b 

うまくいきましたっ(o^ー')v

実験の様子。

以前のトランジスタ1石の回路では、同調LEDが一瞬でも暗くなるか消灯するとOFFになってしまい、また、光センサの感度調節がコンデンサの充電時間にも影響してしまうなどイマイチなものでした。

今回の回路では電波の受信状態が不安定になってもすぐにはOFFしません。
・2石にしたことで光を感知する感度も大幅に上がり、同調LEDが多少暗くなっても十分に電源を供給できるようになりました。
・C1815がONするとコンデンサがある程度放電する形になるので、C1815がOFFしてもA1015はすぐにOFFにはならないところがポイントです(`o´)/
従って一瞬の消灯であれば電源の供給が継続しラジオがOFFしないというわけです。
この動作はコンデンサの容量を大きくすればより効果的ですが、電波を受信できなかったときの「ザー」音が長くなってしまうことになるのでトレードオフといったところですけどね。

いや~簡易ながら なかなかいい感じじゃないですか(・▽・)b ←自己満足

「改良その3」ではオペアンプまで使った回路を検討してその後すぐに製作までしてしまいましたが、今回の簡易な回路でも十分良さそうです。
なんで最初から思いつかなかったのでしょうねぇ。
もっとよく検討してから製作すれば良かったかなぁ(;´д`)ノ  ヾ(^_^;)ありがちありがち


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