ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

新型コロナウィルスと教会への御心

2020年05月25日 | 教会のこと

◯緊急事態宣言にもとづく自粛は47日から始まった。それを受けて私たちの教会も水曜礼拝を家庭集会に切り替え、主日礼拝はオンライン礼拝に切り替えた。奇しくもその最初の主日は復活祭(イースター)の日だった。それで、せっかくの安全できれいな色で彩られた卵は、礼拝後宅配されて届けられることになった。(下はオンラインのイースター礼拝で)



◯今日は5月25日の月曜日。緊急事態宣言が本日解除された。それで衛生面に十分な配慮をしながらだが、皆がこれまで通りに礼拝に集えるのは531日になり、なんとその日は聖霊降臨祭(ペンテコステ)である。この日はユダヤ暦から言えば(収穫祭・シャブオット)であり、七週の祭とも言われている。(解除を宣言する安倍総理)



◯七週の祭りとは、イエス・キリストが十字架に架けられた翌々日の日曜日、つまり復活される前日から数えて49日になる日である。つまりちょうどこの七週の期間、私たちの教会ではオンライン礼拝で過ごしたことになる。これはたまたまの偶然だろうか。



◯考えてみれば不思議なことばかりである。私たちの船橋キリスト教会は29日に新会堂の鍵を与えられ、その週に引越しを済ませ、221日には前のオフィスを明け渡した。先のオフィスは狭く、礼拝は勤労市民センターでいつも行なっていた。ところが3月から、いつものこの勤労市民センターが自粛で閉鎖されたのである。つまり、新会堂に移転せず、以前のままの礼拝を行なっていたら、私たちは礼拝する場所を失っていたことになる。


しかしその直前に新しく会堂が与えられていたので、集会こそできなかったが、オンライン礼拝を会堂から流し続けることができたのだった。これも偶然だろうか。



実は偶然は、私たちの信仰にはあり得ない。全てが神の支配下にあり、神の許しなしに起こることは、何一つない。神は私たちの髪の毛の数すらご存じ(マタイ1030)であり、全知(ヨハネ148など)ですから。その視点でこれらを見た時、まだ分かっていない何らかの計画が神にあり、私はそれをお伺いしなければならないと強く示されました。

できればペンテコステの日が良いのですが、祈って参ります。


※余話

イースターの日、遅く自宅に帰った私たちは残った二つの卵を、すぐ隣のカトリックの家庭に届けることを思いついた。非常識な時間だと思いながらチャイムを鳴らして手渡した。

翌日、そのご主人と会った時、自粛で自分たちの教会はミサも(多分そのオンラインも)何もなく、今年のイースターは何もないままで、これで終わりなのかとガッカリしていた。そんな時だったので本当に嬉しかった、とお礼を言われた。私も嬉しかった。喜びは分かち合うと倍になる。


   ケパ



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