この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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なんだか説明っぽい題名になってしまった・・・(-∀-)
ここのところ、オペアンプを(コンパレータとして)使ってタイマー的な回路を利用することが多くなってきました。
これは、電源を入れるとしばらくの間、LEDが点灯する回路です。
しかし、もう一度電源を入れなおすときは、コンデンサをしっかり放電させなければ、点灯しないか、点灯時間が短くなってしまいます。
そこで以前、電源を切ったときに、コンデンサを素早く放電させる方法を検討しましたが、それでもコンデンサに若干の電気が残るため、すぐに電源を入れ直したときは、体感できるほどタイマー時間が短くなってしまいました(。-`ω-)ンー
時間の誤差が問題にならなければOKですが、都合の悪い場合もあるのです(・。・) (・_・ )ソウソウ
タイマーと言えばさぁ、タイマーIC555を使えば比較的正確なものができるけど、毎度毎度タイマーICを組み込んでいては大変だよね~。
オペアンプの簡易なタイマー回路でも、繰り返し一定のタイマー時間を得られるようにできないものかね。ワトソン君。
う~ん、ポク、ポク、ポク、ポク、・・・チーン♪そうだ!
電源を入れたときに、強制的に一定の状態に初期化してからスタートできたらいいんじゃないの?ホームズ。
おお、なるほどねーリセットするわけね。だけど、簡単じゃなくちゃ意味ないよ~。
というわけで、こんな回路を考えました。
電源を入れると、一瞬サイリスタがトリガされ、コンデンサを充電します。
サイリスタの保持電流を維持できなくなると、充電は自動的にストップし、逆流はしません。
と、たぶんこんな動きになるのだろうと思いますが、電源を入れる度に、最初にコンデンサに一定量だけ充電がされるというわけです。
実験の様子です。
いくつかの計測結果です。
電源を素早く繰り返し入れ直しても、ほぼ一定時間動作するタイマーにできました。
動画撮影では、スイッチを入れ直す操作にちょっと時間がかかっちゃってますけどねぇ('-'*)ゞ
この回路で少し思うところを備忘録がてら書いておきましょう。
・電源5Vのとき、コンデンサの充電直後の電圧は3.6Vであった。
・時間調整用の半固定抵抗をあまり小さくすると、サイリスタの保持電流を維持してしまうので、サイリスタがOFFしなくなってしまうだろう。
・オペアンプ2番の基準電圧は十分低く設定しておかないと、タイマー時間が短くなってしまうのに加え、2回目以降にサイリスタをONできなくなる可能性がある。
サイリスタとコンデンサを直結して充電させるなんていう回路が見つけられなかったのですが、もしかして、また邪道な回路とやらを構成してしまったのかしらん?
しかし、部品数もわずかで待機電力も不要ですし、こんな簡単なことでタイマー回路の精度を上げられたのは大発見(・∀・)!?なんてね。これからどんどん使ってみようと思うのでした(*'ー')ノ
かりおか工作員は、新たなテクニックを手に入れた。1000ポイント。
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この記事には後日談があります。2020年12月12日 かりおかここに記すφ(._. )カキカキ
CRタイマーの時間を稼ぐ回路の実験
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